アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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セミの抜け殻

2007-09-23 02:35:57 | ゲイ事情
試験が終わりました~。

なんかちょっと抜け殻になった感じ。怒涛の夏も終わった~という、なんともウラ悲しいような、侘しいような。達成感よりも脱力感のほうが強い。

結果はともあれ、久々の試験勉強で脳みそが少し若返ったかも。あと、学生時代に比べて、自分の脳みそがどれくらい老化しているかっていうのも分かって、現実を目の当たりにしちゃいました。でもね、脳みそって、使えばある程度は元に戻るなっていうのも分かったよ。やっぱり、日ごろから色々なことにチャレンジして脳みそに刺激を与えるのは大切だね。


ということで、先週末は祝・試験終了っていうんで、Mさんとジェームスと3人で、ゲイのセーリング・クラブに参加してきました。これが楽しかったんだな。秋晴れっていう感じのすがすがしい日曜日の昼過ぎ、ヨットですよ。写真を取りまくってこのブログに載せちゃおうって思ってたんだけど、現地に到着して、カメラの電池が切れてるのが発覚。残念です。でも、Mさんもジェームスもまた参加したいと言ってるので、次回は写真を撮ることにします。


代わりにというわけじゃないですが、最近、Eメールでこんな広告が届いた。



2xistって最近、広告に力入れてるみたいっすねぇ~。テレビ番組ともタイアップしてたりして。2xistのサイトでも、ファッションショーのビデオや写真が見られます。


あとね、最近、大注目のテレビ番組があってね、Damagesっていうのなんだけど、『危険な情事』のグレン・クロースが主演してる法律系サスペンス・ドラマ。(ケーブルテレビに加入してない方や、これまでのエピソードを見逃してしまった人は、iTuneでエピソードを1話ごと購入できます。)

ストーリーは、Enronをモチーフに、大企業の親玉が従業員を出し抜いて自社株を売り抜けたっていう訴訟事件が話の中核。この訴訟を、従業員側に立って訴追するやり手弁護士パティを演じるのがグレン・クロース。彼女の下で働く、ロースクール卒業したての有望な女性弁護士エレンが主役で、彼女の視点で話は進む。

グレン・クロースが演じるパティは、やり手弁護士っていう以上に、冷血で狡猾、何を考えてるか分からないっていうキャラ。主役の若手女性弁護士エレンに言うアドバイスが、「Trust no one(誰も信じちゃダメよ)」っていうのに象徴されている。あと、パティが、「Everybody is hiding something(誰もが秘密を隠してる)」と言うシーンでは、エレンが「So, what are you hiding(じゃ、あなたは何を隠してるの)」と切り返したりして、エレンも単なるヒヨコちゃんじゃないっていうのがわかる。こういう緊迫したやり取りが繰り返されるドラマ。

ようするにパティは怖いオバチャンで、この意地悪女上司と、入社したてホヤホヤのヒヨッコ女性の関係は、The Devil Wears Pradaからのパクリ。

こんな具合で、現実の事件を下敷きにしてたり、The Devil Wears Pradaみたいなヒット作と同じセッティングを踏襲してたり、中には差し迫るサスペンスの度合いがThe Sopranosを彷彿とさせるっていう批評家もいたりと、とにかく大絶賛されてるドラマなわけです。僕もジェームスもこのドラマにはまってしまって、毎週欠かさず見てるわけですが、この中で、パティのアシスタントを務める弁護士、トムがね、ままイケテル。役者さんの名前は、Tate Donovan



新顔だぁ~と思ってたら、サンドラ・ブロックと婚約してたり、その後、ブラピの元妻、ジェニファー・アニストンとも一時期婚約してたというプレイボーイぶりっ。イギリス人セレブともデートしてたり、お盛んみたいっす。今は結婚してるみたいだけど(詳しい情報はこちら)。


あとね、先週見た映画、「2 Days in Paris」が面白かった。フランス人女優、ジュディ・デルピが監督した作品なのだけど、彼女自身の元(?)恋人、そして実際の両親が、それぞれ恋人、両親の役で登場するという、現実ともフィクションともつかない作品。

筋書きは、題名のどとく、2日間を恋人とパリで過ごすというお話なんだけど、アメリカ人の恋人はカルチャーショックと、彼女の過去や、破天荒な家族を続々と知らされ、困惑していき、二人の関係が危機に・・・というもの。でも基本はコメディーなので、笑える箇所が山ほどある。

この映画の元というか、先駆的な作品が、ジュディ・デルピとイーサン・ホークが主演している、Before Sunrise(邦題:恋人までの距離)と、Before Sunsetという2部作。これらはコメディじゃなくてシリアスな恋愛映画で1作目はちょっぴり切なくなります。

興味ある人は、①恋人までの距離⇒②Before Sunset⇒③2 Days in Parisの順番で観ることをオススメ!

