健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

皮膚のバリア機能

2014年02月10日 07時34分24秒 | Weblog


土曜日は、あっという間の銀世界になりました。今朝はかなり道路が凍りついています。。。


おはようございます。

冷たい朝を迎えています。。。


さて、先日の続きで皮膚が持っているバリア機能について
お伝え致します。

特にこの季節になると皮膚の潤いが、暖房などによって
奪われやすくなります。
冷たい北風や乾いた空気も紫外線も...ストレスになります。


皮膚には「ターンオーバー」という皮膚細胞の生まれ変わりのサイクルがあります。

通常は表皮で28日のサイクルですが、これが乱れることで
皮膚のバリア機能は低下します。

バリア機能を担ってくれるのは表皮の最外層にある

『角質層』です。

私たちの皮膚のうるおい、つまり、バリア機能を司っているは、以下3つの物質によって
一定に保たれています。


皮脂膜・・・皮膚の中にある皮脂腺から分泌される脂(皮脂)と汗などが
      混じって、皮膚の表面をおおうことで水分の蒸発を防いでいます。



角質細胞間脂質・・・皮膚の表皮で作られ、角質細胞と角質細胞の
          隙間を埋めている脂のことで
          角質細胞どうしをつなぎとめ、水分をサンドイッチ状に
          はさんで逃さないようにしてくれます。
          
         ( 角質細胞間脂質の成分の半分以上はセラミドという物質です。)


天然保湿因子・・・NMFといい、角質層にある低分子のアミノ酸や塩類などのことをいいます。
         角質層の水分保持機能や柔軟性(保湿)を維持してくれます。



では、次回は「ドライスキン」についてお伝え致します。

くれぐれもお気を付けて、お出かけください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