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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

好きこそもののじょうずなり

2016年12月01日 09時35分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
だれひとりとして同じものを制作する子はいない。当たり前のことですが、だからこそ人の尊厳なので、それを親・指導者の威圧で曲げることがあってはならないと強く確信しています。「子どもは創造することを楽しむ」ものであって、そうでなければ子どもとしての健全な成長にならないと断言できます。このことは今の社会が実証しています。
描いたり作ったりする行為は、その子自身の感情の現れで、私のように、その子にたった2時間しか接していなくても、まるでその子の日記を手に取って読むようにわかります。勉強で疲れたよね、嫌な事あったよね、眠たいよね、おなか減ったよね。それでもこの教室では元気に復活し、すべてを忘れて没頭するよい時間を過ごしてもらいたいと思います。習い事は楽しむところではないというご批判もありましょうが、何か好きなこと楽しみにしていることが軸足にあれば、勉強をはじめスポーツ、その他の関心へ、もう一方の足を安定して伸ばすことができるのではないでしょうか。両足の振り幅が大きく広く深くなってゆく、「創造する」とはこのことです。舗装した歩道を歩くことでは決して得られない喜び、楽しみながらこの先を生きてゆくことにつながると確信しています。
MOA美術館コンクール豊明市銅賞を受賞したEくんも、集中と解放を繰り返しながら、これまで以上に降り幅が大きくなるように、GAWOO教室の枠から飛び出るほどの活躍に期待しているひとりです。おめでとう!
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