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (G夫人)
2007-09-24 05:06:00
BEFORE SUNRISEとBEFORE SUNSETは凄くいいですよねー。SUNSETではETHAN HAWKがかなり老けていて、ちょっとショックだったけど。

ところで私、最近永住権取れました。EB2でしたが1年以内で取得できたので、移民局もかなり処理が速くなってるみたいですよ。今のところ、GAYがアメリカでグリーンカードとるには雇用か抽選しか方法がないので、ほんと大変ですよねー。
congrats! (Ty)
2007-09-25 14:46:17
イーサン・ホークの老けっぷりにショックというのは、まさに同感。ジュディ・デルピは若々しいのにね。


GCおめでとう~。1年以内っていうのは、I-140やI-485を申請してからってことですよね。僕はこの夏に同時申請で出したから、来年の夏前にはGCを手にしたいところ。ただ、この夏の特別措置で、一時的にpriority dateに関係なくI-140を申請できる状態になったので永住権の発給数が尽きちゃうんじゃないかとそれが心配っす。

僕の弁護士からもだいたい1年後くらいに出ると言われてるのだけど、G夫人さんは面接されました?弁護士いわく、後は指紋を取るだけというのだけど、人によっては面接してる人もいるみたいなんですが。あれは怪しいバックグラウンドの人だけなんでしょうかね?
Unknown (G夫人)
2007-09-26 08:22:45
「一年」というのは、会社と永住権の話を始めた去年の今頃からの期間なので、I140 & 485ファイリング(今年6月)から485承認までの期間は、「3ヶ月」という事になります。やはりその「JULY FIASCO」の津波が来る直前だったので早かったのか?? でもEB2は10月からCURRENT(発給数がリセット)なので、書類が完璧なら日本人は意外と早く承認されそうな気がしますよー。EB3なら数年かかりそうだけど・・・。

私の場合面接はなく、いきなりWELCOME NOTICE & CARD ORDERED Eメールが届いたんだけど、この瞬間のほうが、GC実物を手に取った時より嬉しかったなー。基本的に雇用ベースの場合面接は無いみたいですね。

GOOD LUCK!
OMG (Ty)
2007-09-26 14:16:37
なんと、Labor Certificateの申請から1年でGCっすか。すご~い。PERMの力ってやつですね。9・11の後だというのに、そんなに速攻でGCが下りるなんて。

僕はRIR(旧式)のプロセスでやってるので、LCを申請したのが2004年、それから散々待たされてようやく今年4月にLCが下りたんですよ(涙)。しかもEB3枠・・・。弁護士曰く、EB2はLabor Certificateの審査が厳しくなるから、EB3をオススメすると言われ、プロが言うんだからそうなんだろうと信じてEB3にしました。一応、今、EB2もEB3もPriority Dateは同じみたいで特に差は無い様子。GCの発給枠が尽きなければですが。でも10月にリセットなら大丈夫そうですね。

夏のPriority Date関係なしの門戸開放の影響があるから、さすがに3ヶ月じゃ下りないだろうけど、年明け早々くらいには取れる可能性がありそうな予感(というか期待)。

雇用ベースの申請には面接が無いというのも納得。だってH1Bの申請で散々面接してますもんね。僕もGCが取れたことをこのブログで早くご報告したいっす。

(グリーンカードの申請プロセスをご存じない方には、全く何を言っているのかわからないマニアックなやり取りになってしまいました・・・。スイマセン。)
Unknown (G夫人)
2007-09-27 11:35:43
うーん、EB2とEB3のPriority Dateは「かなり」違いますよ。少なくとも10月はEB2がCURRENTなのに、EB3はなんと「01AUG02」、2002年です。だから2004年のPDだと、単純計算すればI485認可まであと2年近くかかる事になると思うんだけど・・・。でも、最近の移民局は全くUNPREDICTABLEなので、また来年の6月頃に今年と同じように、一気にCut off dateが年単位で進む可能性もあるよね。

ttp://travel.state.gov/visa/frvi/bulletin/bulletin_3800.html

しかし、485ファイルしてから6ヶ月経過して、140が認可されていれば、転職も一応可能になるようなので、H1Bだけでいるよりはまだ安心できるんじゃないかな。

あとEB2申請の難易度は個人の条件(職種&経験等)によって違うので、やはりプロの言う事に逆らわないほうが安全でしょう。
訂正 (Ty)
2007-09-27 12:38:50
詳しいアドバイスありがとうございます。そうですね、ご指摘の通りPriority DateはEB2とEB3でかなり違うんでした。それが、この夏のフィアスコで、一旦、(LCが下りている人)全員に門戸開放になったので、そのPriority Dateが無視された状態になったんだよね。Priority Dateが2002年のEB3申請者にとっては、まさに千載一遇のチャンスだったんですよね。

ということで、既にI-140/485を申請した人は、Priority Dateに関係なく、申請書の到着順に処理されるから、このステップ以降、審査の処理スピードにEB2/EB3の違いはないという理解でいます。ただ、僕を含め、キューにたまってたEB3の申請者の洪水が起きてるから、そのログが処理されるのにどれくらいかかるのかは不明だけれど・・・。う~ん、早くこんな不安定な身分から開放されたいっ。
Unknown (G夫人)
2007-09-27 14:11:22
基本的に485申請後もPDは関係するみたいですよ。今年の夏の状況はちょっと異常だったのかも・・・。

ttp://www.klaskolaw.com/faqs.php?action=view&id=6#q29
0~ (Ty)
2007-09-29 14:53:53
情報源のご提供までしていただいてありがとうございます。そう、すっかり、そのビザ発給枠のことを忘れてました。気長に待つのが一番ですね。
恋人までの距離 (台湾人)
2008-09-17 22:48:58
『恋人までの距離』はオーストリアのウィーンを満喫できる素敵なラブロマンス映画だと思います。

イーサン・ホークはお気に入りの米国の男優の一人です。