映画を観てきました!
『35年目のラブレター』
戦時中、貧しいが故に小学校にもまともに通えず、文字の読み書きが出来ないまま、大人になった西畑保。
お見合いで出会った皎子と読み書きが出来ないことを告げられないまま結婚するが、半年後に知られることになり、離婚を覚悟する。
しかし、皎子は「私があなたの手になる」と、ずっと彼を支え続ける。
定年退職した保は、皎子に感謝の気持ちを伝えようとラブレターを書きたいと思い、夜間中学に通い始める。
3月は大衆演劇ばっかり行ってたもんで、今月は映画鑑賞月間になりつつあるんだけど、観たい作品が多くて、この映画はそろそろ上映回数が少なくなってしまってて迷ってたんです。
でも、重岡大毅くん推しの風子さんに声を掛けてみたら「行きたい!」と言ってくれたので、何とか時間を合わせて2人で観てきました。
これから観に行く予定の方はここまでで!
*******************
文字を書けないだけでなく読めないとなると、保は相当苦労してきたんだろうなぁ。
この物語、実話だそうです。
笑福亭鶴瓶さんと原田知世さんが演じる保と皎子の若い頃を、重岡大毅くんと上白石萌音ちゃんが演じています。
いや、どう見ても全然タイプが違うやろ〜と思ってたんですが、2人の醸す空気感がとても似ていて、全然違和感なく見られました。
歳老いてからも、クリスマスや年越しを2人でテンション高く過ごせるの、いいなぁ〜
ドラマチックとも思える結婚生活。
もちろん夫婦だけじゃなく、子供や孫、ご近所さん、職場の仲間、年齢も国籍も違う夜間学級の同級生たちや恩師が、みんな思いやりに溢れていて、夫婦の人生を彩っていく。
早い段階から、鼻の奥がずっとツーンとしていました。
舞台が奈良なので、ベタな関西のノリが炸裂しまくり。
コッテコテやん!(๑≧ꇴ≦๑)
観終わって、思わず大阪出身の風子さんに「関西人っていっつもこんなノリなの?」って聞いちゃったもん。
鶴瓶師匠のちっさな声での「…きゃりーぴゃむぱみゅ…?」っていう言い回しがもうツボでツボで…(*≧艸≦*)
皎子からの思いがけないラブレターに目を通し「読めた、読めたで!」と感激する鶴瓶師匠のシーンでは、会場中が声を漏らさないように必死に耐えてる息遣いがあちこちで。
もちろん私も涙・涙でした (இ∇இ)
「嫌いな物でもいいとこ3つ探してみる」
「辛くてもちょっとしたことで幸せになる(辛に1本足すと幸になる)」
「学びを受けるのに年齢は関係ない」
前向きになれる素敵な言葉もたくさんあって、終映後もしばらくは幸せな気持ちが続くような優しく温かい作品でした (,,>᎑<,,)
客席は若い女性が多くて、きっと重岡くんファンだな〜(*´艸`*)