埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

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おやこの遊びひろば公開研修会 出前セミナー

2013年12月06日 | 川口市おやこの遊びひろば
11月27日(水)安行青少年センターにて出前セミナーが行われました。
『自分らしい働き方を考えよう』というテーマで、
埼玉県女性キャリアセンターのカウンセラー岡本純子先生と大平玲子先生が
講師としてお話をしてくださいました。

当日は10名のお母様方が
参加してくださり、まずは自己紹介から始まりました。
今日参加された目的や今後行ってみたい場所などを
一人一人発表していただきました。

『外国に行ってみたい!』
という声が多く、中でもハワイやヨーロッパなどが人気でした。

お話の内容としては、4つの事をポイントにして進めていただきました。

①いろいろな働き方(雇用形態)を知る。

②働く目的、置かれている状況を確認し、自分にあった働き方(雇用形態・勤務時間等)を考える。

③求人情報をどうやって集めていくかを知る。

④何を基準に仕事を選んでいくかを考える(一番何を重要視するかを考える)

また、求人票のチェックポイントについてもお話を伺いました。

①会社の特長・事業内容

②所在地・就業場所

③福利厚生等

④選考

⑤仕事の内容

⑥就業時間・休日

⑦学歴・必要な経験・免許資格等

⑧賃金

その後、働く目的についてお母様方に聞きました。

・実家が遠くて子供を預ける事が出来ない為

・幼稚園や保育園に行ってからは子供にお金がかかるので少しでも働きたい

・ローン返済の為

・自分のストレスを発散させる為

・同居しているので家にいたくない為(自分がうつ病にならないようにする為)
・現在、保育園があくのをまっている状態

・親が自営業なので、いずれは後を継ぐが、保育士の資格を持っているので、子供が幼稚園に行くようになったら少しでも働いてみたい

などさまざまな意見が出ました。

出前セミナーに参加されたお母様方に感想を聞いてみると
『仕事を選ぶ基準についてなどいろいろと話を聞いているうちに、昔頑張って働いていた頃の自分を思い出しました』

『働きたいと思っていたのですが、実際どのように探せばいいのかわからなかったので、今回タイミイグよくセミナーを開いていただきとても参考になりました。
ありがとうございました。』

『今はまだ子供が小さいので働く事は考えていませんが、
子どもが幼稚園に行き時間が出来たら、少しでも働いてみたいと思います。』
等と前向きな姿勢のお母様方が多かった。

今後の生活に少しでも役立てていただけると嬉しく思います。

保育士 伊藤道子②

芝児童センター  科学あそび

2013年12月06日 | 川口市指定管理 川口市立芝児童センター
科学あそび
11月14日 (木)14:00~15:00
参加者:幼児1名、小学生19名、大人1名、

11月14日は県民の日ということで、
小学生向けに科学の楽しさに触れる機会を設けるために科学あそびを企画しました。

・2つの液体を混ぜ合わせてスライムができるまでの変化の不思議さを体験する。

・材料の配合を変え、出来上がりがどのようになるのか実験を行う。

と二つのねらいとして行いました。

まずは、どうしてスライムができるの?
というお話をしました。



「洗濯のりに含まれるPVAがホウ砂とむすびつくと、物質をつくる分子どうしが
立体的にくっつき合った高分子という状態になって、たくさんの水分をとじこめます。
そのことによって個体と液体の中間のような物体“スライム”ができあがります。」

というスタッフの問いかけに
子どもたちは
「グニャグニャしてるやつだよね!」
「引っ張るとパチン!と、ちぎれちゃうよね」
などスライムについてお話してくれました。

少し難しい言葉での説明となってしまいましたが、
なんとなく理解をしてくれた様子でした。

次に注意事項です。
「“ホウ砂”は、食べてしまうと危険なので絶対に口に入れないようにし、
遊んだあとはしっかり手洗いをしましょう!!」
と伝えてから、いよいよ作業開始です。

≪材料≫
ホウ砂→(30mlの水に1.5gのほうさで薄めたもの)
水→30~50ml  (30mlだと少し固い。50mlだと少し柔らかめ)
洗濯のり(PVA)→30ml
絵具→少々

水の分量の参考として、
スタッフが作った
(水なしスライム・30gのスライム・50gのスライム)
を触って
「どれがよいかな?」
と問いかけると、
「うーん。これも良いけどちょっと固いかな?」
と何回も何回も触ってどうしようか考える子どもたち。

スライム作りを楽しみにしていたこともあり、水の量を決めるのにも慎重に選びます。

≪作り方≫
①洗濯のり30gと水(30~50g)を混ぜる。水の量は、それぞれお好みの量を!!!!

②絵の具を選んで混ぜる

③ホウ砂30gを混ぜます。

すると…
徐々にかたまってきて






スライムの完成です!!!

袋に入れてモミモミして楽しんでいたり、直接手で触って
「うわぁー!!!気持ちいい」
といって初めて触ったお友達はビックリな様子。



少しちぎって、ペッタンコにして
「グミみたいだよ!」
とみせてくれたり、
混ぜた割りばしにくっついたスライムを見せて
「練りあめ!」
と嬉しそうに見せてくれてました。

豊かな子ども達の発想に、感触だけではなく、
『スライムには色々な遊び方があるのだな。』
と改めて感じました。

次にスーパーボールです。
≪材料≫
洗濯のり→30g
お塩→スプーン山盛り2杯
えのぐ→少々

≪作り方.≫
①洗濯のりと絵の具を混ぜます。
②お塩をスプーン山盛り2杯をいれて混ぜます
③少し固まってきたら、混ぜた液体を掌に出してギューっとしぼり、固めます。
④キッチンペーパーにくるんで水分を抜いて丸めます

水分が抜けたら、完成です!!!



「弾むかな?」
と不安そうな顔をしていましたが、実際に行ってみて弾みに
ビックリしていた様子でした。
「ぼくのすごく弾むよ!」
「小さいスーパーボールだけど、しっかり弾んでくれたよ!」
と大きさも形も弾み方も作った子どもによって全然違く、
スーパーボールの見せ合いっこをしている姿がとても微笑ましかったです。

また、作っているときに、大好きなピンクに緑色が混ざってしまって
残念そうなHちゃん。
スタッフが
「いちごみたいなスーパーボールだね!そのオリジナルは世界に一つだけだよ!」
というと、
「あ、本当だ!イチゴみたい!大切にするね。」
と ニコッ嬉しそうに言ってくれました。

科学あそびを通して、科学の不思議を感じるとともに、
材料の配合によって変化するスライムやスーパーボールの楽しさを感じることが
できたと思います。
 「なんでそうなるの?」
という気持ちを大切にして今後も楽しいイベントを行っていきたいと思います。

山下 良恵・浅川 由佳(14)