君が亡ってから早、２０年がすぎてしまったんだね・・・
彼に出会ったのはいつのことだったろうか？
あの頃の私は外の世界とはいっさいのつながりがひどく面倒で人間関係に疲れ果てて何処かへ逃げたくて、孤独になりたくて、それでいて何も出来ない自分にいらだちと矛盾に苦しかった。
シェリー君だけをみつめてる・・・
ただひたすら彷徨い歩く事に疲れた私、見知らむ街にたどり着いて、ふらつきながら、汚れた街の崩れかけた塀にもたれてみる星空がいやに眩しく輝く、そうだ、そうなのだ、網何時の事だろう、記憶さへ定かではなく、虚しさの時間が私を縛り付けていたんだ。
だけど私のなかの誰かがその孤独をさがし求めて、むしろ楽しんでいたのかも知れない、孤独とは寂しくて辛いように思えるけど、それは違う、私のように他人ばかり気をつかいすぎて気疲れ果てたものには孤独ほどやすらぎを覚えると気づく人間がひとりすみつくのだ！
ひとは私を我儘だとかげぐちを言う、人間は誰だって自由を求めながらも日々の暮らしで折り合いをつけて誰かに合わせてる、それがどんなに自分をだめにして傷つく事であっても日常のきまり事は誰もが正しいと言う・・・
意味もなく、逆らいたくなる私は誰なのか？逃げ場のない心の重さが攻めてくる・・・
人間なんて、いや私なんて、誰も求めやしない・・・
いや違うだろう、たくさんの誰かが私を見つめてる、そう思うことで今日も生きてきたから、明日も生きられるはず、私のうたう言葉が誰かに届き、激しく刺激するリズムは誰かの生きるエネルギーになってるから、私は求められてる、見つめられてる。
見上げる星空にはそれぞれの人々が思い描く世界があり、息づく不安と安心がこうさして通りすぎて行く・・・
私がまだ元気で登山や岩登りをやっていた頃、とても心ひかれた＜尾崎 豊＞ネパールなどの登山でのテントの中で聴いていた、何度も、何度も、とても懐かしくて・・・
今日の私は、病室のベットの中で聞きながら、うつろに、切なく、浅い眠りのなかで彼のうたうあまく、優しく、ささやくような「I Love you」心が疼きます・・・
生きいそぎすぎた英雄
あまりにもあふれるほどの才能と魂
心も体も少年と大人の間で
彷徨いながら生きる意味を
早熟な心がねじれるような思いが
人の弱さの中でもがき苦しむ
君の中で悪魔が囁きつづける
どうすることも出来ない悲しみと恐怖
おさえることも出来ない
支配されてしまう孤独
★ ★ ★
尾崎豊と韓国の歌手、キム・グァンソクに、とても、共通した思いが私にはある、二人の映像を見ても、雰囲気がとてもにている。
最近、立て続けに、二人に繋がる事を思い出した、最近、よく聴いている事もあり、私のなかにある、思いを書かせて頂きたくなった。
憧れのビョンホンさんが、唄う「タジュルコヤ」「二等兵の手紙」など私自身では中々捜し出せない物を頂いた、とても,感謝して，聴かせて頂いている。
尾崎豊の「ILove you」は韓国のシンガーの多くの方が唄っているが、我らがビョンホンさんも何処かで唄っていると聞いた事があるけれど、残念ながら私はまだ聴けてはいない。尾崎の曲は全部好きだが、中でも「シェリー」は尾崎の全てが描かれているように感じて、とても好きです。
キム・グァンソクは、ビョンホンさんの映画「JSA」の中で流れる「二等兵の手紙」を唄っている方です。
＜役名をわすれてしまったけれど、JSAの映画の中で北の軍人の役のガンホさんのセリフで「キム・グァンソク」はなぜ死んでしまったんだ！と言ってるのをわすれられない、場面です＞
ほかに、「街角にて」など、いい曲があるのですが、韓国に行ったときに捜して来るつもりでいたが、その時間もなくて本当に残念で、日本で買えるのだろうか。
１９６０年代、７０年代に、フォークに心奪われていた私には、キム・グァンソクに何の違和感もなく惹かれてしまった。
二人の生きた時代は、少し時間の差はあるけれど、私の感じている思いや生きる事に悩み苦しみが、分かるような気がするけれど、あくまでも、私の思いであって、真実は分からない・・・
だが、もう、ふたりの英雄は、今はこの世にいないことだけが確かな事です。
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☆☆☆
私の想いを織り交ぜて小説風にかいてみました。
今日、ある方の旅行記を詠よませていただき、以前に書いておいたものですが載せたくなりました。
今、公開中の「REDリターンズ」もヒットしてるよです、良かった！！！
私はまだ観れてないけど、ビョンホンさんの海外で活躍するきっかけになった映画「JSA」私には時々観たくなる、良い映画だと思う・・・
手直しが出来ないので、今の時代とずれがあるかも知れません、ごめんなさい・・・
