エフェソスの猫との再会

　　

　　トルコのエフェソス遺跡で
　　１年前に写真を撮らせてもらった猫と
　　また再会した。

　　かなり年齢を重ねたボス猫の風貌。
　　2000年前に作られた古代ローマ遺跡をねぐらに
　　悠然とするその貫禄は
　　１年前とまったく変わっていなかった。
　　
　　ところで、この猫の写真、
　　ちょうど１年前の
　　昨年2007年の１月8日のページにも
　　載せてたことが判明しました。
　　「猫友だち」のカテゴリーでも探せるから
　　ヒマな人はチェックしてね。
　
　　あのときはローマ劇場にいたけど、
　　今度見たのは、ちょっと離れた場所だったな。
　　すごく堂々とした猫だったから
　　忘れることはできなかった。

　　またいつか会えたら、
　　茶猫の旅カフェにのせるよ～
　　それまでたくましく、元気でいてね～

　　と、ひと知れずエフェソスに行く楽しみが
　　また増えた茶猫です。
　　
　　

　

ギリシャの眠り猫

　
　アテネのショッピング街の雑踏の中、
　宝飾屋の前の歩道脇で
　ひたすら眠る猫を見つけた。
　
　コックリするたびに、
　体を寄せている店頭の隙間から
　ずりおちそうになる。

　食事をすませ
　１時間くらいしてこの道をまた通ったら
　まだそのままの格好で寝ていた。

　こ、ここ、すごい人通りの歩行者天国なんですけど…。

　茶猫の世界ニャン紀行でも
　横綱級の大物だにゃ。

　でもこういう大物がでるってことは
　ギリシャの街角が
　猫たちにとって、きっと
　住みやすい場所だってことでもあるよね。

　猫に住みやすい町なら
　人間にとっても、
　きっと住みやすいところなんだろうな。　

　それにしても、
　おそるべし、ギリシャの猫。

マケドニアの猫

　　
　　迎春　-2008年-
　　
　　昨年は茶猫の旅カフェへのご来店ありがとうございます。
　　今年もまたごひいきに。

　　茶猫カフェの新春番外編は
　　例によって世界の猫友だちの紹介だよ。

　　これはマケドニアの首都
　　スコピエの旧市街で見かけた猫たち。

　　モスクの尖塔の見え隠れする路地裏
　　閉店した工具屋の前で
　　ベージュ猫二匹がくつろいでいた。

　　彼らのゆるりとした時間に分け入った異邦猫を前に
　　立ち去ることもなく
　　まっすぐ警戒の目を注いでいたよ。