猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

赤城白川へドドメを摘みに行ったら、鳥たちに先を越されてほんの少ししか採れなかったけど、それでいいのです。

2023-05-31 07:52:17 | なっからさくい生活

昨日の昼過ぎに桃ノ木川と赤城白川の合流点に行きました。向かってひらりから流れてくるのが桃ノ木川、右の細い流れが赤城白川です。小学生時代にクマという名の犬と一緒によく遊んだ場所です。クマは水遊びが大好きで、白川の流れに入って水しぶきをあげていました。

 
まだドドメが摘めるかな堤防に生えている桑の木を見て回ったのですが、ほとんど鳥に先を越されていて、摘むことができたのは20粒足らずでした。摘んだドドメは、帰りに昼食を食べに寄った青井食堂のお母さんへの土産にしました。

 


わが家の狭い庭のユキノシタの花もそろそろおしまいです。しばらく賑やかにしてくれてありがとさんでした。こういう子どもの時から見慣れて来た草木は間違いないのですけど、そうでない草木はたびたび間違えを犯していて申し訳ありません。ヘマするたびに、ようこさんに助け舟を出してもらっています。5月26日にもいただきました。

 「黄色い花 イカリソウではなくセイヨウオダマキの黄色種です」とのご指摘。これは5月26日の記事に載せたこの黄色の花です。いくら何でも山野草のキバナイカリソウが道端に咲いているはずはないと思わなくてはいけなかったんですね。

 「以前のナンジャモンジャのような花は白花マンサクの名前で流通している事が多いらしいですが、北米原産のフォッサギラ・マヨールでした」とのこと。ナンジャモンジャのような花は4月12日の記事に載せたこの写真の花です。ありがとうございました。よく覚えるようにします。二つの記事には訂正を入れました。

 


昨日は晴天、朝から夏の日差しです。火曜日の朝ですからこども公園の広場には人の姿がありませんでした。私は、JAファーマーズ朝日町店で買い物、月曜日にできなかったんで一日遅れになりました。

 
買い物帰りにくちなしの花を見っけました。わが家の玄関先ではセンダイハギの実が大きく膨らんできました。マメ科の植物ですから、立派な莢の実です。

 

 
家に戻って買って来た食材で遊びました。豚のモモ肉は赤ワインで煮込みました。夕食のおかずです。

 
煮込んでいる間に、鮭のほぐし身と鶏肝の生姜煮を作りました。こちらは常備菜、朝飯のおかずです。


これは25日に食塩水に漬け込んだらっきょうです。らっきょうは行儀の良い野菜です。みんな同じ向きで、整然と並んで漬かっています。面白いです。適当に入れても、かんましても、しばらく置くとこういう具合にきちんと整列しちゃうんです。


昼寝をしていたCOCOを起こしてらっきょうを見せたんですが<うっせえ~な~>でした。

 


それから、赤城白川を回って、街へ寄って来たんです。昨日の最高気温は30℃を超したようです。帰りは暑かったです。

 

 昨日のCOCOはケージに閉じ込められることもなく、自由に家の中を動き回っていました。ユキ子さんが出入りするたびに、内玄関のガラス戸や猫窓から見送ったり出迎えたりしてました。

 
夕方、ユキ子さんが両親のところへ夕食のおかずを届けに出かけると、今度は階段の途中に座って帰りを待っています。戻ってくると、自分の夕食を出してもらえることが分かっているんです。実に静かに行儀よく待っています。

 

 
Yさんが届けてくれた田園プラザ川場のフレッシュチーズ「ストラッキーノ」をサラダにしていただくことにしました。それで、生ハムだのオリーブだのと用意して、ドレッシングもピンクペッパーと蜂蜜入りのを作りました。


「サラダっていうよか前菜ですね…」ユキ子さんの評です。チーズはとてもクリーミー、ごちそうさまでした。

 
そして、豚肉の赤ワイン煮と蕪の入りのガーリックライス(十六穀米使用)でした。栄養付けて頑張ります。

また天気が下り坂になりそうなので、今日は庭の草取りやなんかをしておきたいと思っています。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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COCOをケージに閉じ込めたのですが、覚悟ができてたみたいで平然としてました。「織姫」はすこぶる順調です。

2023-05-30 06:57:12 | なっからさくい生活

COCOがケージに押し込められました。昨日の午後のことです。腹の据わった雄猫のCOCOは動じることなく平然と午後のひと時をケージの中で過ごしました。


「織姫」もすこぶる順調です。土曜日の午後に漬け込んだんですから、まだ二日しか経っていません。梅酢もきれいに色づきました。いったん重石で少しひしゃげた「織姫」もたっぷりの梅酢の中で自由を取り戻してまん丸な姿になっています。

 そうそう、27日の記事にSINさんから「通っていた接骨院で、患者のお婆様が『天気が安定しなくって、梅が干せなくって、そのまんまほったらかしになってるんよ』といっているのを思い出しました」と、塩漬けのままになっているお婆様の梅を案じるコメントが入りました。たぶん大丈夫ですよ。写真のは、シソ入れやカビ対策はしましたがずっと梅酢の中に入れっぱなしの去年の大粒の白加賀です。「織姫」も干さないで食べます。これは、梅干しでなく梅漬けだからです。梅漬けにはいろいろあります。

