猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

2月から乗り始めたネオンライム号が累積走行距離1,500kmで記念ラン、利根川端の栗の木の脇で記念写真を撮りました。

2024-09-30 07:01:55 | なっからさくい生活

朝食後の一仕事はCOCOの爪切りでした。キキと違ってあまり嫌がらずに爪を切らせてくれます。膝にだっこして、猫爪専用の爪切りばさみでカットします。部屋飼いの猫は定期的にカットしてやらないと伸びすぎて障害を起こすことがあります。

     
それからネオンライム号でちょいと出かけたのですが、霧雨が降っていたんで十六本堰でUターン、ちょうどやって来た上毛電鉄線の件の電車を写真に撮って帰ってきました。改めて、ウエザーニュースを見なおして…

 

     
実はネオンライム号のメーターの累積走行距離が1,490㎞になっていたんです。それで、昨日のうちにあと10㎞走って、1,500㎞達成としておきたかったんです。天気の具合を見てたら11時近くになって、<もう大丈夫だよ、降っても大したことないから気をつけて行っといで>って、COCOからOKが出たんです。

     
家を出て、前橋駅前を抜けて前橋刑務所へ、そこから利根川沿いを南へ走ることにしたんです。まずは南部大橋上流の河川敷にある南町公園に寄って利根川の流れを眺めました。流れの岸にダイサギが一羽見えてました。

     
川岸の土手に、ヤブミョウガの群落を見っけました。真っ白な花がいっぱい、そのうちコバルトブルーの実がなります。ネオンライム号が私のところに届いたのは今年の1月25日(1月26日の記事をご覧ください)でした。そして、本格的に乗り回し始めたのは2月の後半からでした。だから、世話になって7ヶ月が過ぎたところなんです。

     
シロバナマンジュシャゲの群落にも出会いました。きれいに並んでいるので誰かが植えたのかもしれません。ネオンライム号に乗って1ヶ月に200㎞ほど走りたいなって思っていました。7ヶ月で1,500㎞を記録できるのは、当初の思い通りの感じなんです。嬉しいことです。

     
南町公園から六供町の清掃工場の前を抜けて、利根川の岸の木立に沿った細道を南へ、そして公田町の広い田んぼへ出ました。こういう、人も車もあんまし通らない、交差点がたまにしかない道を走るのが好きなんです。利根川沿いのどこかでメーターが1,500㎞になってくれるの楽しみにペダルを踏んでいました。

     
公田町の岸から眺めた利根川です。昭和大橋の少し上流、川岸を覆うクズの花ももうおしまいになろうとしていました。この道もずいぶん何度も走った道なのです。

 

     
昭和大橋の下を潜り抜けて、横手町の田んぼが見える道に出ました。向こうの並木は県道前橋長瀞線のナンキンハゼの並木です。そこからまた、利根川沿いの細道へ入り込んで、竹藪が茂るところまで来たら、メーターが1,500㎞になりました。でも、ここじゃ格好良くないな…

    
累積走行距離1,500㎞達成の記念写真は大きな栗の木の脇で撮らせてもらいました。別に記録のために走っているのではないのですが、きりが良いのと、このぐらい走りたいなって思ってたことが無理のないことだったってのがうれしかったです。

     
メーターの累積走行距離1,500㎞の表示です。そして自撮りした嬉しそうなヒゲじいさんです。このペースで走っていると、年間2,400~2,500㎞を走れます。走るだけでなく、道々いろんなものにであうことができます。

 

     
北関東自動車道路の高架下をくぐり抜けると、下川町の住宅団地の南の利根川沿いの道へ出ます。シオンがいっぱい咲いている家がありました。いいですね。

     
下川団地から見た利根川の流れです。前橋側は深い崖になっています。「チャレンジオブ利根」というイベントで、カオルさんやボンちゃんと手作りの筏で下っていたのはもう40年以上前のことになります。遠い思い出になりました。

     
住宅団地の先の河畔林を抜けると群馬へリポートの南側に出ます。オープンは1988年、KさんとSさんと3人で、計画を作り、地元の皆さんと話し合い、運輸省と折衝して取り組んだ仕事でした。工事は土木部のAさんにすっかり世話になりました。これもまた、40年近く前のことになりました。

