CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

結婚祝い

2005-12-20 18:54:32 | リハビリ
プロジェクト・メンバー(昔風に言えば、医局員)の奥野君のご結婚に際し、お祝いをお渡ししました。25日のクリスマスに結婚式を挙げられます。おめでとうございます!

個人としてお祝いの席に出席したい気持ちは山々なのですが、いろいろと考えるところがあって、いわゆる結婚披露宴には出席しない方針です。
そのかわりと言っては何ですが、お祝いの気持ちを表現するために、とっておきのプレゼントを考えました。何だと思いますか?

神戸北野ホテルの招待券(随一のレストラン『アッシュ』のディナーとデラックスダブルの宿泊、そして『世界一の朝食』として名高いレストランイグレックでの朝食)です。(『世界一の朝食』は北野ホテルの宿泊客だけが味わえます。『アッシュ』の予約がなかなか取れないので、まずそこを確保して宿泊の日程を決めましょう。)

北野ホテルという超一流のホテルがありながら、関西に住んでいるとなかなか泊まらないということと、宿泊者専用の朝食、それから、やはり、美しい神戸の街を再発見して、新婚の素晴らしい思い出を作って頂きたい、という気持ちからこのプレゼントに決めました。

どうぞ、お幸せに。

ベートーベン 交響曲第9番「合唱」

2005-12-20 05:30:22 | 音楽
ベートーヴェン : 交響曲第9番ニ短調op.125 「合唱」
シュワルツコップ(エリザベート), ヘンゲン(エリザベート), エーデルマン(オットー), ホップ(ハンス), バイロイト祝祭合唱団, バイロイト祝祭劇場管弦楽団, ベートーヴェン, フルトヴェングラー(ウィルヘルム)
東芝EMI

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年末になると第9。年末でなくても第9はいつも素晴らしいのですが、この風習は、貧しい時代にオーケストラ団員の餅代稼ぎから始まったようです。私は大学時代、なぜか第9の本番だけは回数が多く、初心者のときのザルツブルグ演奏旅行を含めて、5回も経験しています。今でも4楽章のレシュタティーボはウォーミングアップでよく弾きます。
さて、数あるCDの中でどれがお勧めか、というと難しいですね。お気に入りのCDをお持ちの人であれば、3~4枚目くらいに持っていて良いのが、不朽の名演、人類の至宝とも言われるフルトベングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団版。というより、宇野功芳氏の解説が名文なので、それに乗せられて感動してしまう演奏です。「彼はますます興奮し、我を忘れ、オーケストラだけのプレスティッシモではおそるべき速いテンポをとるので、オーケストラは鳴っていないし、最後の音も合っていない。しかしこれで良いのだ。ここは遙か天上に抱き合いつつ昇ってゆく人類の姿を現わす部分だ。めくるめくような嵐に聴く者を巻き込みつつ、上昇を続ける途中で突然消えてしまうユニークな終結。「第9」はまだ終わっていない! ・・・・フルトヴェングラーの表現でこそベートーベンの思想は生き、全人類は遥か星空の下、愛する父に向って連れ去られるのではあるまいか。」のように、演奏批評の中でも名作として有名です。1951年のモノラルのライブ録音なので、音質は当然ながら良くありませんが、SP時代の音がして私は好きです。