荒涼とした世界で音が消える瞬間大宇宙を感じた
もう幾たびの歳月がすぎていったのだろうか
ふと思い出す風景がよぎるなんのつながりもないこの時間
ただひとり息づく苦しさの中で鼓動だけが静寂をやぶる音になる
この心だけが不安と恐れろ闇は魔物を連れてきて混乱する
折れそうな私の精神は誰に祈ればよいのか
もはや神さえも私をうらぎるのでしょうか
心の中で打ち消す言葉さえも消えていく無力なる肉体と心
いくつもの幻が通り過ぎて行く私を置き去りにして
ながい静寂を逃れて闇を切り裂くひとすじの光に大いなる命を感じて
白い世界へ歩みを運ぶ無気力な私と思いだけが力の私がせめぎあいする・・・
眠れない夜はなぜか昔帰りする心は混乱の中で今をみる現実が悲しい
もう充分に幸せなのだから今を生きて行く私の心になろ