ぐ~たらEVERYDAY

平凡な日常を愉快に楽しく!

音を立てたら

2024-07-21 18:55:00 | 映画鑑賞

ずっと楽しみにしていた映画を観て来ました!


『クワイエット・プレイス DAY 1』


「音を立てたら即死」
このフレーズ通り、観る側も呼吸音すら抑えちゃうほどの緊張感を強いられたシリーズ。
1はあまりに怖くてほぼ薄眼。
でも超怖面白かったから2回目も観て。
2もほぼ薄眼だったけど、やっぱり超怖面白くて。
その続きというか、遡って地球に「何か」が襲来してきた1日目を描くというこの第3弾。
私は1と2の生き残りファミリーが好きだったから、主人公も場所も違う今回はどうなんだろうと若干不安でした。


これから観に行く予定の方はここまでで!












*******************













1では音が出せない状況での出産、2は子供2人と赤ん坊と母親、しかも怪我しちゃう。
襲われる方のハンデが半端ない展開に心臓破裂しそうだったのに、今回はまさかの飼い猫と一緒!((((;;OдO;lll))))
もう!
もう、なんで毎回あえて危険な設定にするの!?(ll≧ω≦ll)
でも、1と2でハンデとなるはずの子供たちが活躍したように、飼い猫フロドも危なっかしい行動を起こして危機を呼ぶんだけど、どこか癒される存在で、いてくれて良かったと思えたのでした。
そして、途中で出会って行動を共にする男性エリックも、足手まといな感じでハラハラさせられっぱなしなんだけど、彼によって主人公サミラの最期が大きく変わる。
余命わずかなサミラにとって自暴自棄だった余生が、エリックのおかげで望みを叶え、フロドも託し…
命の終わりをどう迎えるか。
自己犠牲という結果は切ないラストだけど、この作品はどこか温かい気持ちにもなれる (இωஇ)

宇宙からいきなり降って来たエイリアンが、何のために地球に来たのか?
事故で不時着したのか?
視覚も臭覚も効かず、音だけを頼りに襲うとしても、もし仲間が何かにぶつかって音を立てたら仲間も襲うのか?
ここまで無差別に襲いまくってたら、いずれ獲物はいなくなるだろうに、どういう生態なのか?
そこはわからずじまい。

あと、音に反応すること、水の中を泳げないこと。
これを人間側が知るまでの過程をもう少し描いてほしかったな。

結局3もほぼ薄眼だったので、もう1回観に行きたいけど、行けるチャンスがなさそうなのが悔しい (߹𖥦߹)



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九十歳。何がめでたい@ねこ友会

2024-07-17 18:14:00 | 映画鑑賞

ねこ友会メンバーで品川へお出かけしてきました。

まずは映画を!


『九十歳。何がめでたい』


直木賞作家の佐藤愛子は断筆宣言をした後、何をするにも「めんどくさい」と、家の中でボーッとする毎日。
そこへ、昭和気質でパワハラ・セクハラ問題により大手出版社での部署変えを命じられ、妻と娘にも家を出て行かれた散々な編集者・吉川が愛子のエッセイ企画を持ち込んでくる。
どんなに断っても、あの手この手で口説き落とされ、吉川の執念に折れる愛子。
そのエッセイが大反響を呼び、愛子と吉川の人生が変化し始める。


これから観に行く予定の方はここまでで!











******************











気にはなっていたんだけど少し迷ってたところ、とても評判がいいと聞いていて、ちょうどお誘いも受けて観に行く決心を。
客席はやはりご高齢の方で埋まっていました。
私たちなんて若い若い!(๑๑)

すごいなぁって思ったのが、いつも女優として華やかな草笛光子さんと真矢ミキさんが、映画の中ではメッチャ所帯じみてて普通に老婆と中年女性なの。
でも、授賞式なんかでおめかしすると、やっぱり華やかなのよね〜さすが!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.
そのギャップをちゃんと見せられるってのがね。
実際、90歳だという草笛光子さん、そのお歳で主演もすごいけど、台詞を覚えられるってことにも驚きよ!Σ(ʘ∇ʘノ)ノ

