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**はやりっち**

いろんな色があるように
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いろんな話もあるのです。

不二家事件のまとめ

2007年01月29日 | 【はやり】ニュース
インターネットの情報をまとめてみました。
間違っている部分や、抜けてる情報が
ありましたらコメント下さい。


●事件1
大手菓子メーカーの「不二家」(本社・東京)が
昨年の11月、消費期限が切れた牛乳を使った
シュークリームを製造し、
関東などに出荷していたことが
内部告発で分かったそうです。
同社は事実を把握した後も、
公表や製品回収の呼びかけをしていませんでした。

問題のシュークリームは、
昨年11月8日に埼玉工場(埼玉県新座市)で
製造された2,000個。
問題の原料となる牛乳60キロの消費期限は
11月7日付で1日切れていたにもかかわらず、
元社員でパートとして再雇用された
60代男性の製造担当者が
「捨てるのはもったいない。においをかいで問題ない」
と思い、使うことを決めたそうです。
また製造担当者は「2年前にもやったかもしれない」
と話しているそうです。
藤井社長らは「牛乳を余らせ廃棄物にすると、
是正報告を求められるので
捨てづらかったのではないか。
古くからの職人なので、消費期限を自分で判断できるとの
甘さがあったと思う」と説明。
産経の記事には、
「期限切れ牛乳は排水口に流すことができない
規則になっているが、どのように処理するかの
取り決めは社内になかった。」
との記述があります。

うむ~、
牛乳は川なんぞに流すと公害になりますものね。
環境汚染しちゃうらしいです
大手の会社ならこのような廃棄方法に関して
既になんらかの規則等は作られていても
おかしく無いのですが。
もし規則が決まっていれば、
このパートのおじさんも悩まずに
牛乳を廃棄していたかもしれませんね。

この問題を受けて
不二家は1月11日、品質管理の徹底を図ることができるまで、
埼玉を含め札幌、野木(栃木)、泉佐野(大阪)、
九州(佐賀)の洋菓子5工場の操業を休止して、
全国の不二家チェーン店(約890店)での
洋菓子販売を同日から休止すると発表。
販売再開には最短でも
約1週間かかると見込まれていました。
しかし、販売を再開しても信用できないので
買わないという消費者や取引先の意見が多発。


●事件2
さらに藤井社長らは昨秋からの調査で、埼玉工場では
(1)期限が1日切れた牛乳を7回使用し、
   約1万5,000個のシュークリームを製造
(2)アップルパイなどに使うりんご加工品は
   最長4日の賞味期限切れを4回使用
(3)プリンの消費期限を1回、社内基準より1日長く表示
(4)細菌検査で食品衛生法の規定の10倍、
   社内基準の100倍の細菌が検出された洋菓子
   「シューロール」を出荷
以上4点明らかにしたそうですが。
同社は「発覚すれば(解体的出直しを迫られた)
雪印乳業の二の舞いは避けられない」
との内部文書を作成しており、
問題を隠し続けようとした形跡もありました。


●事件3
さらに過去にも不祥事が起きていたことが発覚。
2003年11月、購入者から、
チョコレート菓子「アンパンマンハウス」に
蛾(が)の死骸(しがい)が混入していると
指摘を受けたにもかかわらず
担当者は「穀物を入れておく倉庫とかに
よくいる蛾なので、食べても体に影響ありません」
と回答していたそうです。
主婦が「ではあなたが、これを食べてください」
と言い返したところ
「いや、それはちょっとできません」
と言われたそうです。
その後の公表や回収はありませんでした。

このやり取りについて不二家では
「アンパンマンハウスに蛾が入っていたのは事実ですが、
指摘を受けた際のやりとりは確認できていない」と説明。

さらに、平塚工場で昨年7月に製造、
北海道旭川市で販売されたチョコ菓子にも
蛾の幼虫が混入していたそうです。

期限切れ原料の使用が発覚して以来、
社長が交代するなどして
再起を目指してきた不二家ですが、
次々と発覚する不祥事により
危機管理能力の欠如と
消費者軽視の体質がさらに浮き彫りになり、
益々信頼を失ってしまいました。

●その他の被害
不二家とは一文字違う無関係の福島県の
「不二屋食品」がこの事件に巻き込まれ、
一連の不祥事が明らかになって以降問い合わせが殺到し、
「対応に追われて仕事に支障をきたしそうなほどだった」そうです。
その後、1月17日には地元の福島テレビの
「Lばんスーパーニュース」や、
また同20日にはTBSのニュース番組「ブロードキャスター」が、
同社が不二家と関係ないことを報道し、
誤解が解けてホームページへのアクセス件数も上がったほか、
テレビ番組を見た消費者から
励ましや商品の購入希望のメールを受信。
「メールは1日20件ほどあった」そうです。
J-CASTニュースが取材した2007年1月23日には
「だいぶ落ち着いてきました」とのとこでした。
よかった×2


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんな会社もあります。 (skywork)
2007-01-29 21:01:27
「第三者の目」の大切さ、について。


「食品の安全管理」の不祥事が次から次に出て来ていますが、
新しいシステムを活用して「食の安全」に取り組み始めている会社も、
一部には、ある様です。
こちらを・・・。
↓↓↓↓
http://fsr.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_b19c.html

「日本の食品業界で初の試み」との事ですので、
一度、ご覧になられたら・・・・?

内容の説明の為の「動画」は、こちらです。
↓↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=fa9BwUFMOXo
返信する
勉強になりました。 (さぼ・てん)
2007-02-01 02:43:40
早速、拝見しました。
「食の安全通信簿」素晴らしいシステムですね。
そして、この厳しい通信簿に頑張って取り組んでいる真面目な会社も素晴らしい。
消費者の信用を得るにはこれ程の努力が必要なのですね。

教えてくださいましたskyworkさんに感謝致します。
ありがとうございました。
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