今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

私は騙されない!

2015-05-30 16:36:13 | 生きて行くこと

昨夜のテレビ放送を見ていて、嫌な記憶を思い出していた。
何気なくテレビをつけたら、NHKの「私は騙されない?」だったか、特集番組だった。

今、ニュースの時間帯に毎日放送している、いわいる「おれ、おれ、詐欺」に騙されないためにはどうすればよいか・・・

なにしろ、途中からだった事と、言葉がよく聞き取れない私には、放送の内容を細かく書けないけれど、大変な被害額のようで、なんどか、わがすむ町の警察から「オレオレ詐欺警報」の電話があったりで・・・

わが相方ともよく話題になることだった。

あれは、いつのことだったか、今のように、毎日二ユースには出ていなかったけれど、オレオレ詐欺の事は知っていた私だったが、危なく、引っかかるところで、被害には逢わずに済んだけれど、しばらくの間外に出るのも怖い日々が続いて・・・

我が家は3人暮らし、息子も社会人だ!

ある日、電話のベルが鳴って出ると「俺だけど、何だか、風邪ひいちゃったみたい」といい、電話が突然きれた!

しばらくして、また電話が鳴って、「ごめん、のどが痛くて、声がへんで・・・」

私はすっかり「わが息子」だと思い込み!
<息子の名前を読んでしまった!>

このことがそのあとの3日間、怖くて、しつこい電話に悩まされてしまった。
私が名前を言った時の電話では、お金のことは出なかったし、詐欺団も出せなかったのだろう?

<風邪でのどが痛いならすぐに医者に行ってから、家に帰って来て!>
と強く言って、電話を切って・・・
ふと、考えた!

普段の息子なら、こんな電話をしてこないのに?

しばらくして、また電話が、今度は息子の名前を名乗った。

<体が辛くて、病院へ行きたいけど、行けない、今手持ちの金が・・・>

私、じゃあ~すぐに、家に帰って来てと、言って電話を切った。

この時もまだ、私は「おかしいと思いながらも信じかけてた」

そのあと、2度ほど電話があったようだけど、出なかった!

その夜、元気な息子が帰って来て、あれは「オレオレ詐欺」なのだと思ったが、次の日も、その次の日も似たような電話が来て、そのたびに否定しても、最後には脅迫めいた口調になって来て、怖くなって、電話を切ったが、とても不安になって警察に相談して、しばらくの間、家の周りを巡回してもらう事をお願いして、何とか無事に・・・

あの頃はまだ元気だったから、冷静になれたけど、怖かった!





箱根で、ブルーポピーの華に出逢う

2015-05-28 16:51:53 | 自然を愛でる

時々、おきるめまいに悩まされるが、今のところは異常がないので?様子を見ましょうとこと、これ以上、飲む薬が増える事は避けたいけど、やはり、ひどいめまいの時は薬に頼るしかない・・・

相方の手を頼りに、苦しいのを我慢して2時間ちかくの散歩を5日頑張って、何とか体調も落ち着いてきたように思い、小さな冒険旅行に出かけた。

私の場合、前もって宿の予約は出来ないので、朝起きて体が大丈夫と思えたら出かける。

新宿に着いて、ホテルに電話をして何とか今夜の泊まれる処が決まって、行先は「箱根湿生花園」に決まった。

以前から行ってみたかった場所で、あの<ブルーポピーの華>が今、見ごろだとか、出来れば、ネパールで出逢いたかった<青いケシの華>だけど、もう私にはネパールへは行けないけど、箱根なら何とか行けるかもと思っていたが・・・

5月25日やっと実現した!

25日、朝7時50分、自宅を出て、久方ぶりに込み合う電車に乗って、新宿に着いて、ホテルの予約取れ、安心して、小田急、ロマンスカーの座席に付き、コーヒーとビールで乾杯しているうちに、あっという間に湯本駅について、バスに乗りかえ、30分、まずは、今夜の宿に近い「ガラスの森美術館」へ、とにかく、綺麗!
私の眼には、キラキラまぶしかったけど、薔薇が綺麗!
建物の中は階段の距離感がわからなくてちょっと怖かったけど、日常とは違う空間にいる事がうれしいし、自然の風が気持ちよかった。

26日、ホテルを出て、バスで湿生花園へ、入るとすぐに「青いケシの華のお出迎えで、私は興奮気味だけど、眼とカメラと華がちぐはぐで、少しイライラしながらも、60枚は写真をとっただろうか、私のカメラはフイルム写真なので、ぶれたり、ぼやけたりで、まともに写せたものが数枚だけだった。

けれど、なんだか、気分の良い、小さな冒険旅行が出来たようだ!