正直、メチャクチャ感動した!とか笑った泣いた!ってのはないんだけど、客席の笑い声を聞いてると、みんな映画の中の愛子に共感してるんだな〜
思うように動かない身体、理解されない孤独や不安…
それでも再びペンを走らせるようになってから、生き生きと前向きになれる。
やっぱり夢中になれること、人やペットと関わること、誰かの役に立つと思えることって大事。

うちの近所の高齢者たちも公園でゲートボール的なスポーツを週3でしてるんです。
それこそ多少の雨だろうが、真夏の炎天下だろうが、コロナ禍の頃でさえ、やってて。
「誰か死んじゃうんじゃないの?」って心配してたりもしたけど、皆さん声が大きくて、笑い声が絶えなくて、単純に身体を動かすためだけじゃなく、これが元気に生きる上で必要なことなんだなってわかりました。
1人暮らしの人もいるから、生存確認にもなるか。
うちの母の口からも「友達が…」って言葉が出ると嬉しいし。
私も老後のために、お金ももちろんだけど、楽しめることと人付き合いも大切にしよ (ꈍω)

ズバズバ言うけど嫌味なく、可愛らしいとも思える愛子の言動。
ただ、記者会見シーンやインタビューの時の記者たちの笑いがわざとらしかったのがなんかね〜
狙いなのかな。
大して面白くないのに笑ってあげてる感がして、そこだけ微妙〜(;^_^A
「え、こんなところにこんな人が!?」という意外なというか贅沢な配役も見どころです。

佐藤愛子さんは昨年で100歳を迎えられたそうな。
うちのおばあちゃんも105歳まで元気だったし、出来ることなら最期まで楽しく笑って生きたいね!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.


さて、この後は同じ品川で開催中の写真展へ〜(続きは次回)



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チャーリー

2024-07-13 18:47:00 | 映画鑑賞

映画を観て来ました!


『チャーリー』


南インドで暮らすダルマ。
職場でも近所でも自ら人付き合いを避け、周りからも疎まれ、不衛生な自宅で不摂生な生活を繰り返す毎日。
そこへ、悪徳ブリーダーの元から逃げ出した1匹のラブラドール・レトリバーの子犬がうろつくようになる。
子犬を何度も追い払うダルマは、なぜか子犬に気に入られてしまう。
発作的に倒れたダルマを心配した子犬が救急車を追いかけ病院までついてきたことをきっかけに少しずつ心を通わせるようになり、好きなチャップリンにちなんで子犬を「チャーリー」と名付け、一緒に暮らすことに。
しかし、チャーリーは血管肉腫で余命わずかと診断される。
ダルマは、チャーリーの好きな雪を見せるために、ヒマラヤを目指してチャーリーと旅に出る。


もうこれだけで泣けるのわかってるから、手拭き用とは別に、涙・鼻水用のハンカチも持ってったよ。

これから観に行く予定の方はここまでで!











******************










泣けちゃいます、これは!
孤独で生きがいもない男の人生を大きく変えた存在、チャーリー。
その点では「ボブという名の猫」と通じるものがあるかも。
こっちはフィクションだけどね。

インド映画ですから長いんですよ、2時間44分。
必ず歌が何曲も入るんですよね。
その歌がダルマやチャーリーの心情を表してくれるんだけど、その分時間が延びるから、途中トイレに出ちゃう人もちらほら。
そうそう、この日…というかこの回?
座席はほぼ埋まってたんですけど、不思議と年輩のお客さんばかりだったんですよね。

誰とも関わらず嫌われ者だったダルマが、チャーリーのために無謀な旅に出る。
チャーリーを失う悲しみ以上に、チャーリーを喜ばせたい一心で。
そして、チャーリーも自分がいなくなっても大丈夫なようにダルマに宝物を残す。
お互いの存在が生きる希望を与え、かけがえのないバディとなっていく姿に涙・涙。
思ったほど号泣にならなかったのは、あたたかく幸せな気持ちでいられたからかな (இωஇ)

エンドロールでは「飼うなら保護犬を」のメッセージ。
世界中が保護犬猫を飼うことが当たり前になってほしい。
そして、金儲けのブリーダーを撲滅してほしい。

チャーリー役のわんこの演技は素晴らしいの一言。
ダルマの腕をチョンチョンって突っつくのはわかるけど、そこから懐に入ってハグまでの一連の動きをどうやって教えてるんだろう。
しかもちゃんとチャーリーの気持ちが伝わってくる表情まで出来ちゃってるのがもうたまりません!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.