 

     
ヘリポートの東側を端気川が流れています。十六本堰で広瀬川から分水した端気川は、このすぐ先で利根川に合流します。この川沿いを上って行けば、間違いなくわが家へ帰れるんです。時刻も12時過ぎましたんで、家に帰ることにしました。

     
朝倉町のサンヨー食品の工場の近くで、アワ(粟)の畑に出会いました。アワも実りを迎えていました。ずいぶん久しぶりに見るアワの穂です。自転車で走っていると、こういう素敵な風景に出会えるのが嬉しくて、それでやめられないのです。

         
上川淵小学校脇を流れる端気川です。あとはせっせとペダルを踏んで、家に帰着した時にはメーターは1,514kmを表示していました。24km走ったんですね。あとは、昼食作って食べて、ゆっくり休んでいました。

 

    
夕食には、前日に買い込んできた北海道産のハッカクを食べることにしました。ウロコと皮の硬い魚ですから、養田さんに頭を取り除いて背開きにしてもらってきました。それをフライパンでしっかり焼いて、ネギと新ショウガのみじん切りを味醂を少し加えた味噌と合わせ、身の方に塗り付け、バーナーでしっかり炙りました。ハッカクの味噌焼き、北海道生まれの居酒屋料理です。

     
出来上がりはこんな具合です。ユキ子さんと母さんの分です。「食べにくかったけど、おいしかったよ」、初めて食べたユキ子さんと母さんの感想です。そうなんです、食べにくいのが難点なんです。

     
野菜の天ぷらも揚げました。シルクスイート(さつま芋)、ミョウガ、舞茸、オクラです。それとモロヘイヤのお浸し、汁はトマトとミョウガでした。ハッカクを食べてもらえて良かったです。

無理せずに、道々を楽しみながら、これからも走ろうと思っています。

 

  ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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白色は秋の色、白い花を探しながら養田鮮魚店で魚を買って、のんびり暮しの秋の土曜日…

2024-09-29 07:18:39 | なっからさくい生活

わが家の白萩は盛りを越えちまったみたいで、少し寂しくなってきています。19日の記事で書いたことですが、万葉仮名では萩は「芽子」と表記されています。そして、「白芽子開奴」は訓読すると「しらはぎさきぬ」ではなくて、「あきはぎさきぬ」なのだそうです。漢字で書くと「秋萩咲きぬ」になるのだそうです。

     
少々理屈っぽいですけど、ご辛抱を願いまして、「白」がなぜ「秋」なのかなのです。二十四節気では仲秋を「白露」といいます。「陰気ようやく重なりて露凝りて白色(はくしき)となればなり」なのだそうで、春夏の陽気から陰気に変わるんだということです。そして「白」は秋の色、北原白秋さんの「白秋」なのです。そこで、岩神町の養田鮮魚店へ魚を買いに行く往き帰りに、白い花、秋色の花を探してみることにしたんです。のんびりな日のジジイの遊びです。

 

     
まず見っけたのは見っけたのは、道に縁した家の庭で咲いていたフウセンカズラの花でした。次は花園公園のツルソバの花です。素敵な花です。真っ白です。

     
広瀬川の岸では、シロバナマンジュシャゲです。ちょいとクリーム色っぽいけど、遊歩道の植栽として植えられたものです。平和町まで来たら、スイフヨウですね。時間が早いのでまだ酒飲んでないみたい、夕方になるとピンクになるはず。陰気の秋から勝手に陽気な世界へ行っちまうのですね。

     
青シソの花ですね。シソの花はかわいいです。こんなかわいい花なのに、花言葉は「力が蘇る」ってんだそうです。そして、タマスダレですね。両方とも平和町の路地で見っけました。

 

     
養田鮮魚店の鮮魚ケースには、北海道から来たハッカクがいました。面白い顔してますね。背びれと腹びれがとが極端に大きいのです。それで別名「トクビレ」、下が背びれ、上が腹びれです。1尾もらいました。

 

