長生きの秘訣

現在の趣味は「人生を全うすること」です。長生きすると人生の色いろな疑問が解けてきます。

時代は変わった

2014年11月05日 | 日記
1945年以降、新しい日本国憲法のもとで明治憲法からまったく発想が逆転して国民主権、個人の人権、職業選択の自由、差別のない社会などが強調されてきました。政府や企業、行政、法曹界全国民がこの新しい社会思想に向かって努力してきました。

もともと日本民族は「嘘をつかない」「人に迷惑をかけない」「常に控えめで謙虚である」を生活信条としてきましたから、憲法に沿った社会が形成されそれなりに平等な社会が作られました。

しかし10年位前から徐々にこの人権、自由、平等を悪用しそれにぶら下がる人が増えてきました。仕事をしていないのに残業手当。働いていないのに給料をもらう。仕事を辞めれば失業保険。仕事がなければ生活保護。そこで現状は企業や政府がその規制にに乗り出しています。しかしせっかく与えたものを納得ずく取り返すのは大変です。今まで与えることにばかりマスコミや行政、政治が取り組んできたのですから。今後この状況がどのように結末を迎えるかは予測できませんが、そんな状況下で個人はどのように生きてゆくかが大切です。

答えはもうお分かりですね。今までとは全く逆の発想が必要です。

「仕事は選ぶものでなく与えられるものである」

この発想で行くといかにいい給料をもらうかでなく、いかに会社に貢献するかとか、自分にとって得か損かでなく企業やみんなの為になるかどうかとか、仕事上の不満を見つけるのでなく喜びを見つける努力が必要とか、自分にとってワンランク下の企業、下の仕事、下の給料から取り組んでみるとか、とにかく今までとは逆の発想で仕事を選んだり取り組まないと間違いなく社会から取り残されます。それが良いとか悪い出来る出来ないでなく大きな社会や時代の流れに乗ること出来ません。時代の流れに乗ることが「生きる」ということです。