終映後、トイレに行ったら、おばちゃん達が「今日はアイライン入れてこなかったのよ〜泣くのわかってたから」「正解よ正解!」という会話が…
いやもう大正解です!(๑๑)



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ザ・ウォッチャーズ

2024-07-09 18:18:00 | 映画鑑賞

映画を観て来ました!


『ザ・ウォッチャーズ』


鳥かごに入った1羽のインコを動物園に届ける依頼を受け、車で目的地に向かうミナ。
その道中、地図にない深い森の中に迷い込み、スマホやラジオ、車までもなぜか全て使えなくなり、助けを求めて車を降りる。
しかし、直後に忽然と車が消え、彷徨ううちに1軒のガラス張りの部屋が突如現れ、1人の女性に「ドアが閉まるまであと5秒」とカウントダウンで促され避難する。
そこには、マデリン・シアラ・ダニエルの男女がいて、毎晩この部屋にやってくる「何か」に監視されているという。

「監視者に背を向けてはいけない」
「決してドアを開けてはいけない」
「常に光の中にいなければならない」

生き長らえるための3つの掟を常に守りながら…


これから観に行く予定の方はここまでで。











*****************










ジャンルとしてはホラーみたいだけど、どちらかと言えばダーク・ファンタジーですかね。
暗闇の中で蠢く得体の知れない「何か」の正体がわかるまでがとにかく怖くて、ほぼ薄眼(←いっつもそうだな)
カラスの群れの羽音にさえビクついてました。
不気味な森の広大さも脱出不可能と思わせるほどの絶望感…!((((;;OдO;lll))))

危機一髪で発見した地下室で「何か」の正体と目的を知った4人の逃避行は結構あっさり。
あ、こんなに簡単に森を抜けられちゃうのね (;^_^A
鳥かごから放たれたインコと、鳥かごと呼んでいたガラス張りの部屋から放たれた人間たち。
それと同時に謎の「何か」も森の外へ放たれてしまう。
不穏な終わり方を想像していたのだけど、意外にもそこまで嫌な結末ではなかったです。

劇場予告編ラストの言葉「この結末、あなたの予想は絶対にハズれる」
私に関しては当たってたかな。
でもなぜナレーションがお笑い芸人のこがけんさん!?(๑⊙д⊙๑)



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朽ちないサクラ

2024-07-05 22:03:00 | 映画鑑賞

映画を観て来ました!


『朽ちないサクラ』

ストーカー被害を警察に訴えていた女子大生が殺された。
警察が慰安旅行に行っていたために、その被害届の受理を先延ばしにしていたことが新聞記事となり、警察は世間から非難を受ける。
県警広報広聴課勤務の泉は、何気ない会話の中でうっかり口走ってしまった慰安旅行の件を、新聞記者の親友・千佳が「記事にはしない」と固く約束したのに記事にしたと疑う。
身の潔白を証明すると告げた千佳は、1週間後に変死体で発見される。
親友を信じてあげられなかった泉は、千佳のために犯人を突き止めようと調査を始める。


これから観に行く予定の方はここまでで!











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全然、予備知識なく、単に「警察の闇に迫る」くらいに認識で、まぁ杉咲花ちゃん主演なら観てもいっかな〜という気持ちで観に行ったので、逆にそれが良かったのか、冒頭からグイグイ惹き込まれました。

明らかに地下鉄サリン事件を思わせるようなカルト教団の存在だけでなく、慰安旅行のためにストーカーの被害届受理を先延ばしにしていた警察の失態も、かつて実際に起きた事件だったことを知ってビックリ!
その2つが巧みに絡み合って、見応えあるミステリーとして楽しめました。

公安警察のことを「サクラ」と言うそうで、S=スパイという隠語も出て来たりして、なんだか登場人物みんなが怪しいと思えてしまって。
特に千佳の母親役・藤田朋子さんのことをメッチャ疑ってました(笑)
だって「娘のこと何も見てなかった」「事件のことがわかったら私にも教えて」とか「ほら、絶対この人、実はカルト教団の信者で探ってんだよ」って思ってたの。
私の推理なんてこんなもんだし、私にわかるレベルのミステリーじゃダメよね (;◔ᴗ◔;)
ただ、おみくじの意味がちょっと私には意味不明。

