CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

6・11シンポジウム終了しました

2006-06-11 21:59:20 | リハビリ
小集会でありましたが、ホッとなディスカッションができたと思います。目一杯、主張して来ました。厚労省官僚が来なかったのが、残念です。

厚労省を批判する私達に対して、勝村さんは微妙なお立場。中医協側も努力をしたが、「無駄なことは削り、より効果があるところには重点的に」という思いで案を作ったので悪気はなかったと。ただ、その「やり方」がまずかったのなら、批判するのではなく、やり方が悪かったと指摘して欲しい、と注文されました。

また、疑義解釈をさらに連発してもらい、個別例で困らないようにできる、と含みのあるご発言でした。そのようなことが可能なら、緊急避難的にはお願いしたいですが、無数の疑義が生じても対応して頂きたいと思います。

私は、打ち切り制度そのものの撤廃しかないと思っております。

多田富雄さんのような場合には、厚労省も中医協も継続できる、と考えていた(??)そうですが、再度読み直しても、維持的に必須のリハビリ(中止すれば必ず悪化するリハビリ)が継続できる、とはどこをどう読んでも書いてありません。

診療報酬制度の不思議な「にほんご」の問題にも発展しそうです。

マスコミ各社(朝日、読売、中日、京都、神戸 各新聞社等々)が来て、取材していました。

早速、京都新聞に掲載されています。