2006年は中東情勢の悪化が印象に残った。というより今から情勢は更なる悪化を辿る訳だが。
2001年以来、ずっと情勢悪化は進んではいるが、とうとうフセインの死刑が超速で執行され、2007年へ平和の希望は全く消えうせてしまった。もちろんフセインの死刑がなくとも2007年の中東情勢がよくなるというわけではないのだが、この異常なまでに早く執行される死刑と、フセイン政治と「某国」との政治的深い関係の裏表の「証人」が、これで抹消されたわけだ。
イスラム教シーア派とスンニ派だけの問題ではない。
何故内戦が起こったのか、何故内乱・紛争が拡大しつづけるのか。
諸国の反対意見を聞き入れず、他国へ「価値観」を押しつけ、「全世界の正義のヒーロー」の仮面を被って、本質をも捻じ曲げて、宗教を政治的利権に利用し、そしてその責任取りをすることは決してせず、責任のあろうものはさっさと更迭というかたちで「処理」をし、その責任のある者達の「発言」に対して「責任追究」までことは進まず、「ウソをつくのが当たり前」な、ダブル・トリプルスタンダードな姿勢を持ちつづける某国政治家兼商人。そしてそのダブル・トリプルスタンダードの上に成り立つ民主主義によって世界がかき回されている。
ここまで世界的に非情な情勢になっているのを目の当たりにして、ただ思う事は「これ以上悪化しないで欲しい、幸せでなくてもいいからこれ以上不幸にはしないで欲しい」
である。
2007年へ願う事は、ただただ「普通に生活していられること」となりそうだ。
2001年以来、ずっと情勢悪化は進んではいるが、とうとうフセインの死刑が超速で執行され、2007年へ平和の希望は全く消えうせてしまった。もちろんフセインの死刑がなくとも2007年の中東情勢がよくなるというわけではないのだが、この異常なまでに早く執行される死刑と、フセイン政治と「某国」との政治的深い関係の裏表の「証人」が、これで抹消されたわけだ。
イスラム教シーア派とスンニ派だけの問題ではない。
何故内戦が起こったのか、何故内乱・紛争が拡大しつづけるのか。
諸国の反対意見を聞き入れず、他国へ「価値観」を押しつけ、「全世界の正義のヒーロー」の仮面を被って、本質をも捻じ曲げて、宗教を政治的利権に利用し、そしてその責任取りをすることは決してせず、責任のあろうものはさっさと更迭というかたちで「処理」をし、その責任のある者達の「発言」に対して「責任追究」までことは進まず、「ウソをつくのが当たり前」な、ダブル・トリプルスタンダードな姿勢を持ちつづける某国政治家兼商人。そしてそのダブル・トリプルスタンダードの上に成り立つ民主主義によって世界がかき回されている。
ここまで世界的に非情な情勢になっているのを目の当たりにして、ただ思う事は「これ以上悪化しないで欲しい、幸せでなくてもいいからこれ以上不幸にはしないで欲しい」
である。
2007年へ願う事は、ただただ「普通に生活していられること」となりそうだ。