それぞれの正義を貫くための手段がこうも大きく違うことに衝撃を受け「それでも前に進むしかない」という冨樫刑事の言葉が重く、その結果を知れば恐ろしい。

杉咲花ちゃんは安定の演技力で、地味な女性でも存在感抜群でした。
彼女はホント素晴らしい。
少しモヤモヤの残るラストも、警察内の闇に触れた彼女の「警察官になる」と決意した清々しい表情が希望の未来に思えて印象的でした (*´ω`*)



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2024-06-29 18:44:00 | 映画鑑賞

映画を観て来ました!


『ブルー きみは大丈夫』


字幕版を観たくて、ちょうどいい時間の映画館を見つけたのに、日曜日だったから直前にネットで確認した時点で残席わずか!
別の映画館で吹替版を観ました。

会場に着けば、周りは小さな子供連れのファミリーばっかり。
そうよね、そりゃそうだ!(;^_^A

これから観に行く予定の方はここまでで!










******************









幼い頃、それぞれの子供達が生み出した空想の友達=イマジナリーフレンド。
子供が大人になって忘れると消えてしまう存在。
そんなイマジナリーフレンド達との交流が描かれていて、ブルーは主人公の少女・ビーのイマジナリーフレンドなんだと思っていたらそうじゃなかったのが意外。
自分の存在が消えてしまうことへの焦りやハラハラ感はそれほどなかったかな。
イマジナリーフレンド達が消えてしまわないように、新たなパートナーとして他の子供に転職させようとするのは、ちょっと違和感。
イマジナリーフレンドって、あくまでその子が生み出したモノだから、その子でなきゃダメなんじゃないの?
そして、最後にわかるビーのイマジナリーフレンドとは…

私にはそういう友達はいなかったけど(忘れてるわけでもないと思う)この映画を観て、ふと子供の頃に可愛がっていた白いクマのぬいぐるみ「みーちゃん」を思い出しました。
ホント、この映画観てなかったら今後一生忘れてたかもしれないな。

基本、ファンタジー物はそんなに好まないんだけど、モフモフ系には弱い私。
子供向きではあるけれど、心ほっこり出来る作品でした。
大人が見ても、幼い頃の懐かしさや純粋さを思い出せる。
「きみは大丈夫」
勇気を貰える言葉です。

ブルーの声は「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉くん。
アニメ大好きを公言しているだけあって、こなれてましたよ。
あのブルーの風貌で結構なイケメンボイスだったけど(笑)

鑑賞後、私の前に座ってた女の子の第一声「たのしかった〜」
これが一番ね!
おばちゃんもよ (,,>᎑<,,)
ちょっと泣いたよ。



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公開20周年記念上映

2024-06-25 18:43:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『オペラ座の怪人』


今年1月にケン・ヒル版の『オペラ座の怪人』を舞台で観て「あ〜またアンドリュー・ロイド=ウェバー版も観たくなっちゃったな〜」って思ってたんです。
でも、劇団四季のチケットはなかなか取れないし…
そしたら、まさかの映画公開20周年記念リバイバルで、このタイミングに再び観られるなんてラッキー過ぎる!٩(๑>∇<๑)و


これから観に行く予定の方はここまでで!










*******************











30年くらい前に劇団四季の舞台を観て、ガストン・ルルーの原作を読んで、3回ケン・ヒル版を観て、20年前にこの映画を観て…
それでも細かいところは結構忘れちゃってるものだな〜(;◔ᴗ◔;)

冒頭、モノクロの寂れたオペラ座でのオークション場面から、あの有名過ぎるテーマ曲と共に一気に全盛だった頃のオペラ座に変化していく様は鳥肌モノ!
豪華絢爛、華やかな舞台、全てがまばゆいです!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.
その中で暗闇を支配するファントムの存在感、ゾクゾクします。

20年前はそう思わなかったけど、クリスティーヌってあんなにフワフワ、ファントムとラウルの間を行ったり来たりしてたっけ?
年数を経ると、いろいろ印象も変わってきますね。

