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茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

名歌で知る日本人の美意識。桜花への憧れは・・・古代から続いています。

2025年04月03日 | Weblog
東京都心部で桜満開 名所から穴場までお花見ウィークエンド【スーパーJチャンネル】(2025年3月30日)
日本人の心をとらえる桜の花は古代万葉集にもみられ、旅人は桜の花を眺め帰路に、また庶民は農耕をしながら季節の花を見て豊作を祈願しました。
◎=朝夕に花待つほどは思い寝の夢の中にぞ咲きはじめける。 崇徳院
   朝に夕に花の咲くのをひたすら待っている頃はなんと花を思いつつ寝た夜  
    の夢の中で花は咲き始めたことよ。
◎=山里の春の夕暮れ来てみれば入相の鐘に花ぞ散りけり。 能因法師
    山里ののどかな春であるその夕暮れにどきに来てみると折節山寺の入
    相の鐘がつかれる時分、その鐘の響きにつれて桜の花がハラハラと散
    っている。
この二つの歌を私はとても日本人の桜の花に対する感性が表現されています。

コメント
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