CRASEED Rehablog ニューロリハビリテーションとリハビリ医療の真髄に迫るDr. Domenのブログ

ニューロリハビリテーションの臨床応用を実践するリハビリ科専門医・道免和久の日記【CRASEED Rehablog】

のだめカンタービレ

2005-12-08 22:49:08 | 音楽
のだめカンタービレ (2)

講談社

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「のだめ」というのは、主人公「野田恵」。カンタービレは、音楽用語で「歌うように」。クラシック音楽は絶対に堅苦しくない、高尚でも何でもない。クラシックをやっている人だってただの人、いえ、逆にハチャメチャな人が多い・・・そんなクラシック界の「常識」が、親しみやすいコミックになりました。クラシック音楽を身近にした功績は大きいと思います。漫画はほとんど読まない私ですが、のだめが知らない曲を演奏していると悔しくて、iTune Storeを探してしまいます。
以下、本書の紹介記事より。
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学内で絶対的なカリスマを持つエリート音大生・千秋真一、恋人に冷たくされ、酔いつぶれた彼が朝目覚めたときにみたもの、それはゴミダメのような部屋の中でピアノを弾く一人の女性の姿だった。 楽譜は読めないがピアノの才能は天才的、そんな不思議少女・「のだめ」こと野田恵に惚れられたことにより、千秋の運命が大きく変わり始める!? 思わずクラシックを聴きたくなる音楽コメディ(ちょっとラブあり)、読めば必ず元気になること間違いないデスよ。

医局制度を考える その5

2005-12-08 05:25:25 | 医局制度
業界の人からは変人と呼ばれるのかもしれませんが、

●私は、医学部教授として私個人を接待する宴会はお断りします。
●地方の講演会終了後などに開催される懇親会には、文字通り(特に現場の医師や療法士との)親睦を深めるために出席しています。
●プロジェクトのメンバー全員に対する病院経営者からの説明会等は適宜実施しています。
●このプロジェクトは全国に数百名の広がりが予想されます。また、週末は講演会等でほとんどスケジュールが埋まります。したがいまして、誠に申し訳ないのですが、メンバーの結婚披露宴には全て欠席させて頂いております。そのかわりに、(本当に!)記憶に残る心からのプレゼントを差し上げることにしています。
●通常のNPO法人と同様、CRASEEDに対する御支援は受けさせて頂きます。この場合、予算、決算は理事会や総会を通りますので、透明性が確保されます。
●将来的に、CRASEEDの代表は適任者に交替して頂くことを考えています。組織運営上のけじめをつけるためです。(CRASEEDは、既にいくつか存在する「トンネル医局」ではありません。)

<その4>の記事の通り、「医局」という法人は存在せず、存在しないところに(企業や政治家の贈収賄のような多額ではありませんが)お金の出入りがあるところが、不透明だったわけです。今は大学への助成金という形で、ほとんどが透明化されていると信じていますが、リハビリ科のような地味な科ばかりではありませんので、他科のことはよくわかりません。

これまで、病院経営者等からの要望により、懇親の場にお付き合いしておりましたが、そのことがメンバーに見えないまま、「人事派遣」につながってはいけない、と思っています。当プロジェクトではそういうことは一切ありません。白い巨塔の一場面にもありましたが、永田町の料亭政治みたいなことは、医学の世界では無縁にしなければなりませんね。