ファントムの人生を思うと、あまりの残酷さに胸が潰されそうになります。
あれほどの仕打ちを受けて、歪まない人間いるか?
オペラ座の舞台で繰り広げられる輝きの世界にどれほど憧れただろう。
いや、ただただ人間らしく生きられたら…
絶望しかない彼の一筋の光と希望、クリスティーヌ。
結局、愛は報われずとも、恋心の昂まり、師と慕われる喜び、それを知れたことにファントムが生を受けた意味がある気がしてならない。
そう思わないと哀し過ぎる (இωஇ)
サーカス団にいた子供の頃、きっと唯一自分の顔の醜さを嘲笑う事がなかった子猿をオルゴールの飾りにしたのも、彼の純粋さ故か。

モノクロシーン、年老いたラウルがオークションでこの猿のオルゴールを落札し、クリスティーヌの墓に供えるんだけど、オークション会場にいた老婆がマダム・ジリーだとしたら、年齢釣り合わなくない!?
そして、お墓にあったファントムからの物と思われる一輪のバラは、どう解釈したらいいのかしら?
ファントムだって年齢的にはさすがにもう生きてないよね?
こんなこと考えちゃうのは野暮かな (ꈍω)

ミュージカルナンバーがとにかく素晴らしい ♪♪♪
こんなドラマティックな曲を作れるなんてホント天才!
観終わってから数日経つけど、未だ映画の余韻が続いていて、気がつけばナンバーを口ずさんじゃってます。
昔、日本語歌詞で必死に覚えたから!(๑๑)


ミュージカル映画はやっぱり長いですね。
約2時間半。
ミュージカル好きだから全然いいんだけど、『レ・ミゼラブル』は休憩なしで3時間だったし、トイレの心配だけがちょっとね…(;^_^A



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ハロルド・フライのまさかの旅立ち

2024-06-19 18:52:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました。


『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』


定年退職し、妻と静かに暮らしていたハロルド・フライの元に、かつての職場の同僚から手紙が届く。
彼女は身寄りがなく、ホスピスに入院していて、もうすぐ命が尽きるという知らせ。
その返事を出すためポストに手紙を投函しようとするが、その前に入った店の若い店員との何気ない会話で考えを変え、そのままの足で800km離れた同僚に歩いて会いに行くことにする。

これから観に行く予定の方はここまでで!









****************










交通手段を使わず、着の身着のままで800kmを歩こうとするハロルドの行動力がまずスゴイ!
手紙を出しに行って、そのまま帰ってこなくなった旦那を心配する妻の気持ちはそりゃ計り知れないよな (;^_^A
でも奥さん曰く「私たちは仮面夫婦」
息子が自ら死を選んだ時から、夫婦はどこかぎこちなかったようで。
それでも同僚の元へ向かう行為に反対していた妻は、最後に挫けそうになるハロルドを励ます。

ちょっと予想していた展開と違っていました。
旅の途中で出会った人々との温かい交流も含めたハートフルな話かと思ってたんです。
でも、息子のように思っていた若者は結局薬物に手を出していなくなっちゃうし、途中で拾ったワンコもなぜかあっさり他の人についていっちゃうし、SNSで取り上げられたことがきっかけで無関係の人たちが応援とばかりに集団でついてきて、結局旅の邪魔になって置いてっちゃうし(笑)

ラスト、やっと同僚に会えた時には、もう同僚は意識がほぼなく…
自分が歩いて会いに行くことで同僚に希望を持ってもらいたかった思いが報われなかった時のハロルドが哀れにも見えたけど、彼女の病室の枕元に、彼が旅の途中で送った風景のポストカードが全て貼られていたことは、死を迎えるだけの彼女が、待つ楽しみを感じながら日々生きてこられた証なのがわかる (இωஇ)
ハロルドの行動は決して無駄ではなかった。
そして、仮面夫婦だと思っていた2人がこの出来事を通して、お互いがかけがえのない存在だと気づく。
これは、夫婦の懺悔と再生の物語なんだな。
旅先で出会った人々にも、心が救われる今後の人生を願ってやみません。



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ジャッキー健在!