私の別のブログに、数枚だけですが写真を載せてみました、もしよかったら、観てくださるとうれしいです。
 
 <別のブログ、アドレスです>

http://hisa33712.exblog.jp/







今の私

2015-05-23 14:27:03 | 「美しき人」からのおくりもの
<美しき人のこの映画も確か、高麗時代の物語でしたね、観たいけど、劇場に行けるだろうか?、私は、こんな姿の方が好きだけど、7月はハリウッド映画のターミネーターで、T-1000の役だとか、次々と、ハリウッド映画に出演、大好きは変わらないけど、ついていけない私です。>


今、少し、興味が持てた、韓国のドラマ「千秋太后」という、高麗時代の物語だ、日本の平安時代の頃のようだ、私の知る歴史は詳しくないので書けないけれど、日本の平安時代には、今の中国や韓国(朝鮮)との関係が少しだけわかる気がする。

今の両国との政治的な事はとても気になるけれど、私の頭では語れないので・・・
ドラマを単純に楽しむ事にして、あくまでもドラマの世界の事、史実は果たしてどうなのかは考えないことにしてる。

<高麗>という言葉にひかれているのかも、元気で山登りをしていた頃、埼玉県の飯能(西武秩父鉄道?)に高麗という駅があり、懐かしいのだ、なんでも、朝鮮から(高麗時代)に来た人たちが住んだ場所から地名の由来があるのだとか。

高麗の駅から、歩いて30分くらいの場所に、岩登りの練習場「日和田山」があり、よく岩トレに通った、思い出の地だ!

日本の歴史ドラマは、戦国時代や江戸時代の物が多いように思う、それ以前の時代をドラマにしたものはあまり見ていないから、なじみがないのかも知れないが、韓国の歴史ドラマで描かれている日本は印象としてはあまり喜べないものが多い、時にはあまりにもひどくて腹が立つものがあるが、自国の歴史をちゃんと勉強していない私が悪いのだと、思ったりしながら、皮肉なことに韓国の歴史ドラマを楽しんでるのが、今の私だ!

耳が悪いので、言葉を聞き取れないから、字幕付きじゃないと、見たいドラマや映画などを楽しめない今は、韓国や海外のドラマを観ているが、アメリカのドラマは銃の乱射ばかりが目立つし、人の殺し合いばかりをみせられると、やはり、嫌気がする。

残り少ない人生だから、戦争など無い穏やかな世を生きていたいものだ!

歴史ドラマを観ていると、千年が過ぎた今の世でも、争い、奪い合い、殺し合いは変わらないどころかむしろ、科学の発達によって、一つのボタンを押すだけで、人類が消えてしまうのかも・・・
そんな日が来ない事を祈らずにはいられない、人はいつかは死ぬ、けれど、理不尽な死だけは少しでも無くしたいと思いながら、祈りながら・・・








青空の中の散歩

2015-05-21 13:15:03 | ひとりごと

朝起きて、久しぶりに、体重測定する
うわ~、太っちゃった、まずい、まずい、
一週間後は受診日だ、
あの金切り声で<何を食べましたか>と怒られちゃう
怒る先生が悪いのではない
全てが私の自己管理能力がダメだったから

歩くのが辛くて、短いさんぽで済ませていたこの頃
体を動かさない割には食べ過ぎていたのだから太って当然のこと
この状態のときは何もかも忘れて、私の頭の中はからっぽだ

今日は青空、風、強し
帽子をかぶり、サングラス
何処から見ても怪しげだけど、しかたない
まぶしさと風は眼にしみて痛さが増すが私の体は歩け、歩け、今を維持しなければ
痛む足を引きずりながら1時間50分の今日の散歩

まずは一週間、粗食に耐えて、大好きなパンもお預け、
今日のメニューはしらたきの炒め物、わかめときのこ入り
さて、たんぱく質は何を食べようか、
あまり、料理が出来ない私には、悩ましい日々がつづきそう
見上げた空は青空だ、明日も快晴、歩け、歩こう





心が泣いて、笑って・・・

2015-05-18 13:17:53 | 生きて行くこと

体調が、今一つ、はっきりせず、気落ちするばかり
そんな中でひとつの光明とでも言おうか
やはり、やさしさが、心づかいが、私の気持ちを高ぶらせてくれた

井上陽水の「積荷のない船」」
よく私が訪問させていただく<異邦人>さんのブログにリクエスト
心優しき異邦人さんは、すぐさまブログにアップして下さり
私は何度も聴いては泣いたり、笑ったり
頭の中が空っぽになっていた私はなんだか元気をいただいたようだ

もうだいぶ昔になるけれど、沢木耕太郎の自伝的小説のドキミンタリードラマ?だったか、大沢たかおの主演で放送された「深夜特急」の主題歌だった「積荷のない船」

私は本当にあの番組が大好きだった。
特に、今、テロや紛争が起きている国々のある、中東編?がたまらなく郷愁を覚えて泣けてくる。

あの荒涼とした砂漠や大地の映像を観ているとパキスタンを山旅した、懐かしい思い出がよみがえると共に、悲しい思い出の地でもある。

パキスタンのフンザ地方にある山、ウルタル峰で山の師でもある、長谷川恒男氏が雪崩にあい、命を落とした場所。

今の山ガールや山男にはわからない人も多いかも日本の登山史にも名を残した、素晴らしい登山家だった、私がお付き合いできたのは5年ほどの短い期間だったけれど、私には価値観やものの考え方をすべてにおいて変えてしまったほどの方でした。

