確か、何かに書いてあったと記憶する。
異国で陸上競技を見て、
「何故、ああ無分別に駆けることができるのであろう。」
夏目漱石が言った。
日本人は勝つにも、負けるにも美意識が欲しい。
それがないのは、ただの無分別だと。
少なからず、同意だ。
痛快じゃないか。
『漱石日記』だったかと、
読み返してみたが、見つからない。
かわりに、イギリス留学時代の日記に
「往来を歩くとどれも小悪らしい顔ばかりだ。
愛嬌のある顔をしているものは一人もおらぬ。
その代り子供で鼻を垂らしている者は一人もない。」
この確固たる価値観とセンス。
痛快だ。
格好良い。
大好きだ。
本人は、日記をみんなに読まれるとは思ってなかっただろうが。
異国で陸上競技を見て、
「何故、ああ無分別に駆けることができるのであろう。」
夏目漱石が言った。
日本人は勝つにも、負けるにも美意識が欲しい。
それがないのは、ただの無分別だと。
少なからず、同意だ。
痛快じゃないか。
『漱石日記』だったかと、
読み返してみたが、見つからない。
かわりに、イギリス留学時代の日記に
「往来を歩くとどれも小悪らしい顔ばかりだ。
愛嬌のある顔をしているものは一人もおらぬ。
その代り子供で鼻を垂らしている者は一人もない。」
この確固たる価値観とセンス。
痛快だ。
格好良い。
大好きだ。
本人は、日記をみんなに読まれるとは思ってなかっただろうが。