2024-06-13 18:42:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『RIDE ON』

主演作50周年を迎えた70歳のジャッキー・チェン最新作。

かつて香港映画界の伝説のスタントマンと評されたルオ・ジーロン。
今は、愛馬チートゥとエキストラ的な仕事などで生計を立てている。
チートゥを手放さなければならなくなったルオは、絶縁状態の娘を頼り、チートゥとの共演スタントの仕事も依頼され、危険を承知でチートゥのために仕事を引き受ける。


今回はあえて吹替版を観ました。
やっぱりジャッキーと言えば石丸博也さん!
すでに声優業を引退した石丸さんが、本作のために限定復帰するとなれば、尚更ね。
子供の頃から石丸さんの声で育ってるから、ジャッキーの本人の声を聞いても「え、違う!」と思っちゃうくらい、私の中ではジャッキーの声=石丸さんなんですもん。

これから観に行く予定の方はここまでで!










********************












70歳になってもジャッキーはジャッキーでした!
アクションもコミカルで軽快でキレッキレ!(๑๑)
スタントマンとして挑んだ過去の作品として、今までのジャッキーの主演映画の様々なアクションシーンが映し出され、まさにジャッキーの役者人生そのものの集大成とも言える作品。
改めて、すごいアクションをこなしてきたんだなぁと感服します。

年老いたスタントマンがCG処理されることを拒み、あくまでチートゥとリアルなスタントに臨もうとする姿は悲哀すら感じるけれど、やっぱり命を失ってしまうくらいなら、CGでいいよって思うなぁ。
特に動物を扱うアクションはね。
どうしても「馬は大丈夫かな」とか、作品の世界とは違う気持ちが湧いちゃうもん。
戦国時代とかの騎兵戦シーンなんか、結構見てらんないタイプです。
今回もチートゥが爆破の中を駆け抜けるシーンはハラハラしちゃったし。
それこそ「CGでありますように」って思っちゃう。
だからこそ、チートゥ役の馬の演技がリアル過ぎて素晴らしかったです。
ルオとの別れのシーンなんか涙なしでは見られない (இωஇ)

娘との絆、愛馬との絆も盛り込んで、かつての派手なアクション作品とは少し違う感動作でした!(*´∇`*)



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言っちゃった聞いちゃった

2024-06-09 18:33:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『告白 コンフェッション』

大学山岳部OBで親友同士の元部長・浅井と、韓国人留学生だったジヨン。
16年前に登山中、行方不明で事故死とされた部員のさゆりの慰霊登山に2人で出かけ、猛吹雪の中、遭難してしまう。
足を負傷し、死を悟ったジヨンは、16年前に自分がさゆりを殺したことを浅井に告白する。
しかしその後、山小屋を発見し、2人は生き長らえる。
救助隊を待つ間、狭い山小屋の中で、殺害を告白してしまった男と、聞いてしまった男の気まずい時間が流れる。


これから観に行く予定の方はここまでで!









*****************










気まずさの中でコミカルな部分もあるのかなって思ってたら全然!
もうホラーだよ、ホラー!(llʘДʘll)
ジヨンが浅井を襲ってくるところなんて、髪が長いから伽倻子みたいだったよ。
逃げ場のない山小屋での攻防戦はスリリング過ぎて、充分私を怖がらせてくれました。
「自分で勝手に告白したくせによ〜」とツッコミたくなるくらい、バイオレンスで異常なほどの襲撃…!(llll)
二転三転していく展開も見どころ。
この作品、74分しかないんですよ。
冒頭はちょっと2人のセリフのやり取りがまだるっこしいなって思ったけど、ジヨンが浅井を襲い始めてからはノンストップで怖い!怖い!怖い!(ll0艸0ll)
登場人物がほぼ2人で山小屋だけのシーンなので、74分でちょうどいいくらいです。
あれ以上は、襲撃シーンに私が耐えられそうにありません。

奈緒さんって、仕事選ばないのかな…(;^_^A
セリフもないし、回想シーンのみで、しかも殺される役。
別に奈緒さんでなくても良さそうなのに。
好きな女優さんだからいいんだけど。
そういえば『マンホール』って映画でもスマホから聞こえる声のみの出演だったよな?

人はどんな状況に於いても、余計なことは言っちゃいけないって教訓をこの映画で学びました(笑)



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