茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

最近、特に気になる出来事?は戦前の教育を想い起こしますね。

2017年03月06日 | Weblog

このところ毎日報道されてる気になる出来事があります。 関西にある、ある私立の幼稚園で朝礼で「教育勅語」が斉唱されているという事です。私のような戦前の教育を受けてきた者には驚きです。
実際にあの年齢の子供が本当によく内容を理解して文章の難しい「教育勅語」を読んでいるのでしょうか? でも毎日繰り返し斉唱していると不思議と頭に入ってくるものです。暗唱とは凄いことです。自分の体験から、戦前これと同じことを日本では天皇が国の主権者で「生きてある神」としてる時代に教育の一つに「教育勅語」が幼稚園から朝礼で斉唱していました。お蔭さまで今でもこの難しい言葉の「教育勅語」は中途まですらすらと言葉で云えますね。暗記させる、それを毎日続行させる、この方法は凄いことで、洗脳させられます。実際、経験してきた私には思想教育には全員が一つのテーマを大きな声で斉唱させることが効果的であると感じますね。
今、話題のある独裁国家の思想教育も同じだと思いますね。・・・恐ろしい事です。
それに、この「教育勅語」は儒教の教え五条=仁・義・礼・智・信 を基本理念としての、日本でも古来から浸透していた教えですが五常の徳性を拡充することにより、父子・君臣・夫婦・長幼・朋友 の五倫の道をまっとうすることを説いています。
大変難しいことですが、幼稚園の子供では理解できないでしょうね。
この幼稚園の理事長さんは、「教育勅語」の思想が儒教の教えである。儒教とは中国、韓国より伝わってきてる・・・
その中国を支那人とか韓国を悪者扱いしてるようですが、理事長さん少し可笑しいのではありませんか? 儒教の本家を悪く言うのはどうかと思いますね。
コメント
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