リュブリャナの青空市場にある牛乳販売機。
酪農家から届けられた新鮮な牛乳が買えるすすぐれもの。
ボトルや水筒を持参して、容量を選んで料金を入れ、ボタンを押すだけ。美味しい牛乳が注がれます。容器を持ってこなかった人のために、隣でペットボトルも売っています。
ちなみにお代は1リットル1ユーロ。100mlなら10セント。少量でも買えるのが嬉しいな。
自動販売機をほとんど見かけないスロヴェニアに、牛乳の販売機はあるっていうのがこの国らしい。
ミルクはこの国の人の日常に欠かせないものなんだね!
リュブリャナの青空市場にある牛乳販売機。
酪農家から届けられた新鮮な牛乳が買えるすすぐれもの。
ボトルや水筒を持参して、容量を選んで料金を入れ、ボタンを押すだけ。美味しい牛乳が注がれます。容器を持ってこなかった人のために、隣でペットボトルも売っています。
ちなみにお代は1リットル1ユーロ。100mlなら10セント。少量でも買えるのが嬉しいな。
自動販売機をほとんど見かけないスロヴェニアに、牛乳の販売機はあるっていうのがこの国らしい。
ミルクはこの国の人の日常に欠かせないものなんだね!
スロヴェニアの伝統的なお菓子・ポティツァ。中にクルミ、ケシの実、などを練り込んだロールケーキです。
ヘーゼルナッツやレーズン、スロヴェニア特産の蜂蜜を練り込んだもの、タラゴンやチャイブなどのハーブを使ったもの、カッテージチーズ入りのものまであり、種類は数十種にもなるそうです。
ブレッド島のカフェでは、手作りのポティツァを出しています。カフェのお姉さんが作っていたのを見せてもらいました。
生地を作ったら、焼き上げるのには、フランス菓子に使うクグロフ に良く似た型を使います。
それに、ロール状の生地を入れてオーブンへ。
(この型は、このカフェに、インテリアとして飾っています)
出来あがりはこんな感じ。
↑ 焼き上がるまで待てなかったので、スロヴェニア政府観光局の画像をお借りしました。
ロールケーキというと、クリーム入りの甘いお菓子を想像しがちですが、これはケーキとパンの間くらいのお味。冬にはベーコンのポティツァもよく食べるそうです。イースターやクリスマスにも欠かせないのだとか。
スロベニア料理に関心のあるかたは、政府観光局のPDF資料がすご~く充実しているので、訪ねてみてくださいな♪
http://www.slovenia.info/pictures/publication_language/2009/okusiti_prospekt_skupni_jap___pub.pdf
コトルは、ミニ・ドブロヴニクのような、城壁に囲まれた旧市街が残る町。
城壁は、すぐ背後の山の上まで続き、まるで町を山から抱きかかえているかのようです。
町を囲い込むように続く城壁は全長4.5㎞。
ドブロヴニクの城壁は2kmですから、長さではこちらに軍配があがります。
旧市街を囲む平地の城壁から、ジグザグの城壁が山の上まで延びています。
う~ん、ちょっとわかりにくいかな・・。 岩山の城壁が同じ色なんで。
来るたびに登ってみたいな~と思っていたこの山の城壁に、今回登るチャンスが訪れました。
北門{下の図では左) 近くの上り口から少し登ったたところで3ユーロの入場料を支払い、足場の階段が続く山道を登ります。ドブロヴニクのように城壁の上の遊歩道を歩くのではなく、城壁の脇の石畳と階段の道を城壁に沿って歩く、という感じです。
どんどん見晴らしが良くなってきます。中腹の聖母マリア教会までおよそ20分。階段は400段以上。
汗だくになりましたが、ここからのパノラマは素晴らしく、「来てよかった!」のひとこと! コトル湾から吹く涼しい海風が火照った体に心地よかった♪
コトルの旧市街が赤屋根でおおわれていること、三角形をしていることも、自分の目で確かめることができました。
ここはもともとダルマチア文化圏だったところ。同じ文化圏に属するクロアチアの海岸線の町と雰囲気が似ていることもうなずけます。
茶猫が上がったのは聖母教会までですが、その先の山の上まで、さらに城壁は続きます。
城壁は古くから存在していましたが、ベネチア共和国時代に、オスマントルコの脅威から町を守るために、現在のように山の背後にまで張りめぐらしたそうです。
なぜここでは城壁は町を囲むだけでなく、山の上までめぐらさなければならなかったのでしょうか?
