ドブロヴニクの味覚詰め合わせセット

　　
　　ドブロヴニクで見つけた
　　伝統菓子の詰め合わせセット。
　
　　小さなバスケットに入っていたのは
　　砂糖でコーティングしたアーモンドと
　　オレンジピール、干しイチジク。
　　どれもダルマチアの特産品。

　　それぞれなかな美味しかったけど
　　茶猫のお気に入りは
　　天然果実の風味がさわやかで
　　ちょっとほろ苦いオレンジピールの砂糖菓子。
　　ワインにあわてもいける味だよ。
　　
　　それぞれ単品でも売っているけど
　　最近はオシャレなパッケージの
　　ギフトセットも見かけます。
　

　　

ザグレブ風カツレツ

　　
　　薄くたたいた仔牛を揚げた
　　ウィーン風シュニッツェルは
　　オーストリア料理の定番だけど
　　ザグレブ風シュニッツェルは
　　ひと味ちがったロールカツレツ。
　　
　　薄くのばした仔牛や豚肉に
　　チーズやバター、ハムなどを挟んで巻き、
　　パン粉をまぶして揚げる。
　　レストランによっては
　　天ぷら風の衣のこともあるけれど
　　やっぱり茶猫は
　　パン粉をまぶして揚げた正統派が好きだな。

　　このカツレツは
　　ザグレブ大聖堂近くのレストランで注文したもの。
　　さくさくした衣にナイフを入れると
　　仔牛肉の間から、溶けたバターとチーズがとろり。
　　付け合わせのジャガイモも
　　甘みがあっておいしかったよ。

ダルマチア風プリン

　　
　　ダルマチアのデザートの定番といえばプリン。
　　ドブロヴニクでは「ロザータ」
　　スプリットあたりでは「ロジャータ」と
　　呼ばれているよ。
　
　　日本のプリンとちょっと違うのは
　　バースデーケーキくらい特大の
　　ドーナツ型に作ったものを
　　切り分けでだすことかな。
　　だからお皿に盛られる大きさやカタチは
　　お店によってまちまち。

　　カスタードに変な混ぜものがないから
　　卵の風味がきいた手作りでほっとする味。
　　たいていどこで頼んでもハズレはないよ。
　　
　　
　　
　　
　　

ドブロヴニク～裏通りの猫たち

　　
　　ドブロヴニクは
　　猫好きにとっても楽しい町だよ。
　　メインストリートからちょいと離れた裏道をぶらつくと
　　あちこちで猫トモを見かけるよ。

　　特に猫場が多いのは
　　プラツァ通りの南、旧ラグーサのエリア。
　　
　　カメラ屋さんの軒下を
　　週末の居場所にしている猫ファミリーがいたり、
　　聖イグナチオ教会そばの空き地では
　　ときおり猫集会がおこなわれていたり。

　　海洋博物館下の猫密集地帯には
　　エサ代のカンパ箱が置いてある。
　　どうやら近所の猫おばさんが
　　ノラネコたちの面倒をみているみたい。

　　車が通らず、静かな裏通りには
　　猫たちの隠れ場がたくさんある。
　　狭い路地に古い家が並び、洗濯物が揺れ、
　　買い物袋を下げた住民がゆっくりと階段を登る。

　　そんな生活臭のするドブロヴニクの路地裏は
　　猫たちにとっても、
　　きっと居心地のいい場所なんだろうな。