今年もまた、この素晴らしい水辺に来ることができたことに感謝。
6月下旬に入っても滝の水量は多く、湖は夏ならでは美しさをたたえていました。
湖面に映る木の葉もステキなんですねー
スプリットで、いいことがありました! お客様がプリトヴィツェで忘れたワインを、別のツアーバスの運転手さんが、スプリットのホテルまで届けてくれたのです!
お客様がプリトヴッツェ国立公園のホテルに、スロベニアで買ったワインを2本置き忘れてしまいました。そのうち1本は、友人から頼まれたワインだったようです。
忘れたことがわかったのは、スプリットに向かうバスの中。もうホテルに戻ることはできません。
ワインはお部屋で確認されました。でも日本に送ってもらうと高くついてしまいますし、日数もかかります。ホテルに送ってもらうとしても、何日につくかわかりません。
すると、私達のバスの運転手さんが、スプリットに来るツアーバスの運転手にあずけて、持って来てもらえばいいというのです。「俺の同僚がプリトヴィツェに泊まってるから連絡してみるよ」といってその運転手に電話をかけてくれました。しかし彼はプッリトヴィツェからスプリットでなく別の町に行くことになっていたので、持って来てもらうことはできませんでした。
茶猫がプリトヴィツェのフロントデスクのマリアさんに電話で相談すると、今度はマリアさんが、ホテルからスプリットに向かうバスの運転手さんを探してくれました。すぐに運転手さんを見つけてくれ、その運転手さんにワインを渡しました。その運転手さんは、ザタールに1泊したあと、茶猫たちの2泊しているスプリットのホテルに、夜遅くワインを届けてくれたのです。見ず知らずの運転手さんが、会ったこともないお客様のために、まるで何でもないというような顔で届けてくれたのです。2本のワインは無事にお客様の手に渡りました。
以前、トロギールのカフェに忘れた茶猫の大切なノートが、公共バスの運転手さんたちのリレーで、トロギールからスプリットへ、スプリットからドブロブニクのバス停へ、その後、私が泊まっているホテルに届けられたことがありました。そのノートは、茶猫が本を書くために、クロアチアの様々な情報を集めて記録した本当に大事なノートでした。だから、もう見つからないと思っていたノートが手許に渡ったときには、本当に嬉しかった!! これは茶猫がクロアチアに強く惹きつけられるようになったできごとのひとつで、このブログでもずいぶん前に紹介しました。(カテゴリー「クロアチアこぼれ話」2006/8/24 ) でもそれはもう、10年以上前のできごとです。クロアチアは今、変わりつつあります。
その頃は、路線バスの運転手さんがバス停で呼び止められ、見ず知らずの人からお金をあずかることがしばしばあったそうです。「ザグレブの息子に金を届けてくれ。息子はバスターミナで待っている」などと言われ、運転手さんがお金を託されたそうです。オヤジさんは少しばかりのお茶代を運転手さんに渡すくらいだそうです。『そして「その金は必ず届く」(運転手さんの話)
自分とは関係のない見ず知らずの人のために動いてくれる。迷いも気負いもなく、まるで当たり前のことのように動いている。人と人との素朴な繋がりの中で届けられたワイン...そんな善意や優しさが、今のこんな時代になっても、まだこの国に残っていたことが、本当に嬉しかったです。
茶猫にとってまたひとつ、思い出に残る旅になりました。
いつも気になっていた城壁の下、崖の岩場のカフェに出かけてみた。
ボートに乗って海から城壁を巡ると、いつもこのカフェがよく見えた。城壁の下に続く岩場にへばりついているように人影があってちょっと不思議だった。
今日はよく晴れ、水着姿の人もちらほら。カフェの岩場から海に飛び込んで泳ぐ人もいてなんだか楽しそう。シャワーもあるから、泳いだあとも心配ないみたい。
青い海と開放的な日ざし。沖をゆく船やヨットを見ながら、心地よい風に吹かれる。
そこにクロアチアの冷たいビールが置かれていれば、話もはずむよね♪
カフェの入口は城壁に開けられた扉。cold drinks とだけしか書かれていないから、扉をくぐるのにはちょっと勇気がいるかも?