     
帰りは岩神町の風呂川沿いの道、まだセンニンソウの花が咲いていました。この草の名は、花のイメージからつけられたのではなく、花後にできる実の形から名づけられたって聞いています。クサギの花もまだ咲いていました。秋の白い花って結構たくさんあるんですね。

     
三河町まで戻ってきて、道端に韮の花です。ちっちゃな甲虫が花にしがみついているのが見えますか。それと、ワルナスビですね、駆除対象の外来種だけどまぜてあげることにしました。

     
そいで、上毛電鉄の踏切の脇で、オシロイバナに混ざってシロバナマンジュシャゲが咲いていました。これで、白(あき)の花はおしまいだと思って家に帰り着いたら…

     
なんと、玄関先の鉢植えの中で、ハコネウツギが一輪、狂い咲き、たまげたね。こりゃ白いけど、秋の花ではないですね。秋色の花、白い花を探しながらのジジイのお使いでした。

 

     
のんびりした一日だったのですが、朝食後は、キャットグラスが気に入らないらしい素振りのCOCOをほったらかして、ドラッグとJAファーマーズ朝日町店へ買い物に行きました。直売所の野菜の種類が少ないです、でも芋がらが一束だけ残っていてくれたのが幸いでした。

     
芋がらは皮を引いて、茹でて水にさらしてから、半分は油揚げと煮て、半分は甘酢に漬けました。甘酢に漬けて2時間も経つと美しい紅色になります。芋がらの秋色は紅です。

     
それと、秋ナスは皮目に包丁を入れてから油で揚げて、ナスの揚げ煮にしました。常備菜です。溶けるような柔らかさが好きです。のんびり暮らしながらも、食べることだけはちゃんとしちゃいます、そういう性格なんです。

 

     
COCOがぬいぐるみを抱っこしていました。やたらめったらかわいらしく見えます。秋とは関係ないと思います。家の角のヤマボウシの実が色づいてきました。こっちは秋そのものです。

 

     
夕食のおかずは刺身の盛り合わせと、煮物や酢の物でした。芋がらが入っただけで、秋らしいです。ユキ子さんは稽古がちょいと遅くまでかかって、7時半過ぎに「お腹減った…」って母さんちへ運んで行きました。

     
芋がらと油揚げの煮物にオクラにも参加してもらいました。芋がらの甘酢漬け、夕食時にはすっかり美しい色に仕上がっていました。

     
刺身の盛り合わせは、シイラ、マグロの中トロ、そしてトリガイです。スダチが直売所に並んでいたので使いました。秋ナスとピーマンの焼き物に肉味噌を添えました。

     汁は、だし巻き玉子とワカメです。少し遅くなりましたけど、のんびりといただきました。脂がのったシイラと、芋がらがうまかったです。

秋の日をのんびり過ごすことができました。今朝は細い雨を見ながらストレッチ、少し体を動かそうかと思ってた日曜日なのですが…

 

  ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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9月27日は二代目吉駒の命日、晩年の八年間は私の素敵な食べる人、大好物だったショウガ飯を炊きました。

2024-09-28 07:42:39 | なっからさくい生活

9月27日は、伯母の二代目吉駒の命日でした。朝食後に、ユキ子さんの車で義母さんも一緒に墓参りに行きました。こないだ彼岸の墓参できたばかりの嶺霊園の墓地です。

    
長唄「綱館」の茨木を舞う二代目吉駒、渡辺綱は人間国宝の二代目花柳寿楽師です。
伯母は7年前、東京で開催された舞踊会に出演したユキ子さん(当時は糸駒)に付き添って上京、一緒に帰ってきて「チョットくたびれたから横になるね」と言って、自室に入ったきり帰らぬ人になりました。享年93歳でした。あまりにあっけない別れでした。  

     
清元「鳥刺し」と清元「雁金」の舞姿です。脊椎を圧迫骨折したのを契機に、私の家で一緒に暮らすようになりました。それから8年の間、在宅する限り、朝食と夕食は私が用意したものを食べてもらいました。好き嫌いは多かったですけど、無理を言わない素敵な「食べる人」でした。いろんな思い出がよぎります。

     
嶺霊園の墓所の巡りのイチョウの木、1本だけ黄葉が始まっていました。イチョウの中にも目立ちたがり屋さんがいるみたいです。

 

