埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

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芝児童センター 石ヤキイモ大会

2013年12月14日 | 川口市指定管理 川口市立芝児童センター

日時:12月1日(日)10時~12時
場所:児童センター下の芝樋ノ爪公園
参加者:幼児31人、小学生49人、中学生1人、大人55人、ボランティア11人
合計 147人

師走に入ったというのにぽかぽか陽気の絶好のコンディションの中
今年も恒例の石ヤキイモ大会が行われました。

ヤキイモ大会の開始は10時からですが実は“石やきいも”はそれまでの準備が大変です。
町会の方がかまど作りをし、石をじっくりと温める為、なんと朝6時30分から準備をしてくださっていました。

9時30分過ぎたころから参加する親子や小学生が少しずつ集まってきました。

10時ほぼ全員がそろいました。

おいもが焼けるまでの間、参加者は芝樋ノ爪公園の清掃とゲームをします。

まずは清掃
公園のあちこちに散らばってビニール袋を片手にごみを拾っていきます。
みんな一生懸命! 
ちびっこ達も拾っては袋へ入れていきます。
ごみ拾いが終わったら、みんなで集まり、たくさんごみを集めた子
「一人でたくさんあつめたでしょう」
「お友だちとたくさん集めたでしょう」
ベスト3に竹とんぼの
プレゼントがありました。



「集めたごみを見せてね」
と声をかけると、大きな袋を誇らしげに見せてくれます。
「どんなゴミが多かった?」
と問いかけると
「落ち葉ばっかりだった!!」
と子ども達。
「では、なんで落ち葉しかなかったのかな?町会の方に聞いてみましょう」
と町会の衛生部の方から、毎朝近隣の方や保育所が掃除をしてくれていることを
話してくれました。
これから子ども達がゴミ捨てに気をつけられるようにゴミの分別についても
教えてくれました。

遊びの途中でヤキイモの様子を見学に行きました。
見学ツアーです。

町会の役員さん、ボランティアを申し出てくれた幼児さんのパパさんボランティアが
お芋を焼いてくれています。

町会のHさんがおいもについての豆知識(栄養や様々な調理法)
を話してくださいました。

「なぜ石で焼くとおいしいと思いますか? 直接火で焼くのと違って間接的にゆっくりと
加熱することで通常の焼き方よりも甘みが増すんですよ!」話してくれたときは
保護者の方から「へぇ~」という声が聞こえました。


遊びの部はいつもリーダーになってくださるSさん
じゃんけん列車やじゃんけん勝ち抜き・・・。
Sさんは遊びの中で、地域の大切さや体と心の健康について話をしてくれました。
「体と心と頭で大切なのは?」
というSさんの問いに
「頭が動かないと体も心も動かない」
「心が一番大切」
「体が健康ではないと心も頭も健康になれない」
など次々に手を挙げて発表する子ども達。
Sさんはそんな子ども達の意見をくみ上げて広げてくれます。
最後には「体が大切」という意見に子ども達は納得。
だから遊びが大切だと知ることが出来ました。



その他
文化体験を経験させてあげましょう・・ということで
「なまはげ」の寸劇を取り入れました。
配役はその場でじゃんけん
町会長と役員の土屋さんがお父さんお母さん役に、
子ども役にはHちゃんと弟のA君です。

はじまり、はじまり~
ナレーションでナマハゲについて由来をはなしていると・・・。
いきなりSさんなまはげが、音をたててやってきました
「ドン!ドン!ドン!ドンドン!」
会場のざわつきが一瞬でシィ~ンとなりました。
「悪い子はいないか~!」
お父さん、おかあさんが子どもたちを守り受け答えをします
なまはげはエンマ帳をみて
「そうか、いい子達ならば、エンマ帳を書き換えなければならないな!」
お父さんとお母さんはナマハゲをなだめるためにお菓子とお茶を振舞います。
それに満足したナマハゲは帰っていきます。
めでたしめでたし・・・・。
ちゃぶ台があり、家族が揃っての一家団欒で迎える・・・・・
改めて伝統行事を語り継ぐ大切さを感じました。



そうこうしているうちにお芋が焼きあがりました。

町会長の挨拶、町会役員の挨拶、ボランティアパパさんの挨拶のあと
皆にお芋が配られました。配るのはボランティアパパさん
1人1人に丁寧にやさしく手渡していました。
もらったひとから
いただきま~す!!
食べているみなさんの所にインタビューに行きました。
「ヤキイモがおいしかった」

「ヤキイモを焼いている工程がわかりよかった」

「1歳の子ほぼ1つ食べてしまいました。おいしかったです。
むいた皮までたべてしまいました。」

「なまはげが面白かった」
「なまはげがこわかった」

「ゲームが楽しかった」
と全体を通して良かった様子が伺えました。
また、
カメラを向けるとみなさんいい笑顔でこちらを向いてくださいます。



この石ヤキイモ大会を通して多世代交流ができ、
若いお父さんお母さんの地域デビューの場になり、
おいしいヤキイモをみんなで食べ挨拶に伺う近所の方と
久しぶりにお会い出来たり・・・いいことづくめです!!

芝樋ノ爪町会のみなさん、朝早くからありがとうございました。
ボランティアのパパさんありがとうございました。
参加者のみなさんお疲れ様でした。
これからも児童センターでは地域と共に育っていきたいと思います。

保育士・児童厚生員 中村葉子 ⑨