長生きの秘訣

現在の趣味は「人生を全うすること」です。長生きすると人生の色いろな疑問が解けてきます。

雇用されるには経営者の本音を知ろう

2016年06月29日 | 日記

就職活動や転職活動をするとき、先輩や転職経験者の体験談を聞きその対策を考えることが多いと思いますが、一番大切なことは経営者の本音を知ることです。

一番わかりやすいのは面接です。表向きは「いま取り組んでいることは・・」「尊敬する人は・・」などの質問ですが面接官の見ているのはその答えそのものではなく、声の大きさ、間の取り方、視線の向きなどで心理状態やその人の深層心理をつかもうとしています。

面接は「最初の5分」と言われます。これは面接だけでなく商談やいろいろな人間同士の初対面での会話にも通じるところがあります。

話は変わって最近キャノン、シャープ、ホンダ、ダイキン、パナソニック、TDKなどが相次いで海外で生産していた製品、部品の一部を日本の工場に移す動きがあります。これからますますその動きは加速するでしょう。新聞などの解説は海外の給与が上昇し日本と変わらなくなったとか、円安で日本でも採算が取れるようになったとかもっともらしいことを言っていますが本当でしょうか。

日本の製造業が一斉に海外にシフトしたのはいつだったか覚えておられますか。それは民主党が政権をとった時です。経営者と対立し経営者に無理難題を吹きかける労働組合出身の大臣が多く就任しました。派遣法改正だけでなく失業給付の大盤振る舞いや企業に負担を強いる政策が準備されていました。

経営者は長年の経験と勘で一斉に海外に生産拠点を移しました。理由はもちろん民主党政権だからとはだれも言いません。円高が進みそうだから・・。生産コストが安いから・・。グローバル化に対応して・・。などなどでした。本音は経営者しか知りませんでした。経営者の本音など知らないマスコミや経済学者など知る由もありません。

そして昨年末の衆議院選挙で自由民主党がいよいよ長期安定政権だと確信できたところで日本回帰を始めました。

経営者も日本人です。愛国者です。

 

 


仕事探しはマーケッティング

2016年06月08日 | 日記

マーケッティング理論は50年位前から日本で学問として取り入れられ、その後企業で販売や製造、サービス部門で実践を繰り返し、現在に至っています。現在の企業活動は大企業から町工場、飲食サービスあらゆるビジネスモデルがマーケティングなしでは成り立ちません。

経済の成長期、供給不足の時代は作れば言い値で売ることができますが供給過多になると、市場価格を調べたり、販売時期をずらしたり、宣伝を考えたりしなければなりません。そのとき重要なのが市場調査です。市場調査は統計的に数字でも判断も出来ますが、一番必要なのは肌で感じる感覚が大切です。

多くの人の就職活動は自分のしたいことや経験を自分勝手に探し回って仕事がないと嘆いています。まず自分の通勤可能な地域で、年齢で、経験でどのような仕事がどのような雇用条件であるのか自分の脚と目で確かめる必要があります。そのためにはまず応募して面接まで進み、その企業の人にであって初めて自分にとっていい仕事かいい会社かが解るのです。今は内定をとっても断ることが可能です。その作業をしないで自分の希望と経験だけを売り物にして応募してもなかなか自分にあった仕事は見つかりません。

まず市場を知って自分の売り込むポイントを的確に相手に売り込む必要があります。売り込むツールは履歴書と職務経歴書が最初の関門です。だから履歴書が規格書のつもりで、職務経歴書がカタログをイメージして書くといいと思います。履歴書はウソがあってはいけませんし正確に書く必要があります。職務経歴書はいいことだけを少し誇張して書き上げることです。

就職活動にマーケティング手法を取り入れてみてはいかがでしょうか。