朝食後の一仕事はCOCOの爪切りでした。キキと違ってあまり嫌がらずに爪を切らせてくれます。膝にだっこして、猫爪専用の爪切りばさみでカットします。部屋飼いの猫は定期的にカットしてやらないと伸びすぎて障害を起こすことがあります。
それからネオンライム号でちょいと出かけたのですが、霧雨が降っていたんで十六本堰でUターン、ちょうどやって来た上毛電鉄線の件の電車を写真に撮って帰ってきました。改めて、ウエザーニュースを見なおして…
実はネオンライム号のメーターの累積走行距離が1,490㎞になっていたんです。それで、昨日のうちにあと10㎞走って、1,500㎞達成としておきたかったんです。天気の具合を見てたら11時近くになって、<もう大丈夫だよ、降っても大したことないから気をつけて行っといで>って、COCOからOKが出たんです。
家を出て、前橋駅前を抜けて前橋刑務所へ、そこから利根川沿いを南へ走ることにしたんです。まずは南部大橋上流の河川敷にある南町公園に寄って利根川の流れを眺めました。流れの岸にダイサギが一羽見えてました。
川岸の土手に、ヤブミョウガの群落を見っけました。真っ白な花がいっぱい、そのうちコバルトブルーの実がなります。ネオンライム号が私のところに届いたのは今年の1月25日(1月26日の記事をご覧ください)でした。そして、本格的に乗り回し始めたのは2月の後半からでした。だから、世話になって7ヶ月が過ぎたところなんです。
シロバナマンジュシャゲの群落にも出会いました。きれいに並んでいるので誰かが植えたのかもしれません。ネオンライム号に乗って1ヶ月に200㎞ほど走りたいなって思っていました。7ヶ月で1,500㎞を記録できるのは、当初の思い通りの感じなんです。嬉しいことです。
南町公園から六供町の清掃工場の前を抜けて、利根川の岸の木立に沿った細道を南へ、そして公田町の広い田んぼへ出ました。こういう、人も車もあんまし通らない、交差点がたまにしかない道を走るのが好きなんです。利根川沿いのどこかでメーターが1,500㎞になってくれるの楽しみにペダルを踏んでいました。
公田町の岸から眺めた利根川です。昭和大橋の少し上流、川岸を覆うクズの花ももうおしまいになろうとしていました。この道もずいぶん何度も走った道なのです。
昭和大橋の下を潜り抜けて、横手町の田んぼが見える道に出ました。向こうの並木は県道前橋長瀞線のナンキンハゼの並木です。そこからまた、利根川沿いの細道へ入り込んで、竹藪が茂るところまで来たら、メーターが1,500㎞になりました。でも、ここじゃ格好良くないな…
累積走行距離1,500㎞達成の記念写真は大きな栗の木の脇で撮らせてもらいました。別に記録のために走っているのではないのですが、きりが良いのと、このぐらい走りたいなって思ってたことが無理のないことだったってのがうれしかったです。
メーターの累積走行距離1,500㎞の表示です。そして自撮りした嬉しそうなヒゲじいさんです。このペースで走っていると、年間2,400~2,500㎞を走れます。走るだけでなく、道々いろんなものにであうことができます。
北関東自動車道路の高架下をくぐり抜けると、下川町の住宅団地の南の利根川沿いの道へ出ます。シオンがいっぱい咲いている家がありました。いいですね。
下川団地から見た利根川の流れです。前橋側は深い崖になっています。「チャレンジオブ利根」というイベントで、カオルさんやボンちゃんと手作りの筏で下っていたのはもう40年以上前のことになります。遠い思い出になりました。
住宅団地の先の河畔林を抜けると群馬へリポートの南側に出ます。オープンは1988年、KさんとSさんと3人で、計画を作り、地元の皆さんと話し合い、運輸省と折衝して取り組んだ仕事でした。工事は土木部のAさんにすっかり世話になりました。これもまた、40年近く前のことになりました。
ヘリポートの東側を端気川が流れています。十六本堰で広瀬川から分水した端気川は、このすぐ先で利根川に合流します。この川沿いを上って行けば、間違いなくわが家へ帰れるんです。時刻も12時過ぎましたんで、家に帰ることにしました。
朝倉町のサンヨー食品の工場の近くで、アワ(粟)の畑に出会いました。アワも実りを迎えていました。ずいぶん久しぶりに見るアワの穂です。自転車で走っていると、こういう素敵な風景に出会えるのが嬉しくて、それでやめられないのです。
上川淵小学校脇を流れる端気川です。あとはせっせとペダルを踏んで、家に帰着した時にはメーターは1,514kmを表示していました。24km走ったんですね。あとは、昼食作って食べて、ゆっくり休んでいました。
夕食には、前日に買い込んできた北海道産のハッカクを食べることにしました。ウロコと皮の硬い魚ですから、養田さんに頭を取り除いて背開きにしてもらってきました。それをフライパンでしっかり焼いて、ネギと新ショウガのみじん切りを味醂を少し加えた味噌と合わせ、身の方に塗り付け、バーナーでしっかり炙りました。ハッカクの味噌焼き、北海道生まれの居酒屋料理です。
出来上がりはこんな具合です。ユキ子さんと母さんの分です。「食べにくかったけど、おいしかったよ」、初めて食べたユキ子さんと母さんの感想です。そうなんです、食べにくいのが難点なんです。
野菜の天ぷらも揚げました。シルクスイート(さつま芋)、ミョウガ、舞茸、オクラです。それとモロヘイヤのお浸し、汁はトマトとミョウガでした。ハッカクを食べてもらえて良かったです。
無理せずに、道々を楽しみながら、これからも走ろうと思っています。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください。
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい。