NHK大河ドラマ「べらぼう~」が放送中ですが、先日放送された第十六話「さらば源内見立ては蓬莱」では安田顕さん演じる平賀源内の壮絶なる最後が描かれました。この源内の破天荒な生涯がとても興味を惹かれ多彩な才能の持ち主であり当時の最高のエンターテイメントでした。安永4年(1775年)には「音羽屋多吉の清水餅」の宣伝をする広告文の制作も手掛けていますが、そのユーモアとコトバ遊びに満ちた内容がとても印象的です。
目出度きことにもちいの鏡もち、金もち、屋敷もち、道具に長もち赤く赤く魚に石もち廓に座もち、たいこもち、家持(やかもち)は歌に名高く、惟茂(これもち)武勇かくれなし。 と次々と”もち”を掛けた語呂合わせが連ねられています。その語調はまるで現代のラップを思わせるほどのリズミカルでしゃれっけあふれる内容ですね。あの源内さん・・・素晴らしい
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