あれほどの方がなぜ、雪崩にあって、亡くなってしまったのか、今でも不思議です。

長谷川さんがなくなって3年後くらいの時期にウルタルのベースキャンプにお墓があるのでお墓参りにパキスタンへ行きました。

お墓のあるウルタルのベースキャンプに一泊、テント泊まりをしましたが、一晩中、雪崩の音がドーム状になっているベースキャンプの大地は、周りの山々が引き起こす雪崩の音はまるで爆音です、まるで今にも、私がいるテントを吹き飛ばすのではないかと思うほどの大音響で、一睡もできずに朝を迎えました、そんな、テントの中でイヤホーンから流れた、井上陽水、さだまさし、尾崎豊などの音楽は、雪崩の爆音の不安感を和らげてくれた。

眠れぬ夜に耐えて、夜明け前の薄明りの中をひとりでテントを抜け出し、見上げた大きな岩まで歩いて、自分が泊まったテントが小さく見えた場所から周りの山々を見渡した時、思わず息をのみ、体が硬直し、緊張しました、眼の前の岩峰が長谷川さんの岩を登る姿にあまりにもよく似ているので・・・

しばらくして、朝陽が、周りの山々が起こしてる雪崩の雪煙は虹を描き、それはまるで天上の世界を観たように、あまりにも美しくて・・・

あの日から20数年が過ぎていきました。

耳を悪くして音楽も以前のようには聞こえないけど、あの頃の記憶の音が私を感動させ、泣かせて、笑わせてくれた、そんな思いが元気をくれた気がして・・・

耳と眼、脳との関係?

2015-05-11 16:05:03 | ひとりごと

このところ、私の体はよく揺れているというか、めまい、吐き気、耳鳴りに頭痛、といろいろ不快感の毎日だ。

さくねんの10月のある日、とうとう、我慢が出来ずに早朝、病院の急患窓口の扉をたたくことになって、受診。

受付のおねいさんに、怒られた「電話してから来てください!」
その時の私は、ただただ、苦しくて、辛くて、電話のでの字も思いつかなかったし、今、思い出しても、「今にも倒れそうに苦しんでいる人間に、なにも、怒らなくてもいいじゃない」と思うのは患者の身がってなのだろうか・・・

受付のおねいさんにしてみれば、毎日の事、仕事なのだから、当たり前に言ってることなのだろう・・・

前置きが長くなったが、原因ははっきりしなかったけど、脳梗塞の後遺症で耳と脳に近い部分がダメになっているのだとか、手術をするには危険すぎると説明があったが、どうも今一つ納得出来ないけど、「命」の言葉にはやはり、納得しなければ・・・

その時に、めまい、吐き気など抑えるこすりをいただいて飲み、最近まで何とか収まっていたが、また、出て来た、めまい、吐き気、薬を飲むと収まるけど、胃があれる、前の時とは違って、ひどくなる前に薬を飲むので、どうやら、急患にはならずにすんでいるけど、病院の予約日まであと2週間、予約ないで受診しようか、迷う日々だ。

そんなわけで、私の耳は左の耳はほとんど、聞こえていないが、自分が話す声だけは頭の中で反響して不快だ、右の耳は健康な人の3割ぐらいの張力だそうだ。

元々、乱視や視力が悪かった眼は、右の眼が脳梗塞で?網膜剥離に、ほとんど視力は無いが、ある程度、左眼が見えているのでテレビは観れる、だから、パソコンを55インチの大きい画面につなげて、ネットの世界で世の中とつながっていると思えれば、なんだか元気が出てくる。

こんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。






汝は何者なりや・・・

2015-05-09 15:21:15 | Weblog

<2000年夏、ヨーロッパ、マッターホルンに、だが、悪天候と体調不良で、ピークは踏めなかった、思えば、私の海外の登山はマッターホルンで始まりマッターホルンで終わった、3度のトライするも、マッターホルンの山神は私を望んではいなかったようだ!>



ふと、気が付けば自分が何者
誰かに誇れるほどの事もない
しいて言えばと考えても浮かんでこない答え

あとひと月もすれば71歳になる私
世間で言う老婆なり、白髪のりっぱな?老女だ

けれど心はどうなの?
二十歳の頃とは言えないがまだまだ若いつもり

誰にも世話になれないと言いつつも
気が付けば傍にいる相方の手に頼るさんぽ道
昔がえりの思い出ばかりがよみがえる

誰も聞きたくないと思いながらも言葉に詰まる
時として、その思い出さへも曖昧になる記憶

私は何者だったのか?人並みに恋をして?今がある
過去と未来のはざまで、ほんの一瞬が私が生きた時間
そう、思うことでロマンを感じた自己満足

めまいする体にも慣れて、問うてみる
汝は何者なりや、答えなど無い凡人なり
最近の私、我とわが身に開き直りして生きるしかなく