     
家に戻るとすぐに身支度して、自転車でNiiSへ向かいました。11時からトレーニングでした。少々疲れていたのですが、鈴木トレーナーは全身を使う運動を意識的にやらせてくれたみたいです。ききました。ジムの前の滝川の水位が大きく下がっていました。天狗岩用水からの補給水が減ったんですね。

     
20日に見っけた林倉寺近くの歩道の植え込みで咲いていたヒガンバナは、そろそろおしまいになりそうでした。曇り空の下の利根川では、落ち鮎を追う釣り人の姿がありました。気温は低いのですが少し蒸し暑くなってきていました。

     
家に帰るとCOCOは昼寝の真っ最中、声を掛けたら細く目を開けただけでまた寝ちまいました。いい顔して寝てます。

 

     
一休みしてから青井食堂へ昼食に出かけました。旧二中跡地のブロック塀の上まで伸びたアメリカセンダングサがたくさんの花を咲かせていました。空地のエノコログサはすっかり色づいて実りを迎えていました。

     
花園公園でツルソバの花が咲いているのを見っけました。葉っぱも花もそばにそっくりですけど、黒い実の中の種も三稜形をしていてソバの実そっくりなのです。でも、食べられるって話は聞いたことがないです。しばらく楽しめそうです。

     
「お疲れのようですね…」、青井食堂で隣席の顔見知りさんに言われちゃいました。疲労が顔に出てるんかな…。広瀬川も水位が下がっていました。流れに枝先を洗われていた柳は、宙ぶらりんになっていました。

     
家に帰ると玄関先のハギの花にお客さんです。セセリチョウですね、たぶん、ホソバせセリだと思います。口吻をを萩の花に差し込んで蜜を吸っていました。

 

     
夕食に炊き込みご飯を炊きました。前日の夕食会で皆さんに食べてもらったのと同じ、私も食べたくなったんです。富岡市黒川産の新ショウガの千切りをたっぷり入れたホタテ貝柱と舞茸の炊き込みご飯です。実は、ショウガご飯は伯母さんの大好物でした。彼岸が近づくと、「キョウイチさん、ショウガご飯お願いね」って声がかかったものでした。

     
ユキ子さんにも炊きたてを母さんちへ運んでもらいました。「二人ともお代わりしちゃったよ」っていながら帰って来たのは9時過ぎてました。みんなして、伯母さんの好物を食べました。

今日は用事のない土曜日です。のんびり過ごしたいと思います。

 

  ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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秋めいた真夏日は、八展通の「ひろ子」ではる子さんたちの食事会、久しぶりに『道楽』をしました

2024-09-27 07:38:59 | なっからさくい生活

9時半ごろちょいと外へ出ると、稲刈りが近づいて水量の減った広瀬川の上の方には素敵な秋空が拡がっていました。昨日の最高気温は31.1℃でしたから真夏日ではあったんです。でもね、なんとなく風も爽やかで、気分良かったんです。

     
こども公園の広場に遊びに来ている親子もすっかり秋の衣装です。草原の色も何となく秋めいてきたのかなって…

     
残念なのは、赤城山の上には雲がかぶさっちまってたことです。なんかスカッとしない赤城山の眺めなんです。昨日の最高気温は31.1℃の真夏日だったんです。だから、満点とはいえないのですが、秋の日を感じていました。

     
家に戻ると「こんなに採れたよ!」ってユキ子さんが裏庭から立派なミョウガをたくさん持って来ました。彼岸明けにこんなに立派なのが採れた記憶はないですね、びっくらこきました。

 

     
朝食後から午後の食事会の準備をしてました。前日に下ごしらえしといた冬瓜のすり流し、温め直して味を調え、本葛粉で少しとろみをつけて、粗熱が取れたところでプラカップに入れて冷蔵庫で冷やしました。それと、「漬け」にした海老の頭がもったいないのでから揚げにしました。

