CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

戦後初とも言える直接の『患者切り捨て改定』をメディアがどう伝えているか

2006-06-19 23:20:39 | リハビリ
署名活動のホームページに、<戦後初とも言える直接の『患者切り捨て改定』をメディアがどう伝えているか>というページを作成しました。

アメリカの医療制度に学ぶべきなのではなく、日本の医療制度が模範であることは、クリントン政権も認めていました。米国マサチューセッツ州では、来年から『皆保険制度』が始まるのだそうです。

http://www.hitsymposium.com/

マサチューセッツ州の『皆保険制度』に関するシンポジウムのようで、秋山昌範先生(マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 客員教授)からの情報(himedarumaというMLに紹介されていたホームページ)です。秋山先生もシンポジウムで御講演されるそうです。

日本に比べて莫大な医療費を使っている米国において、『皆保険制度』が始まる現状を考えると、日本でなぜこんなに時代に逆行した制度になるのか、不思議です。

道免の私見ですが、他の医療分野に比較してローコストのリハビリ医療で打ち切り制度を始めておけば、必要なら自費でどうぞ、という既成事実を作りやすい。そして、次々に自由診療を拡大させれば、行く行くは日本の宝である『皆保険制度』が崩壊する危険性をはらんでいると思います。

実害が出たら伝えます、というメディアでは意味がありません。歴史の中で、メディアがどんな役割を果たすべきか、あるいは、果たしてきたかがわかるように、報道の方も検証していきたいと思います。(論評抜きで淡々と報道の状況をリストにして参ります。政策に対する日本のメディアのチェック機能を、今のところは信頼しているからです。)


全国頸髄損傷者連絡会が呼びかけ人に加わりました

2006-06-19 19:34:07 | リハビリ
全国頸髄損傷者連絡会(三戸呂克美会長)より、ご連絡を頂き、署名活動の呼びかけ人として参加されることになりました。

先週の時点で打診があったのですが、集計作業等に忙しくしている中で、事務局の対応が遅くなってしまいました。連絡会の皆様にお詫び申し上げます。

理不尽な制度の撤廃に向けて、ともに頑張りましょう!