猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

今年も『織姫』と遊べます、3Lサイズを40㎏入手、嬉しいです。生産者さんありがとう!

2024-05-27 06:27:36 | なっからさくい生活

手に入りました。欲しかった、期待していた小梅の『織姫』の3Lサイズが手に入ったんです。ヒゲじいさん、年に数度の大喜びです。JAはぐくみの西部営農センター(上里見町360-1 ☎027-374-0256)にある梅の選果場の直売所です。

     
5年前の5月、前橋赤十字病院の病室の窓から黄金色の麦畑見ながら泣いてたんです。今年は梅と遊ぶことができない、来年だってできないかもしれないって。でもね、翌年の5月、『織姫』に出会えたんです。幸運は今年も続いているんです。『織姫』に出会うと、また一年が始まるんだって思います。

 

     
寝ぼけ顔のCOCOに「行ってくらぁ」って声かけたのは午後1時過ぎ、ユキ子さんの車でJAはぐくみの梅の選果場へ向かったんです。箕郷町上芝からは部分開通している西毛広幹道(県道前橋安中富岡線)を利用しました。立派な道なんでびっくりしました。

     
選果場の大型の選果ラインは大粒の白加賀専用です。一昨日と同じに大量の白加賀の選果をしていました。小梅はというと、別なところで小型の選果機を使ってささやかに行われていました。ここで、選外・M・L・2L・3Lの五つに分けられます。

     
Мと3Lを比べると、こんなに違いがあります。梅の実の径は2倍近くあります。梅漬けにすると大きな味覚差が出ます。それなので、大粒の『織姫』の入荷を待ちます。『織姫』は生産農家が限られているので、大粒のものに出会うのは運頼みになります。「織姫の3Lを40㎏ください!」元気いっぱいに注文しちゃいました。価格は350円/1㎏(消費税込み)でした。選果場で買うと良い品がこんなに安いんです。喜びに満ち満ちて帰ってきました。

 

     
朝は、どうしても必要なものがあったので開店時刻の9時半にJAファーマーズ朝日町店へ行きました。こども公園の広場にはもうたくさんの家族連れ、楽しそうに遊び始めていました。

     
家に戻って野菜の下ごしらえ、オカヒジキ、小カブ、小松菜をこしらえました。

     
それから味噌かんぷら(かんぷらは福島弁で新じゃがの小芋のこと)、茄子と桜エビの炒め煮を作りました。ナスと桜エビの炒め煮は、昔紅雲町にあった飲み屋「竜泉」の伯母さんに教えてもらったんです。味噌かんぷらは亡き父の故郷、福島の味です。ここまでやって、早めの昼食を食べに呑竜のヤギカフェへ行きました。

 

     
昨日は「前橋ポエトリー・フェスティバル2024」の最終日、特別メニューの「薫風めし」の食べ納めをしました。飲み物はココナッツミルクです。話題は、来るときに広瀬川の久留間橋のたもとで観た小屋掛けについてでした。

     
遊歩道の端にこんな小屋が置かれています。中を覗くと、小さな作品と壁に貼られた詩篇のプリント、いじくらなければどなたでも見てよろしいみたいです。

           
持ち帰り自由のカードが置かれていました。risa kurodaさんの絵本詩installation「白いケモノ」というタイトルの詩作品を伴うインスタレーション作品です。気になったら観に行ってください。

     
小屋の外壁に貼られた白い布には、「くまとリボン」と題する詩篇がプリントされていました。そのごく一部です。ヤギカフェで「ポエフェスの番外編ですかね?」と尋ねたら、居合わせたお客さんが全く別なグループの表現者だって教えてくれました。いずれにしても、いろんな皆さんが自由に表現活動ができる街って、いいまちです。

 

     
家に持ち帰った40㎏の3Lの織姫です。すごい量ですねけど、これみんなちゃんと梅漬けにするんです、ジジイのくせによくやらいね。

     
COCOがすぐに見物に来ました。梅の実よりも段ボールに関心があるみたいです。計量を始めたら梅に鼻を近づけましたけど、すぐにいなくなっちまいました。猫にとって梅は関心外みたいです。計ったら、一粒が約12g、40㎏だと約3300粒あることになります。

     
20㍑の漬物桶に三つに分けて入れて水を張りました。あく抜きです。明日の昼過ぎまでこうしておきます。その間にNiiSでトレーニングして、それから3300粒のヘタ取りをして、塩摺りして、塩漬けします。水が上がり次第昨年から保存している梅酢を加えて重石を軽くしてやります。明日から明後日にかけてが漬け込みの本番となります。

 

     
夕食のおかずは紅茶豚、下にはモヤシ、レタス、新タマネギが敷いてあります、緑は茹でたニラです。甘酸っぱい醤油ダレをかけていただきます。それと、アスパラとトマトのサラダ、味噌かんぷら、茄子と桜エビの炒め煮です。別にニラとトマトのスープを付けました。

     
一人飯も同じメニューです。朝日新聞県版に連載していた「ヒゲおじさん厨房に入る」では2009年6月20日に紹介しています。この時は、「かんぷらでは誰もわからない」という新聞社の担当の意見で、「揚げジャガ」という言葉を使い、福島の伝統食ということに触れずに書くことになってしまいました。福島の皆さん申し訳ありませんでした。

 <明日は大仕事なんだろう、ごちゃごちゃ言ってねえで、早く寝ろよ!>とCOCOに言われました。早めに休みます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
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