健康塾通信

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筋肉量

2017年11月01日 17時43分20秒 | Weblog

11月に入りました。

昨日は、ハロウィーンということで10月中はあちこちでイベントも開催されたと思われます。

さて、先月は高齢者の様々な身体の状態をお伝えいたしましたが、参考になりましたでしょうか?

 

健康長寿、健康寿命を考えるときに、加齢と共に衰える様々な機能を考慮しながら

自身の健康づくり対策に早く取り組まなければならないと思う日々です。

 

そこで今回はとても大切な「筋肉量」についてお伝えいたします。

 

「サルコペニア」

以前ブログでご紹介しましたが、筋肉量が低下して筋力又は身体能力が低下した状態のことで、

サルコはギリシア語の筋肉と喪失のぺニアを合わせた言葉です。

加齢によるものと不活動・疾患・低栄養などによるものがあります。

 

筋肉の中に最も多く含まれるアミノ酸で、グルタミンという物質がリンパ球を増やします。

リンパ球は免疫細胞なので、筋肉量が多ければ免疫力アップにつながります。

 

そして、筋肉の量が多いと糖を取り込みやすいことから糖尿病になりにくいと言われます。

 

更にうれしいことには、筋肉が増えると基礎代謝が上がるので太りにくく痩せやすい体になります。

 

ご存知かと思いますが、ここで基礎代謝量のことを確認します。

私たちは動かない時でも呼吸して、体温を維持していますが

その時に消費される必要最小限のエネルギー代謝量のことを「基礎代謝量」といいます。

 

健康長寿のためにはご自身の筋肉量を把握することが大切です。

次回は、筋肉量を知るための計算式をお伝えします。

秋も深まりましたので、朝晩の冷え込みで風邪をひかないようお互い養生しましょう。

 

 


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