日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

お行儀悪いです。空気砲の応用

2007-11-24 14:48:13 | 中学理科1分野(物理)
息子が幼稚園でいただいてきた幼児向け雑誌に載っていた手作りロケット。
本当は手で軽くたたくだけで高く飛び上がるのですが、撮影の都合で足です。お行儀悪くてすみません。

何かに使えないですかね、このネタ。

家にあるもので作ろう(温泉卵の作り方2)

2007-11-21 17:16:51 | 中学理科1分野(物理)

家には鍋やコンロもありますが、この2つをセレクトしました。

1、コーヒーメーカー70~75℃
2、(旧型)調乳ポット50~60℃

この中に直接卵をいれ、20分間放置。

<結果>
images手前がコーヒーメーカー、奥が調乳ポット

ぱっと見は似たような電化製品でも結果はまったく違いました。
10度の差は大きいものです。

ちょっと固めの温泉卵でしたが、
ガーゼで底面に触れないようにしたり、
卵を室温に戻してから温めればもう少しおいしくできそうです。


ちなみに
調乳ポットが『旧型』になったのには訳があります。
長男がミルクを飲んでいた5年前は、
50℃~60℃の湯でミルクを溶かすのが普通でした。(病院で指導されました)
でも、今年からお役所からのお達しが変わり、
70℃以上になったそうです。

変性しないの??すぐ疑問になりましたが、
当然、粉ミルクも改良?されていて大丈夫だそうです。

明治乳業のおねーさんの話だと、
70℃は『殺菌』効果のためだといいます。
でも、5年前と違い、直接授乳する場合は乳頭の殺菌をしないことが多いそうです。
(病院の指導では)


つまり、あまり神経質になるな、ということですかね・・・?


黄身、白身の凝固点 (温泉卵の作り方)

2007-11-21 16:33:45 | 中学理科1分野(物理)

実母の要望に答え、温泉卵を自宅で作ろうと決意しました。 検索するといろいろレシピがあるのですが、まずは

本当に、黄身と白身では固まる温度が違うのか?

を確かめました。

<白身>
images45℃をすぎると、透明の中に白い塊ができはじめる。完全に固まるのは70℃を過ぎてから。

<黄身>
images60℃を過ぎても見た目は大きく変わらないが、70℃を越さなくても固まる。(ザルは温度が上がり過ぎるときに引き上げるため)


卵の黄身も白身も、どう見ても純物質ではないので『~℃で凝固』とはいえませんが、黄身の方がすべてが固まるのが早いようです。タンパク質の変性は成分によって異なるからかな~と何となく検索しましたが、よく分かりませんでした。(深追いしませんでした


生徒・児童への演示は不適切な感じです。白身のほうが見た目の変化が低い温度で始まったので。