**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【グルメ】ラーメン映画『タンポポ』

2008年09月18日 | 【グルメ】その他
店舗が多く味や種類も豊富で、
たくさんの人々を虜にする「ラーメン
その「ラーメン」を題材にした伊丹十三監督の作品、
映画『タンポポ』は、本題のラーメンの他にも
たくさんの料理が出てきます

あらすじは、さびれたラーメン屋を営む女主人が、
ふらりと訪れたラーメン通のトラック運転手に
美味しいラーメンの作る手助けを受け、
最高のラーメンが出来上がりお店が繁盛する…
という単純で分かりやすいストーリーです。

しかし、本題とは無関係にミニコント風に
食に関する小さいエピソードが折り込まれてて、
笑えるほど面白いです

白服の男と情婦
スパゲッティの食べ方を教えるマナー教室の先生
フランス料理に詳しい新米サラリーマン
歯の痛い男
店中の品物の感触を楽しむ老婆とその店の店長
北京ダックを食べるスリ
危篤の妻にチャーハンを作らせる男
レストランにもぐり込みオムライスを作るホームレス
餅を喉に詰まらせる老人
などなど

幼い頃に見たので、全てのストーリーの
内容はおぼろげなのですが、
この中で、サボが良く思い出すシーンがあります。
マナー教室の先生がレストランで受講者たちに
スパゲティを食べるマナーを
教えている最中に他のテーブルに着いていた
お客のイタリア人がズーズー凄い音を立てて
スパゲティを食べているのを見て、
皆、それに習うかのようにズーズー音を
立てて食べるシーンです。
何故かスパゲティーを食べる時にこれを
思い出しちゃうんですよ

伊丹十三の映画は、この「タンポポ」にも
言えますが、色んな多彩で変わった
人達が出て来るんですが、どれも丁寧に
人間模様が描かれていてそれが本題の話を
より魅力的に見せる感じがします。

こんなヤツいるの~?っていう
個性的な人たちが出てくるのに、
日常生活をしていて「あれ?!」って
映画のシーンを思い出すんです。
あの奇妙な人達が感じているであろう感覚が
どこか似た行動をしている自分が少なからず
あるよな気がします。その感覚を大きくオーバーに
掘り下げて映像として表現するが非常に
上手いのでしょうね
監督は、人という存在を大切にしているような方だなぁ
とサボは感じました。

伊丹十三監督の映画をもっと沢山見たかったので、
本当に残念です

この映画のモデルとなったラーメン店はこちら

「ラーメン タンポポ」
北海道札幌市豊平区平岸2条11丁目
TEL 011-812-1157
営業時間:午前11時30分~午前5時 年中無休

ちなみにさぼ・てん
のお家から近いです(笑)


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