長生きの秘訣

現在の趣味は「人生を全うすること」です。長生きすると人生の色いろな疑問が解けてきます。

「生きがい」「やりがい」の見つけ方

2015年12月03日 | 日記

経済学の教科書では「賃金は労働の対価である」と教えられます。したかって労働とは苦痛を伴うものであり、ある程度の苦痛は耐え忍ぶ必要があると思っておられる人もあるかもしてません。しかし仕事に「生きがい」を感じやりがいのある仕事を生き生きとされている方もたくさんおられます。ではどうすれば「生きがい」のある仕事ができるのでしょうか。

生きがい、やりがいとはなんでしょうか。人間は生きがいを感じるときは少しの苦痛や、逆境にも耐えることができます。あれがしたい、これしたいという欲求を満たすことがやりがいでしょうか。お金がほしい、恋人がほしい、愛情がほしいなど欲求の追求と生きがいを混同してしまっている人が多くいます。

仕事を通じて生きがいを感じることができればこれほど幸せはありません。少々給料が安くでも、少々残業が多くても、嫌な同僚がいても「やりがい」があれば生き生きと仕事ができるはずです。誰もがこの生き生きと働くことを願っています。どのような心がけで日々仕事に取り組めば毎日生き生きと仕事ができるのでしょうか。

人間は生まれた時から周りの人から評価され、褒められることに最大の喜びを感じます。幼少期に褒められたことは成人しても覚えています。芸術やスポーツなどで名を成す人の多くはこの時期に親だけでなく多くの周りの人から「すごいね」「大きくなったら〇〇になったら・・」とほめられたことがその後の努力と研鑽につながり、ますます実力が付き、評価され名を成すことになります。子供の「ほめ育て」の推奨もこんなところからきているのでしょう。

一つのことを長くコツコツと続けることがまず必要です。その中で人から評価される喜びを見つけその喜びを次の評価につなげ、5年10年と多くの関係者に評価され、褒められ、ますますやる気が生まれ、やがて天職の域に達するのです。そういう意味では職種を変えたり転職はよくありません。

いま与えられた仕事を力いっぱいやることも必要ですがもっと大切なことは、その仕事を喜んですることです。多くの人が先に述べた経済学の影響で、苦痛を耐えて、いやいや不足に思いながら仕事をしています。それではいい結果は生まれません。どんな仕事も社会の中ではなくてはならない人の役にったている仕事です。それを悲しむか、喜ぶかはその人の心がけ次第です。

やりがいのある仕事、生きがいを皆さんも必ず見つけられるはずです。毎日喜んで仕事に取り組んでください。

 



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