     
ゴマいっぱいの早生柿は細かく刻んでベトナム土産のカシューナッツを細かく砕いて混ぜたクリームチーズと合わせました。調理の〆はご飯づくり、ホタテ貝と舞茸の炊き込みご飯でした。仕上げに富岡市黒川の新ショウガの千切りを加えました。これで、食べ物づくりが完了です。

 

     
はる子さんたちの食事会の会場は、ハ展通りの飲み処「ひろ子」を借り切りました。ユキ子さんに車を出してもらって、保存容器に詰めた食べ物を運んでもらいました。「ひろ子」の前からは、朝よかずっと秋らしくなった赤城山の姿が見えていました。

 

     
お客様は、はる子さんを入れて6人、私はカウンターに入って食べ物を盛りつけて進ぜながらお喋りのお相手です。前菜はできる限り秋らしくと、さつま芋の巾着、栗の渋皮煮、カボチャのレモン煮、柿のクリームチーズ和え、海老のマリネに、葡萄みたいに見えるのはミニトマトの赤ワイン漬けです。煮物は椎茸の海老しんじょう詰め、オクラの煮びたし、ニンジンの梅煮です。こんなんですけど、秋らしいでしょうか…

     
お造りは貝柱の昆布締めに梅びしお、それとアカエビの漬けです。楽しくおしゃべりしてたら、「残念だけど出られない」って言って来ていたYさんが顔を出してくれましたけど、長居できないとのことなので余分に作っといた料理を容器に詰めて持ち帰ってもらいました。肉料理は、豚ヒレ肉のローストポークです。あと、冬瓜のすり流し、漬物、貝柱と舞茸の炊き込みご飯を進ぜました。

 

     
みんなが集まってのんびり過ごす機会はあんまりないんです。だから、1時半に始めた食事会がはねたのは4時近くになっていました。皆さんを見送って一息入れて家に戻ってくるとき、広瀬川の上の雲が少し色づいていました。

     
ナンテンには緑色の実がいっぱい、マユミの実は少しだけ赤く色づき始めていました。久しぶりに複数の人と長い時間お喋りしたんで少しハイな気分になっていました。

     
道端のハキダメギクのちんこい花を見たり、他所さまんちの鉢植えのハギの花を覗いたり、変な爺さんの一歩手前な感じでした。

 

 家に帰るとCOCOが出迎えてくれました。<うまくいったんか?>、「うん、上々、みんな楽しそうだったよ」、<料理は食べてもらえたんか?>、「そっちも大丈夫だった」、<お前が見てるから、みんな無理して食ったんじゃねえのか?>、「……………」

 「みんな久しぶりで、楽しくおしゃべりできたんだから、変な詮索すんなよな」、<あ~ね>。いろいろ手配してくれた、はる子さんとひろ子さんには感謝です。<皆さん、懲りずにまた、ヒゲに『道楽』させてやってくれよな>って、COCOも言ってます。

 

     
わが家の夕食は前に作って冷凍保存しといたキーマカレーとサラダでした。ユキ子さんには冷凍のカレーとサラダの材料をもって母さんちへ行ったもらいました。私は自分で解凍して一人飯です。

今日は、二代目吉駒の祥月命日、亡くなられて7年が過ぎました。それと、NiiSでトレーニングです。

 

  ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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雲はあったけど美しい日の出を見た日は、のんびりとお道楽、終日台所で遊んでいました…

2024-09-26 07:32:07 | なっからさくい生活

25日の午前6時すこし前です。薄い雲があるのですが、ストレッチをしている寝室の窓からも日が昇るのが見えていました。昨日の前橋の日の出時刻は5時34分、ほぼ真東の方角から太陽が昇ってきたのです。

     
日が昇っている少し北寄り、東北の雲がきれいでした。フワフワの真綿が浮かんでいるみたいでした。いつもより30分ほど早くに朝のストレッチに取り組んでいたのです。

     
<ヒゲはさ、下へ降りるとすぐ台所へ行って、前の晩から水に浸しておいた昆布を80度まで加熱してしばらく置いて、昆布を引き出すと削り節を入れて…、朝っぱらから出汁取りしてやんの。そういや、友だちの食事会の食べ物を請け負ったって言ってたいね>

 

