日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

ミョウバンの結晶つくり

2005-12-14 01:14:03 | 中学理科1分野(化学)

温度によって、溶解度が大きく変化するんだよ~を体感する実験です。
食塩は0℃の水でも60℃の水でもほとんど同じ量しか溶けません。が、ミョウバン(使用したのはカリミョウバン)の場合、
  0℃ → 約10g(水100gあたり)
  60℃ → 約60g(同じく)
と大きく変化するため、結晶つくりにふさわしい物質らしいのです。

<結晶作りで気づいたこと

結晶の種となる小さなミョウバンの結晶はシャーレで作ると作りやすい。

ミョウバンの水溶液を加熱た後、ミョウバンの種をセットする時は、充分に温度が下がってから入れないと溶けてしまう。>>温度が高いと水溶液が飽和状態でない。

濃度等、それほど神経質にならなくてよい実験ですが、↑のような基本的なことでつまずいてしまうので、見当をつけることの大切さを感じました

生徒の自由研究のようだ・・・・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。