コトルのベネチア支配は、1420年に始まり1700年代末まで続きますが、その間町は2回オスマンに占領され、再びベネチアが奪回しています。山の背後には、オスマンに占領されたセルビアの領土が控える中、ベネチアは山の背後からの攻撃を恐れたのでしょう。
あのコンスタンチノープルも、予期しなかった艦隊の山越えが決定打となってオスマンに滅ぼされたのですから、ここも山の頂上にまで要塞を張る必要があったのです。
ベネチアはこんな小さな町を、そこまでして守りたかったのですね。それだけ、コトルが当時大切な港町だったことがわかります。
ここ2~3年のマイブームはラドラー。
レモネードが入ったビールで、アルコール度は2パーセントと低めです。
この写真のラドラー、オジュイスコというザグレブのビール会社で作っているので「オジュイスコ・レモン」と呼ばれてますが、ほかのビールメーカー・カルロヴァチコやパンでも同じようなものがでていたと思います。オジュイスコのフルーツビールは、グレープフルーツとかカシスとかオレンジもあるけれど、やっぱり正統はレモンですかね~。
ビールはちょっと控えたいけど、ソフトドリンクではつまらないなあ、というときにうってつけ。普通のカフェでもおいてあるので、気軽に飲めるし、ビールのように泡もたちます。
ラドラーはドイツやオーストリアにもあるし、パリのパナシェ、ロンドンのシャンディも同じもの。イギリスで暮らしていたときはよくパブで飲みました。普通はラガーで割るけど、イギリスではビターで割ったビタートップもおいしかったな!
夏向き、女子向きのラドラー、クロアチア産もおすすめですよ~♪
たくさんの川が村を流れ、滝になって注ぐラシュトケ村。
ザグレブからプリトヴィツェへ向かう途中の街道沿いにある小さな村です。
スルンニッツァ川が、この村に入る手前でたくさんの支流に分かれ、いくつもの川が村を通り抜け、コラナ川に注いでいます。
コラナ川への注ぎ口に段差があるため、ここで川は滝になり、たくさんの滝が村の下に連なるように出現します。ミニ・プリトヴィツェという感じの村です。
それにしても、村の民家の下を川が流れたりしているのがとてもユニーク!
民家の下を流れる川は、水車としても利用されています。
ここは昔から水車を使った製粉業がさかんでした。
近くの山村に住む人々は、自分たちが育てた小麦をこの村に持ち込み、村人に少しのお金を支払って製粉していました。村にはいくつも水車があり、挽き立ての小麦粉で美味しいパンを作っていたそうです。
その後製粉業はすたれていきましたが、村には今も水車小屋が残り、いくつかの民家では、訪れる観光客にこれらの水車小屋を公開しています。
私達のイメージする丸く大きな水車だけでなく、この村では、タービン式の水車も使われています。タービン水車の小屋は、外からは水車小屋のようには見えません。けれど小屋の下には水が流れていて、床下を覗かせてもらうと、水を受けて回るタービンと、小屋の中の石臼が連動し、小麦が製粉される様子がよくわかります。
床を開けると下に川が流れていました。
この下で石臼を動かすタービンが回っているのですが、撮影できませんでした(ごめんなさい)
村でタービンの仕組みを描いた看板を見つけましたので、はっつけておりますね♪
以前来たときには、こんな素朴なパンをごちそうしてもらいました。もちろん小麦はこの製粉機で挽いたもの。口に含むとパンの風味に包まれるような、懐かしいおばあさんの味。
ラシュトケ村は、数年前まで、自由に訪れることができましたが、観光客が増えすぎたため、村に入るためにグループから入場料をとるようになりました。平和な村の日常生活と、美しい景色を多くの人に見てもらうことは、はたして両立しないものなのでしょうか。
変わりつつあるクロアチアがこんな小さな村にもありました。
プリトヴィツェ国立公園で、長引いていた工事が6月20日頃終わり、全ての遊歩道がオープンしました。これで、大回りしたり、ルートをカットしたり、洞窟の急な階段を登り降りしたりすることなく、ロアーレイクスの水辺を通常のルートでの散策が可能になりました。ぎりぎり、夏の本ピークに間に合ったようです。
工事をしていたのは、エントランス1とロアーレイクスをつなぐジグザグの坂道。
工事が終わり、土で固めた遊歩道は、石畳の歩道に変身しました。
土の遊歩道のほうが歩きやすかったのに、どうしてここを町のような石畳にしちゃったのかな?
意図はわかりません。大雨のときに支障でもあったのでしょうか?
でも、美しい水辺は今年も変わらず私達を迎えてくれました。