応募書類を準備して、案件を検索し、やっと応募にこぎつけても、そこから面接に進めるかどうかは応募書類が重要になってきます。しかしそれを通過していざ面接になると緊張もありなかなか実力が発揮できない人も多いようです。
面接の心得や注意事項はいろいろなところで論じられています。そこで今回は少し違う観点から面接時に大切なことをお話いたします。
それはありきたりなことですが「正式な挨拶がきちんとできること」「時(T)、場所(P)、状況(O)に応じた服装感覚があること」「敬語謙譲語が正確に使えること」の3つが面接の時には必要です。少々業務経験がなくてもトンチンカンなこたえ方をしてもこの3つが出来ていれば必ず道は開けます。
1、挨拶はおはようございますから有難うございますまでいろいろな場面がありますが相手の目を見てまず言葉で有難うございますと述べた後に頭を下げて礼をすることが出来ていますか。言葉と動作を分けることから分離礼といわれています。
2、服装はTPOを考えていますか、面接時は当然職種を問わず男性はネクタイスーツ、女性も襟付きの上下スーツ、もちろん髪形や化粧法も女性の場合はTPOが必要です。スーツの色やネクタイの柄色まで神経を使っていますか。
3、敬語謙譲語が正確に自然に使えていますか。自分の配偶者を「ヨメ」とか「ツレ」とか言っていませんか。謙譲語で動詞に付ける「させていただく」というのがあります「来させていただく」「持たせていただく」となりますが、「思う」の謙譲語は何でしょうか。思わせていただくではありません。「存じ上げます」が正解です。少し勉強して意識すれば身につくことです。
以上3つはビジネスマナーにも通じていますし社会常識といえるものかもしれません。面接だけでなくあなたの品格品性を上げることになります。意識してみてはいかがでしょうか。