でも、中に入ると人がいっぱい! 皆、それぞれのアドリア海の休暇を楽しんでいるみたい。
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カフェの下の岩場。カフェから続いているから、どこまでがカフェでどこからがビーチなのかわからない。
そんなボーダレスなゆるさがこの国らしくていいな♪
《行きかた》 プラツァ通りから聖イグナチオ教会まで階段を上がり、城壁沿いに右(西/ピレ門の方向)へ歩くと、入口があります。ただし、ほぼ間違いなく夏限定カフェでしょう。
クロアチアの北部海岸の街・オパティアは、オーストリア・ハンガリー帝国の時代からのリゾート地。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ、ルクセンブルク公国のアドルフ大公、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世、作曲家のグスタフ・マーラー、ピエトロ・マスカニーニ、舞踏家イサドラ・ダンカン、アイルランドの小説家ジェームス・ジョイスなど、数々の著名人が訪れ、この地に滞在した。
当時の貴族のヴィラや別荘は、現在ホテルやレストランンに改装されている。
イストラ半島の東の付け根、クヴァルネル湾の奥に位置するこのエリアは、ベネチア船の航路でなかったため、ベネチアの占領の対象から外れていた。ダルマチア地方の多くの街がベネチアに占領されていたのに対し、このエリアは、どちらかとえいば、ハンガリーやオーストリアと関わりの多い歴史を歩んできた。そのため、オーストリア風の威風堂々とした建物が多く、ベネチアの影響の濃いダルマチア海岸とはひとあじ違う街並みが残されている。
車の行き交うメインストリートのちょっと海よりに、海辺に沿った遊歩道が整備されている。
オパティアでの散歩には、このプロムナードをおすすめしたい。小さな入江がいくつも現れ、沖の島影を見ながら、ひとやすみできるこんなベンチもある。
遊歩道沿いには、椰子や松、ブーゲンビリアなどが植えられている。貴族のヴィラを改装した瀟洒なホテルが点在し、優雅なティータイムも楽しめそう。夏には夜遅くまでオープンするカフェバーも現れる。波音を聞きながら月夜のお散歩、なんてのもいいかもね。
遊歩道は、東のヴォロスコから西のロヴランまで12キロも続いているそうです。
長い棒のようなものを持ったバイクマン。そのおじさんが去ると、街にガス灯が灯ってゆく。
ザグレブの旧市街では、今も200以上のガス灯が使われているそうです。ガス灯の近くには小さなプレートで番号が表示されています。
毎日、夕刻になると、長い柄でひとつひとつにガスを灯し、早朝、消してゆくガス灯おじさんは街の風物詩。
今回、バイクおじさんに初めて遭遇しました!(*^^*)
ザグレブで、レトロな路面電車に乗りました。
1920年代のデザインで、旧ユーゴの時代に活躍していたそうです。今はもう現役を退いていますが、今回は特別リクエストで貸し切って乗車。
2両編成の車両、ゴトゴトと時代を感じさせる走り。このゴトゴト感こそが、路面電車の醍醐味です。なんだか時の隙間に入り込んだような不思議な感覚。
今のトラムのコースとは違うところを走るため、運転手さんは3回ほど車両を降り、スパナのような長い工具で、レールの軌道を替え、また乗り込んで走ります。
内装は木製でなかなかシック。天井や窓枠も木でできています。オレンジ色の天井ライトが温かい雰囲気をかもしだします。ドアは手動の引き戸。蛇腹でさえありません。もちろん冷房もなし!
昔ながらの真鍮のレバーが渋い運転席。
市街地を一周し、イエラチッチ広場に到着。
ちょっと特別な30分のタイムスリップを楽しみました。
今シーズン初のドブロヴニク。
4月はまだ雨が残り、連日ぱっとしない天候が続いていましたが、この日は素晴らしい晴天が迎えてくれました。
早朝、一般入場前に城壁めぐり。
朝の斜光線が街を包みます。
城壁の見張台からのぞいた旧市街。
新港を目指すクルーズ船も沖に見えました。
今日は3艘のクルーズ船が街を訪れるとのこと。もうアドリア海クルーズの季節がはじまっているのですね。混まないうちに、スルジ山へ。
昨日は悪天候で運行中止になったというロープウェイ。
今日は動いていて、スルジ山頂から旧市街の絶景を楽しめました。
何度見ても感動の景色です。
今年もまたーー世界の猫たちの平和が続くことを祈って。
港を見ながら城壁でうとうと・・生まれも育ちもドブロヴニクの旧市街。今日はブラも吹かずお日柄もよいにゃ~。
総督邸はワタチのお昼寝場所。接近注意してね。ドブロヴニクのお嬢さま。
三崎の猫は,今日もまた魚屋さんにはりついています。
美味しい三崎マグロ、筋のないとこヨロシクね!
