それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「YouTubeの読書実況動画を考えてみる」なのだ。

2020-09-13 15:58:02 | Weblog
 新型コロナウイルスの影響か、YouTuberにもなる芸能人が続出している。で、そんな彼らがやっていることは、テレビゲーム実況だったり小規模なバラエティ企画だったり踊ってみたりフリートークとかとかだったり、自分が普段仕事でやっている事とかプライベートで好きだったりする事をやっているケースをよく見かける。
 そんな中、見かけないなあ・・・と思ちゃったのが「読書」だ。いや、筆者が知らないだけで、最近YouTuberにもなった芸能人をはじめ、それをやっている人はいるのかもしれないけど、まあ見かけない。あ、ここで言う読書とは、何らかの本を読んだ感想を言うものではなく、本を読んでいる姿を見せる事をメインとした動画です・・・って書いていて、あまり誰もやらない理由がなんとなく浮かんできた。それは、画的に地味だし、黙読だと視聴者がどこを読んでいるのかわからないし盛り上がれないし、音読はめんどくさい割に実況ができないんで実読演者の気持ちが伝わるわけじゃないし・・・。
 そんなことを思っていたら、同時にもっとやりようがあるんじゃないか?そうだ、ああやればいいんだ!って思いついちゃったのだ!その方法とは『電子書籍とアイトラッキングとワイプ映像を使った“読書実況動画”』だ。アイトラッキングとは、人間の視線を調べる事ができ、どこを見ているか視覚化する事ができるテクノロジーだ。これを使えば、音読しなくても実読演者がモニターに映る電子書籍のどこを読んでいるかがわかる。そして、その顔をカメラで撮し、バラエティ番組のように動画の右上とかにワイプ映像で挿入するのだ。この時実況音声も収録する。実読演者は電子書籍を黙読しながら、表情を使ったり感想を発したりして、本を読んでいる自分の状況や気持ちを実況していくのだ。
 これの利便性の一つは、ライブ配信にも普通に対応できるという点だ。ライブ配信で、視聴者も同時に読書を楽しみながら感想をチャットに書き込み、インタラクティブな盛り上がりが期待できる!・・・気がする。それにスーパーチャットが使えるので、収益的に魅力が高い。あと、ライブ配信すれば動画編集が必要なくなるのも配信側としては嬉しい点だろう。テレビタレントで「ワイプが苦手」と嘆いている人には、練習と実益を兼ねた良い機会となろう。
 この動画は、時にあえて本の最後まで読まないで、最後が気になる人は本を買って読んでね!みたいな形にするのも良いかもしれない。そうすれば本を読む人、買う人が増え、右肩下がりの出版界の光明になるかもしれない。
 ・・・と、嬉々として書き綴ったけど、筆者が知らないだけでもしかしたらそっちの界隈ではもう当たり前の手法かもしれず、また出版社が「そういった行為はネタバレだから禁止!」にしているかもしれなく、だとすればもうちょっとやり方を変えた方が良いかもしれないと思えるので、まずはそっちの界隈の動向を調べようと思い、その為に今日は寝ている暇なんてないのだ。
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