アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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シアトル旅行、速報

2005-05-16 11:30:10 | Weblog
往復199ドルというだけあって、やぱり疲れました。往復ともテキサス州のダラスで乗り継ぎ。東海岸から3時間飛び、ダラスからシアトルまで約4時間飛び、でもう疲労からいって外国いってきた気分。シアトル自体も、東海岸とは全く違う雰囲気で、外国でした、まさに。

天気は曇りっぽい日が毎日続いたけど、基本的に雨が降らずラッキーでした。なにより、東海岸と一番違ったのが、ヒッピーの数があまりに多いということ!サンフランシスコやLAよりも断然、ヒッピーが多い。あと、ヒッピーと浮浪者の区別がつかなくなったような白人の年寄りも多かった。ワシントンDCやニューヨークなんかも浮浪者が沢山いますが、ほとんどが黒人。だけどシアトルは黒人はほとんどいなくて、浮浪者も白人でした。これはカルチャーショック。バスの運転手や掃除係り、魚屋、などなど、東海岸だったら絶対、黒人が就いているブルーカラーの職業にも白人がついていました。昔、ニューヨークで知り合った白人の弁護士(勿論ゲイ)が、「西海岸のカルチャーは合わない」って言っていた意味が初めてわかったような。シアトルってサンフランシスコやLAとも随分違うなーと思いました。

あと、お隣りにあるカナダの街、バンクーバーともシアトルは違う。バンクーバーのほうがアジア人が多いし、多様。白人のカナダ人も、アジア人や他の新興移民と融合しようとしている感じが分る。それに比べて、シアトルって、悪い意味で、「やっぱりアメリカの街」っていう感じ。

でも楽しいことも沢山ありました。Brianのノンケのお兄さんにも会ったし、ちょっと躁鬱のかかったクレージー系の妹Sarahもモンタナから遊びに来ていて会いました。

そして、最後の晩にBrianと行ったスペイン料理のお店、The Harvest Vineは、住宅街の中にある小洒落たお店で、カウンターに座った僕たちはハンサムなシェフ二人を眺めながら、とびきりの赤ワインと料理に舌鼓を打ちながら会話を弾ませたのでした。Brianも、「ここ数年で最高のお店」と絶賛。

出てきた料理で一番驚いたのは、アスパラガス・スープ。テキーラとかを飲むショットグラスに、ちょびっとだけ入って出てきたときは目が点に。味も、アスパラガスのエッセンスを凝縮させてそこにクリームを入れたような味。僕は、Brianに、"It tastes like cum juice!"と言って大ハシャギしてしまいました。(卑猥コメントで申し訳ないッス)

このレストランは、シアトルのゲイ地域、Capitol Hillに隣接していて、ゲイのお客さんも結構、来ていました。親子かなぁ?とBrianが言うほど年齢差のある二人や、確実にゲイ!っていう20代のゲイ3人組なんかと、目線が火花のようにバチバチ合いながら互いに互いをチェック、って感じでした。

あと、Brianのノンケのお兄さんDanを交えて、バーで飲んだとき、酔いが回ったせいか、Danが秘密を暴露。Danは英語教師として熊本に2年間、行ったことがあるのだけど、日本人の男友達と二人で焼酎を飲んだとき、その日本人男から口にキスをされたのだとか。Danは、すかさず"What are you doing, man."と突き放したらしいのだけど・・・。同じように、別の日本人男(彼女もちの警察官!)からもお酒の席でキスされたのだとか。熊本の人ってそうなんですか・・・?

シアトルには、Japan Townがあるというのも、やっぱり西海岸ならでは。日本好きのDanは、このJapan Townに住んでいて、お気に入りの日本食屋や喫茶店に連れて行ってもらった。その一つ、Panama Hotel Seattleは、元、日本の銭湯だった建物でホテルと喫茶店を日本人が経営している。明治時代風の古風な内装で、僕はタイムスリップした気分になりました。じっくりくつろぎたかったなぁとちょっと後悔。Danの安アパート(月額320ドル!)もその近くにあって、これまた同じような時代のアンティークな建物でグッドでした。シアトルは、全体的に物価が安いなぁとも思いました。

3泊4日だったけど、この他にも色々あったんだよね。また報告します。

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