「今年のプリトヴィツェには夏がなかった」と、皆が言っている。
春が長く続き、もう秋が来てしまったと・・。
そのかわり、あちこちで水量の多い滝が出現。
夏になれば枯れてしまう滝も、まるで春先のように、どこそこに現れ、豊かな水を湖面に注いでいました。
そういえば、「一生分の滝を見ちゃったみたい」と言ってたお客さんがいたっけ。
残暑厳しい日本の皆さんに、茶猫より涼しげな景色をお届けです♪
「今年のプリトヴィツェには夏がなかった」と、皆が言っている。
春が長く続き、もう秋が来てしまったと・・。
そのかわり、あちこちで水量の多い滝が出現。
夏になれば枯れてしまう滝も、まるで春先のように、どこそこに現れ、豊かな水を湖面に注いでいました。
そういえば、「一生分の滝を見ちゃったみたい」と言ってたお客さんがいたっけ。
残暑厳しい日本の皆さんに、茶猫より涼しげな景色をお届けです♪
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争をテーマにした映画。
昨年の公開時に見逃してしまいましたが、先日アマゾンで購入しました。
ボスニア紛争時に敵味方にわかれてしまったカップル、セルビア系のボスニア人の男性ダニエルと、モスリム系ボスニア人のアイラに焦点をあてながら、紛争の悲惨さを伝えます。アンジェリーナ・ジョリー長編初監督作品で脚本も担当、渾身の作品にしあがっています。
正直いって最初は期待していませんでしたが、描写や結末などがハリウッド的でなく、作りはヨーロッパ映画のよう。戦時下での主人公の心理描写が淡々と描かれており、、戦場での緊張感も表現されています。長年、国連の難民高等弁務官事務所の親善大使を努め、社会問題にも目を向けてきた女性ならではの視点から撮られており、ついこの間、ボスニア・ヘルツェゴヴィナでおこった戦争が人々にもたらす影を描写する作品としておすすめできます。ぜひご覧ください。
アップルストアではレンタルもできます。
http://saiainodaichi.ayapro.ne.jp/
ドブロヴニクは夜の11時になろうとしている。
人波は絶えることがない。
通りからはさまざまな国の言葉が聞こえてくる。
カフェで涼む人々、
アイスクリームを舐めながら散策を楽しむ人々、
ライトアップされた市壁や教会を仰ぎ見る人々。
街頭の光で濡れたように見える敷石に、
時の印がまた今夜も刻み込まれていく。
港の猫たちは、人波が途切れるのを
石壁の影でじっと待っている。