
311三陸沖地震の前に、岐阜県飛騨の群発があったということで、過去のデータを取り出してみた。
確かに2011年2月27日から、その群発が目立ち、(この年の2月は28日で終わり)、その傾向は大体2日間くらい続いた。
それからしばらくいつもどおり日本全国で地震は発生していたが、3月9日に入り、急に三陸沖の群発が目立っていた。
その9日の午前から三陸沖の群発が始まり、ほぼ休むことなく11日の午後2時46分までその兆候がみられた。
飛騨の群発から三陸の群発まで、ざっと9日間の休止があり、その9日目から2日間前兆が出ていたことになる。
さて今回は、5月3日から2日間に渡り、飛騨の群発があった。ツイッターでも一部メディアでもこの件で話題になっていた。
飛騨近辺が、「フォッサマグナ」というエリアということもあるらしく、どこかの歪みが伝わって動き始めるのではないかということを言っている人がいた。
これは本当に興味深いと思う。もし、前回のパターンを、ひとつの例として、今後の動きを注視してゆけば、
もしかしたら近未来の大地震の場所がある程度特定できるのでないかと思う。
飛騨群発の後に、その場所は小康状態、そして9~10日後、もしくはそれくらいの時期に「群発している場所」がでてきたら、もしかするとそこが、
次に可能性がある場所なのではないか。
今のところ、前回の三陸沖のような群発地域はみられないが、今後数日、念のため地震情報を見ておいても損なないと思う。
画像は2011年、311の二日前から出ていた群発の記録。データ対象は、震度は1から。マグニチュードが大切なので震度による振り分けはしていない。
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