 そうなんです、今日、はる子さんたちの食事会の調理番を引き受けたんで、前日は仕込みをしなくちゃいけないんです。でも朝食はのんびりいただきました。酢モズク、水前寺菜のポン酢和え、鮭のほぐし身、モロヘイヤのお浸し、しば漬け、ナスと干しサクラエビの炒め煮、トウガンと豚肉の煮物、乾椎茸と昆布の煮物、カボチャのレモン煮、十六穀米のご飯、豆腐と大根葉の味噌汁、手作りの常備菜の朝食なんです。年寄りは充実した朝飯が大事です。

 

    
カネコ種苗が開発したシルクスイートでさつま芋の巾着を作りました。干しブドウ入りです。椎茸は海老しんじょうを詰めて煮ました。できるだけ、秋らしい食べ物になるようにって…

     
ナスは味噌漬け、味醂を加えたタケヤの57%減塩味噌を使います。人参はカエデに型抜きして梅干しで煮ました。いろんな味を楽しんでもらいたいです。

     
豚のヒレ肉は、周りを焼いてから赤ワインと醤油ベースの漬け液を加えて袋詰めして、75~80℃で1時間ほど湯煎してロースとポークにしました。切り落とした端はわが家の夕食になります。

     
作業開始と同時に氷結解凍していた冷凍のアルゼンチンアカエビは、ヒゲと脚を取り除いて背曲りに楊枝で止め、粉を打ってから揚げ、二度揚げしてからマリネ液に漬け込みました。殻ごと食べてもらう海老です。そいで、今度は冷凍のホタテ貝の貝柱の解凍を始め、解凍するまで休憩することにしました。

 

     
COCOは食堂に置かれたキャットグラスをかじりに来ていました。もう採れなくなったエノコログサの代わりにと、ユキ子さんが買い込んできたんです。私はちょいと散歩、高い雲の下に青い赤城山が見えていました。

     
路地を行くと、フェンスに絡んだノブドウがきれいでした。このヒガンバナは、家の人がちゃんと管理しているみたいですね。いいですね。

     
広瀬川を眺め、馬場川通りをぶらぶらして、どこかで昼食を食べようかなとも思ったんですけど、あんまし気乗りできずに家に帰ってきちゃいました。水曜日の町は静かですけど、気分転換にはなりましたよ。

     昼食はネギ入りの卵チャーハンに、豚ヒレ肉の端とニラのあんかけチャーハンを作って食べました。汁かけ飯風の食べ物も好きなんですよ。そいで、貝柱が解凍するまで食後休憩してました。

 

     解凍された貝柱は、水分をよく拭きとってから、昆布締めにしました。貝柱の昆布締めっておいしいのですよ。梅ひしおで食べてもらおうかな…

     
それから冬瓜は皮と種を除いてから、鬼おろしでおろして、だし汁で柔らかくなるまで煮ました。昨日は下ごしらえまで、仕上げは今日になってからにします。残った冬瓜は、豚ヒレ肉の端と一緒に煮てオクラも加えて常備菜にしました。あといくつか細かなことをやって、昨日の作業はおしまいにしました。

 

 <ヒゲは、「料理するのは道楽なんだ」って言っています。亡くなった伯母さんからは「キョウイチさんの道楽は良いお道楽ですね、みんなに喜んでもらえて…」って笑われてました。久しぶりのお道楽、楽し気にやってましたいね…、それに、夕食もちゃんと設えて…>

     
夕食のおかずは前日につくっておいた豚の肩ロース肉の煮豚、それとトウガンとオクラと豚ヒレ肉に、そしてユキ子さんと母さんには海老のマリネの試食です。汁は、椎茸の石づき。ミョウガ、青じその卵とじでした。椎茸の石づきはね、椎茸の海老しんじょう詰めを作ったときに切り落としたのをもったいないんで薄切りにして使ったんです。私はシルクスイートの試食をしました。おいしいです。

 私が一人飯を食べていると、<ユキ子さんが帰ってきたら起こしてな…>と言って、COCOは居間の椅子の上で寝ちまいました。
今日は、朝食後から料理の仕上げです。ご飯もんも作って行くつもりです。治子さんたちの食事会は午後1時半からです。

 

  ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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