(サブカテ 不思議)
昨月6月に 身内の不幸があって 葬儀に行った。
訃報の前に 連絡があって、あと半年持つかどうかという状態だった。
しかし 私は以前から見ていた夢で どうしても6月にはふたつ気になることがあった。
一つ目は海外にいる夢、親戚からその滞在先に電話がかかってきて、「チケットどうする?」と、でも私はいま海外にいるからどうしようもできない、という混乱の中だった。その長期滞在を予定していたのが ちょうど今年の6月だった。が、5月の後半から 実にいろいろな事があったので、これは行くなということだと 半ば自分に言い聞かせて海外へ行く予定を全部とりやめた。
奇妙にもそんな矢先に 親戚から電話が入った。これは、、、と思ったが...。キョウダイと母親は、「生きているうちに」と早々に 次の日にその土地へ行った。次の日にはずいぶん元気になった様子をみせたようだ。
だが
その数日後に 亡くなった。
家族が見舞いに行くときに、気になる日にちを伝えた。母親に「xx日が最期になると思う。。。覚悟しておかないとね。。。」と伝え、私たちは 早々と「用意」を始めた。
その通りになった。
その土地へ家族全員で向かった。実に急なスケジュールだったが、なんとか時間に間に合って、仏様のお顔を見られた。
悲しかった。いろいろ複雑な気持ちと状況と過去が全部あわさって大きな波となって襲い掛かった。
ひとつの区切りとなった。
火葬に入る朝。私はいつもながら携帯電話を二重で(マナーモード+運転モード)無音モードにしていた。
まだ本格的に式が始る前だった。 お坊さんも来る前。
急に携帯電話から何かの着メロのような音が。多分J-POP。日本語の歌だった。
どう間違えても私の携帯から出る音でもなければ、鳴るような要素も要因もゼロだっただけに、私は絶対自分の携帯ではないと確信していたのだが、誰のでもない、、、私はまさかと思ってカバンを開けたら、そのまさかの自分の携帯電話から、データーにも入っていない曲が勝手に鳴っていたのだ。
着信の表示でも アラームの表示でも なんでもない。 恐らく携帯で音楽を聴ける機能(使ったことないけど)が勝手に作動したようだ。。。
見た瞬間、いままでにないその状況に私は ただただ驚いた。いわゆるガラケーだが、この機種を5年以上は使っているのだが、こんなことが起きるのは初めてだし、その後にインストールされている音楽データを調べてみたが、該当するようなものは入ってない。。。他の何かしらのデーターを受信した記録もない。
その後、また鳴ると嫌なので、完全に電源を切った。
家族全員、親戚一部、無言になった。いや、私のことをよくわかってくれている一部の人達には この現象が理解されたようだ。そして私も同様に感じた。
「お前にきたんだよ。なくなる前、会えなかったもんな。。。 気にかけていたよ、随分と。。。」と、そういわれた。
心に出来ていた壁が もうなくなった。 体をなくして 自由になった。 今までの心の中の垣根が取り払われた、そんな感じだった。
魂(スピリット)は なにかと電磁波や周波数という「可視化できるもの」を通して伝えてくることがある、と よく聞く。
電磁波、周波数を利用し、物理的に物を動かす(移動とは限らない)力だ。
以前もあった。 これは遠い親戚にあたる人物だったが、亡くなったほぼ同時刻に私の部屋のハンガーを落としていった。そして私はその時は金縛りで動けなかったのだが、なにか来ているのがわかっていた。男性で年配で気性の荒い人。その時は朝一で訃報が入ったことを覚えている。
故人がなんらかの形でメッセージを伝えてきたことは いままで幾度と無くあった。そんな経験から、今回の体験はまた新たな経験として心に残った。
この話をどう受け止めるかは 読んだ人の信条におまかせする。
さきに書いたように 私はこういったことを「私のために」書き残してゆくのだから。