日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

二酸化炭素が炎を消す・・・・?

2007-01-13 22:36:08 | 中学理科1分野(化学)

3学期がはじまりようやく1週間が終わりました。
4日間しかないのに長かった・・・
生徒以上に正月ボケです。

新年最初の授業は『いろいろな気体を発生させてみよう!!』
<MEMU>
A:ジャガイモ × オキシドール
B:ふくらし粉 × 希塩酸
C:チョーク × オキシドール
D:チョーク × 希塩酸
E:入浴剤 × 湯

酸素と二酸化炭素しか発生しないので気体は安心なのですが、溶液にふれて手をかゆがる生徒はチラホラいました
それにしても、Eでも喜んでくれる1年生ってかわいい


次の時間は座学&演示で、さあ、次はアンモニアの噴水だ~!!と気合を入れていたら、
ない・・・?

塩化アンモニウムは充分あることを確認していたのですが、ナント、

水酸化ナトリウムが全くない!!!


そんなことがあってよいのでしょうか・・・・?
なんて言っている場合でもないので、前日にビデオに切り替え、夜な夜なビデオ用ワークシートを作りました・・・。

で、

そのビデオの中で、二酸化炭素だけを集めたビンの中に火のついたろうそくを入れると、炎が消えてしまうシーンがあるのですが、このあたりは誤解せずに伝えるのは難しいなぁと改めて思いました。ビデオはもちろん嘘は言っていません。でも、『二酸化炭素は炎を消す力がある』と思っている子が多いだろうな・・・。そこまでこだわる必要もないのかもしれませんが・・・。

まだ4日しかたっていないのに、演示中にガラス管を割ってしまったり、水酸化ナトリウムだけでなくオキシドールまで切れていたり(自腹)など、ついていません。やはり今年が厄年だからでしょうか?

ということで、明日、西新井大師に厄除けに行きたいと思います


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