今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

雪だけど、真っ赤な太陽

2020-08-06 14:15:55 | あの日、あのとき

ブログにのめりこんでるこの頃、やはり眼がだいぶいかれたので、本日はパキスタンつながりで以前にのせたものですが、又、しつこく載せさせてください、

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なにげなく、テレビのスイッチを入れた<ニュース速報の文字>
北朝鮮が水爆の実験をやったと報じて、その後はその関連の事が続いて、新年になって、6日が過ぎようとしてるけど、世界情勢は益々嫌な方向へ進んで行きそう・・・
自由人を気取ってはみても、少しも心穏やかにとは暮らせそうもない!
なんの権力も力も知恵も無いひとりの老女が思い悩んでも仕方がないと思いながらも、この国、この世界(地球)はどうなってしまうのだろう・・・

この地球が誕生して、人間が誕生して、今、生きている人間なんて地球の歴史の中では、針の穴よりも小さい、小さい点でしかない事を考えれば、今、生きられる事の大切さ、幸せであることがわかるはずなのに・・・

下の詩は以前に書いたものです。
長い時が過ぎても、あの、パキスタンを山旅した時に経験した記憶があまりにも鮮明に、今、よみがえります。
また、載せさせていただきます。


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この日本国に住み
今日、何事もなく過ぎていく
今、窓の外は雪交じりの雨
やがて雪に変わるだろう
寒い、さむい、冬の一日
私は何をすればいい

なんの目的もなく
テレビのスイッチを入れた
誰かが話しかけた
イスラムについて
私の知るイスラムは
パキスタンの君たちだ

遠い日に別れたあの日
何を望んだのだろうか
はにかんだぎこちない笑み
手わされた小石は
ラピスラズリ
幸せを呼ぶお守りだと言った

夜も明けきれぬ早朝から
走るカラコルムハイウエー
人を飛ばし、獣を飛ばし
十数時間の暑くて寒い車の中
ほこりとスパイスの香りを身に
イスラマバードを目指す

荒涼とした大地を抜けて
気が付けば緑の畑が光る
時は太陽が山陰に消えるころ
太陽の炎が燃える
あまりにも大きくて
真っ赤に燃える太陽

ふと、誰かが言った
<パキスタンて、核、持ってるよね>
偶然なのか私も同じことを思ってた
あまりにも真っ赤で
燃える太陽は怖さまで
私を緊張させて
旅の終わりに聞く
コーランの祈り優しく



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1 コメント

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Unknown (くーちゃん)
2015-02-19 13:27:29
お久しぶりです。
ご訪問ありがとうございます。

幸せを願い、平和を願う…
大事なことですよね。

お体大変でしょうが一緒に頑張っていきましょうね。