クロアチアではフルーツから作るお酒が多い。
これは茶猫お気に入りの洋梨のお酒、クルシュコヴィツァ。
アルコール度は高めだけど、食後にバーで一杯、
なんてときにぴったり。
ちょっと甘くさわやかな香りのリキュール風の味だよ。
サワーチェリーで作るマラスキーノは
ザダールの名産。
今は国中どこでも飲めて
ちょっと甘口で女性向き。
チェリー酒といっても蒸留酒だから色は透明。
クロアチアの人は氷を入れて飲んだりするみたい。
イタリアのグラッパそっくりな味の
ブドウのラキア(ロゾヴァチャ・ロザ)は
クロアチアでは食前酒としてよく飲まれている。
ダルマチアやイストラ半島では、
イタリアと同じようにグラッパとも呼ばれるている。
イタリアではグラッパはどちらかというと食後酒だと思うけど
クロアチアの人はこれを飲んでから食事をすると
食べ物が胃にもたれないと言って、
レストランのウェルカムドリンクでもよく出される。
地元では朝のきつけ薬に一杯、なんてこともあるそうだ。
子供が熱をだしたときに
熱冷ましに飲ませることもあるというのには驚いた。
アルコール度数はたいてい40パーセント以上。
これにハーブを漬け込んだトラヴァリツァは
かなりクセがあるけど、体にはよさそうな薬草酒。
ドブロヴニクでは、アニスを入れたり
フヴァール島では没薬を入れたりと
ハーブの種類はローカル色豊か。
クルミなど、ナッツの入ったものものまである。
クロアチアではこのような蒸留酒はラキアと呼ばれている。
ラキアはバルカン半島を中心に、
ブルガリアやセルビアでもよく飲まれている。
洋梨やチェリーだけでなく、桃、りんご、イチジク、マルメロ、
アプリコットなどのフルーツやハチミツ入りなど
いろんな種類のものが楽しめるよ。
旅の間はもっぱら赤ワインですごしました。
安くて美味しくて旅の収穫でした。
クロアチアワイン大好き!です。
クロアチアもスロヴェニアも小さいけれどとてもステキな国です。旅行から帰ったらまた感想を聞かせて下さいね。
次はクロアチア・スロベニアに行こうかと思って検索していたら、このブログに辿り着きました。いろいろと拝見させて頂きましたが、早速お気に入りです。更新楽しみにしています。