ヒンデミット作品集サロネン(エサ=ペッカ), ロスアンジェルス・フィルハーモニック, ヒンデミット, アックス(エマニュエル)ソニーミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
ヒンデミットの『画家マチス』とは、有名なマチスのことではなく、16世紀の「イーゼンハイム祭壇画」を描いたマティス(マティアス)・グリューネヴァルトのことです。
第1楽章「天使の合奏」、第2楽章「埋葬」、第3楽章「聖アントニウスの誘惑」からなり、荘厳ながら親しみやすい曲になっています。初演はフルトベングラー。大学オケのときに演奏しましたが、あれはアマチュア初演だったのでしょうか?弾きがいがあっていつも練習が楽しみでした。
グリューネヴァルトの生涯、ヒンデミットの生涯・・・などを知るにつけ、社会と芸術家の関わりという難しい問題が根底にあることを実感します。