ミャンマーの子猫ちゃん。小坊主さんの読経に包まれて、どんな夢を見てるのかな?
ドブロブニクにはスラブ系の美形さんが多い。
絶景カフェに陣取る大物。サントリーニ島のボスには、青い海がよく似合う。
保護色? エジプトのバザールでの~びのび。
メテオラに住みつく猫又か? 額の八の字が開運を呼ぶかも?
アムステルダムのブティックで、人間観察ちう。
仲良しの店員さんを探してるのかな?
最近ストラドン(プラッツァ通り)で最近よく見かけるオウムくんのパフォーマンス。
通りかかると、鳥をあやつるお兄さんがカラフルなオウムを肩や腕に乗せてくる。
ニコニコ見てたら肩にのせられちゃったことがある。
重いってほどじゃないけど、オウムの両足ががっつりハマって、生き物の体重モロ感じます。
子供たちには人気みたい。
一緒に写真撮ったら、チップを気持ちだけ。
ザグレブのイタリア料理店ガッロで、白トリュフのパスタをいただきました。
白トリュフとバルメジャーノはテーブルの上でサービスされ、二種のショートパスタの上にシャカシャカと雪のようにふりかかります。トリュフの風味がふわりと口に広がり、深まる秋を感じさせてくれる一品です。
訪問者名簿のリストに、お忍びで訪れた数々の有名人の名前があるのにも納得できます。
アドリア海で取れた魚は、その日の午後にはこの店に届けられるので、シーフ―ドにも定評があります。また訪れたいレストランのリストに加えられました。
ポルチーニ茸といえば、イタリアの松茸としてお土産の定番ですが、クロアチアにも同じようなキノコがあります。
これは一年中手に入るクロアチア版乾燥ポルチーニ。ザグレブの物産展で売っていました。イタリアのものとそっくりさんですね (^-^)
この季節には、生のポルチーニが市場に並び、今回の旅行でも、生ポルチーニのパスタをいただきました。(写真撮るの忘れました。ごめんなさい(T_T))
ちなみに、乾燥ポルチーニは、椎茸のように水でもどして、炊き込みごはん、スープ、クリームシチューやグラタンに入れても美味しくいただけます。
プリトビツェは今、紅葉の全盛を迎えています。
このところ続いた雨による洪水で遊歩道立ち入り禁止となり、今回は大滝に近づくことはできませんでした。けれど、水量を増した迫力の大滝、崖の上からの絶景、色彩豊かな秋の風情を楽しむことができました。
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10月に入ると、夏の気配は消え、公園内にも落ち着きが戻って来ます。
樹々が色づき、湖面に映る紅葉も美しい。
今年の秋は水量も多く、この時期にしては大滝の流れもあちこちから出現し、見応えがありました。
自然は、冬に向かう準備を着々と進めつつあります。
リュブリャナを散策していると、クレーンでつるさげられたカプセルのようなものが空中に見えた。細長いテーブルのようなものを囲んで、人が座っている。ガイドの話では、なんと空中レストランだという。
下から見ると、人々の合間に、白いシャツを来たウェーターさんが動いている。このクレーンレストラン、5月に期間限定で営業したら評判がよかったので、今回も10月に、市当局の許可を得て、5日間限定で営業しているそうだ。
メニューはコースオンリーで90ユーロ。テーブル席はMAX20名とのこと。調理場はないので、料理は事前にすでに用意されているらしいです。
オープンテラス風で、ガラスの仕切りもなさそう……
雨が降ったらどうなの? 風が吹いたら揺れないの? シートベルトある? こういう環境で食事や料理を楽しめるのかなあ、などとあれこれ気になって、ちゃねこはちょっと行きたい気持ちにはならなかったけど、チャレンジャーっているんだね! 5日間の予約は既に満席らしいです!