茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「茶室にみる・もてなしの心=花と季節感」

2017年03月15日 | Weblog
皆さんにとって「茶の湯の世界の魅力」とはなんでしょうか。 無駄のない流れるような所作ともてなしの心、大切にしてきた道具、美味しいお茶、お菓子、亭主と客の心の触れ合いなど、さまざまに思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。 茶の湯の世界では、季節の移り変わりを直接的に表現してるものは何か? 
それは、茶席の床に活けられた花ですね。 この花のことを茶花といいます。
利休は「花は野にあるように」と言いました。まさにその季節に咲いている花を使い、生きているそのままの自然な美しさを生かして、さりげなく活けるのが茶花なのです。
また、茶花は、花入れとの調和も大切です。床飾りの主体である掛物の格に応じたものであることが重要でもあります。
それが見事に調和がとれていれば、お客様に「おもてなし」の心が伝わることになります。

今日のお茶のお稽古で、春の季節感を十分に感じて晴れやかな気分で帰ってきました。
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