日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

嗚呼!!何故ウーパールーパー!!

2006-03-28 18:43:38 | その他

4月から勤務する学校へ行ってまいりました。ほとんどが学校全体か学年、部活動のお話で、教科に関することは

『ウーパールーパーのお世話をしてください


学生時代生物を専攻 = 生き物が得意 ではないですよね・・・。
哺乳類ならまだ大丈夫なのですが・・・。
初任の試練がここから始まるとは思いもしませんでした


ドドンパ・スタートは危険です。

2006-03-27 21:30:02 | 中学理科1分野(物理)
写真は電車や車が、急発進・急停車したら乗っている人はどうなるか?慣性の法則で説明する実験です。

昨日、高速道路で体感しました。

走行中、突然息子が『トイレ!トイレ!』と叫び始め、乗っていた大人6人は大慌て。違反&危険と分かりつつ路側帯に緊急停車しました。そこから大変。合流するのに急発進しなければならず、10人乗りのワンボックスカーの中で、息子は最後部座席に転がっていきました。自分のせいだと子供ながらわかったようで、必死に泣くのをこらえていましたが・・・。

富士急ハイランドなんぞ行かずともドキドキ体験をした週末でした。

引継ぎ・・・?

2006-03-22 15:15:45 | その他
修了式まであと二日、勤務終了も間近となりました。
そこでふと思い出したのですが、1年前の今頃、前任の先生から電話をいただいて、あれこれ教えていただきました。あれは先生のご好意で、新規採用だったから面倒を見ていただけたのでしょうか?それとも他の学校でも行われていたことなんでしょうか?

どなたにお聞きしようかしら?と思いながら帰宅してしまったのでここで質問してしまいました。ご存知の方、どうぞお教えください。

弥生人(の格好をした市の職員)はプロでした。

2006-03-21 07:35:44 | 中学理科1分野(物理)
エネルギーの移り変わりを体感する実験。
火おこし器が生徒3人に1台あるからまず驚きました。

そして、火をつけるのが難しい・・・。

生徒を見ていると、まず軸をまっすぐとって回転できない、さらに、辛抱強く回していられない様子でした。自分でもやってみましたが・・・なかなか難しかったです。

実家の近くに登呂遺跡があって、イベントの時には弥生人(風の市の職員)が火おこしをして古代の料理を作るというコーナーを何度か見ました。当時は、へぇーぐらいしか思いませんでした。数分でぱっと火を得てしまう職員さんって、やっぱりプロなんだなぁと約20年の月日を経て感じてしまいました

復帰

2006-03-16 21:11:06 | その他
今日、採用内定通知が自宅に届きました。4月から教員復帰します。

昨年の今頃は、全ての自信と教員としてのやる気を喪失していました。今でも不安は尽きず、何だか押しつぶされそうな感覚があります。でも、1年間実験助手という仕事を通して感じ、取り戻したことは

理科ってやっぱりおもしろい

この気持ちです。たとえ無力であっても、自分の使命を見失わずに励みたいと思います。

今日は卒業式

2006-03-14 08:14:04 | その他
昨年までの教員としての6年間、何故か中3、高3に配属されたことがありませんでした。なので、いつもインカム?をつけ裏方さん業に従事していました。
今日は最初から参列できるので何だか新鮮です(^O^)

※写真は全く関係ありませんm(__)m選択理科の飴作り

環境にやさしい理科準備室をめざして

2006-03-10 00:32:28 | その他
アクリルの毛糸を編んで作ったタワシを使うと、洗剤を使わなくても汚れが良く落ちると言う話は良く聞きます。(我が家ではお風呂で活躍中)そこで、

アクリル試験管洗浄ブラシを作ってみました!!

ます、編み棒(写真下)をつくり、編んだものを別のひねった針金に巻きつけて第1号完成!!(写真上から2番目)これは、市販の試験管洗浄ブラシと比べると、試験管底側をこする力に優れています!!(当社比?)市販のものは、底は毛の先端部分が接するのですが、下から5mm~2cm辺りに毛が当たらないため洗いにくいのです。

またさらに
第2号
改良点は、先端部分を柔突起のように、ひだひだを増やし、回転に耐えられるように針金部分を細かくひねりました。また、力を加えやすいように、市販のものと同じように輪を作りました。今年度は試験管を汚すような実験はもうないのが残念です

制作時間約10分、全て準備室にあったものを使用したので0円!!洗剤使用量と手荒れが減って一石二鳥!?

ブラボー!!偏光顕微鏡

2006-03-07 16:01:51 | 中学理科2分野(地学)
今朝、前任の実験助手N先生が、数日前に借りていった偏光板セットを返却に来られました。受け取って、はて??これは何者でしょう  

 今まで私は、岩石プレパラートの観察で、偏光拡大鏡でしか使ったことがありませんでした。光学顕微鏡を持ってきてとりあえず設置できそうなところにおいてみると・・・・!!おおすばらしい!!接眼レンズの上に置いたフィルムケースを回転させると、鉱物の見え方に変化がありました!!また、岩石プレパラートの下に置いた偏光板を回転させても同様に変化しました。本物?の偏光顕微鏡は、2枚のレンズの内側に偏光板が入っているそうですね。しくみについて調べてみましたが、鉱物によって、平交ニコルと直交ニコルがどうしたこうした・・・よく分かりませんでした。が、とりあえず、

鉱物によって光の通し方が違い見え方が異なる

事だけわかっていればとりあえず良いでしょうか・・・?
(よく見たら教科書にも出てませんね。