企業の昨年度の内部留保が7年連続増え続けなんと463兆円になった報道されています。
2008年は280兆円でした。にもかかわらずサラリーマンの年収は増えていません。
なぜそのようになるかは前回お話し致しました。では今後はどのようになるのでしょうか。
20年前企業は人件費を抑制することによって経費負担が人件費だけでなく、個別の交通費や
通信費、その他経費全般が削減され社員数を減らすことが利益増大のカギであることを知りました。
そして給与を抑えてきました。しかしそれは社員のモラルの低下を進め効率の悪い社員が増え、
かえって現在はその逆効果というべき状況にあります。
そこで内部留保の人材投資に充てるべきであるという経営者が表れてきています。
内部留保は本来、企業買収や設備投資に使われるというのが一般的概念ですが、
これからの日本企業はその資金を優秀な人材に投資をすることによって将来の企業の発展を
図るべきです。
人権や平等主義が進みすぎて人はみな同じ能力を持っていると思いがちですが、とんでもありません。
3倍の働きをする人を倍の給与で雇用できれば経済合理性は十分満たされるはずです。
ご意見をお聞かせください。