今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

ビョンホンさんと、第五共和国と、アイリスと・・・

2009-05-13 12:07:33 | Weblog
昨夜の「知る楽、歴史眠らず、韓流シネマ」、そして、今、私は韓国ドラマ「第五共和国」を観ている。

知る楽の方は、韓国の映画の歴史や国の置かれていた状況で、映画がいかにして、今、現在に至ったかを、とても分かりやすく、興味を持ってみている。

第五共和国は、日本では、特に戦後を生れて生きてきた人間には、このドラマで描かれている事を理解できる人は中々いないのかもしれない、すくなくとも、私などは、64年生きてきて、政治的な出来事で、印象強く記憶に残っている事はあまり無い、けれど、たぶん、韓国という国をかすかな記憶として刻んだ事は、東京のホテルから突然消えて、いきなりソウルの自宅前で、痛々しい姿で現われた「金大中氏の映像!」その時はじめて『拉致』と言う言葉があることを知った!!!

その不思議な出来事が、どう言う事なのかが、今、やっと、なんとなく分かったような気がする。

私は、政治的な事をあれこれと、書くほどの知識がないので書く事は出来ないが、韓国の歴史の中で複雑に絡み合う『権力』のすざましい現実をこの「第五共和国」で、日本とはちがう、国のおかれている状況を考えさせられている。

それとも、日本では、表立って見えていないだけなのだろうか・・・

ただ、普通の何の権力も無く、小さな幸せを願っている人間が、ある日突然理由も分からずに、戦車にひかれて、又、軍人に銃で撃たれて死ぬ、そして、銃を撃ったその軍人もなぜ、人々を打ち殺す事の意味も分からないまま、上官の命令に従う事の惨さを味わう事が無い平和をやはり、感謝しなくてはと、思った。

昨日は、ドラマ「アイリス」の制作発表会見があったようだけれど、私は、あまり観られずにいる、いろんな情報を追い求める事が中々出来ない、疲れやすいし、眼が見えにくい事もあり、放送されるまで、出来るだけ、我慢しようと、思いながらもつい、PC画面をのぞく事になってしまう。

ビョンホンさんがどんな素晴らしい諜報員の姿を見せてくれるのだろうか、とにかく、特別に楽しみだ!!!

韓国がいろんな事情を抱えている問題については、私は何も書けないけれど、軍事政権、全斗煥大統領の誕生した1980年の時、ビョンホンさんは10歳だった、子供ながらにどんな風に感じて、どんな価値観をもって、成長して行ったのだろうか・・・

今のビョンホンさんから受ける、素晴らしい価値感や人間性を思うとき、国の難しい事情の中、ご両親の正しい、そして素晴らしい、教育をなされた事を感じて、ファンとして、なんだか誇らしく思える・・・

私たちファンは、そんな素敵な方に巡り会えて、感謝し、日本そして韓国が、良き隣人でいつまでも、平和でいられますように・・・