 

 
<おい、雨降りだぜ、行くのか?>、COCOが案じてくれました。白いレインウエアーを着ると、<気ぃ~付けて行ってきな>って見送ってくれました。

 
月曜日は11時からNiiSのトレーニング、雨の中をクロスバイクで出かけました。広瀬川沿いを行くと、太陽の鐘の顔に雨の雫が縦縞模様を描いていました。「雨に濡れて大変だね…」って声かけたら、<カラスのしょんべんが流されて好都合じゃ…>だってさ。

 
広瀬川の交水堰です。それと、石川橋下流の広瀬川の川岸の風景です。雨の広瀬川も好きです。それなんで、広瀬川沿いを箪笥屋横丁まで走って、中央大橋に出ました。

 
幸の池と中央大橋からの利根川の眺めです。鈴木トレーナーは、{織姫」と遊んだ私の身体をチェックして、いつもとだいぶ違うメニューにしてくれました。遊び過ぎの疲労回復を考えてくれたみたいです。確かに、昨日は少し疲れを感じていました。

 
雨の滝川です。川の中の実生の桑の木のドドメも、黒紫色の熟れた実が目立っていました。それに、ずいぶん数が減ってます、鳥たちが食べてくれているみたいです。

 

 
家に戻って、手早やに着替えをして、急ぎ昼食をすませている私を見て、COCOはなんか感じたみたい、いつもとちょいと違った目つきで私を見ていました。そんなCOCOをふん捕まえると、覚悟ができていたのかな、全く抵抗しませんでした。


そして、二階の家事室にセットしておいたケージの中に閉じ込めたんです。ケージ入りはわが家で暮らすようになって2回目のことのような気がします。滅多にないことなんです。でも、COCOは泣き叫んだり、騒いだりしない猫でした。なぜ閉じ込めたかというと…

 
1時過ぎからわが家の水回りの設備や空調設備を面倒見てくれているニチレイ設備が、3ヶ所の換気扇と、バスルームのシャワー付き混合水栓の更新作業をしてくれることになっていたんです。写真は家事室の吹き抜けのトップにある換気扇の付け替え工事です。

 
COCOが退屈しないように、ケージは換気扇の交換作業が見える場所に置かせてもらいました。時折作業を眺めながら、ケージの中でおとなしく過ごしてくれていました。

 新しい混合水栓です。一階のトイレの換気扇が新しいのに交換しても異音がするので、コンプレッサーを持ち込んで高圧空気で換気パイプをクリーニングしてくれました。お手間をかけさせちまったみたいです。「ていねいな施工」をコンセプトにしている親切なニチレイ設備さんです。水回りのリフォームを考えておられる方は、コチラのホームページをご覧ください

 

 4時前に全部終わって、COCOはケージから出されました。急いでどっかへ跳んでいくのかと思ったら、ゆっくりとまずは寝室を見回り、それから浴室と家事室を一回りして階下へ降りて行きました。

 
しばらく経つと戻ってきて、ベットの上にあがると、<下は何もしなかったん?>だって。しなかったと答えると、<この部屋の換気扇、音がしなくなったね>だって。分かってるみたいです。それから、昼寝を始めました。夕方の昼寝は珍しいです。

 

 
夕食は天川原町の南苑へ行きました。小籠包、牛肉の辛子炒めです。牛肉の辛子炒めはいろんな野菜を使ってくれるので大好きです。昨日はズッキーニがおいしかったです。

 これは五目豆腐、取り皿に取り分けた状態です。クワイ、フクロタケ、乾し椎茸…、楽しくいただけます。そして、ユキ子さんは担担麺、私に少し分けてくれました。

「織姫」との遊び過ぎで少々疲れの出ていた月曜日でした。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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「織姫」のお友だちの赤シソ探して15㎞、10束確保してシソ入れ完了、ついでに麦秋満喫…

2023-05-29 07:04:33 | なっからさくい生活

昨日は「織姫」の桶に大事なお友だちの赤シソの葉をを入れてあげました。3千3百粒の「織姫」ですからお友だちも半端な数では間に合いません、10束分の葉を入れることにしたんです。

 

 
朝食後の一仕事は泥らっきょう1㎏をきれいにして食塩水に漬けこみました。10日ほどで塩らっきょうになってくれます。そういえば、こないだ「らっきょうってどんな草ですか?」って尋ねられてうまく答えられませんでした。ネギの仲間です。花は紫色です。詳しくはこちらでらっきょう畑をご覧ください


それから、赤シソを探しに出かけました。まずは自宅から300mのJAファーマーズ朝日町店の直売所、2束ゲットしました。あと8束必要です。こども公園の芝生広場を眺めながら、次はどこへ行こうか考えました。まだ10時前ですけど日曜日、噴水では小さなお友だちが大ぜいして遊んでいます。

 
この広場は、頻繁に草刈りが行われています。だから、草丈はきっちりと低くなっています。でも、全体に白っぽく感じませんか、白く見えますよね。ヒメジョオンみたいな白い花ももちろん咲いています。ほとんどシロツメクサと同じほどの草丈で咲いています。

 
シロツメクサもたくさん咲いています。タンポポも綿帽子は真っ白です、白いのが多いですね。

 
もちろん白くないやつのいます。オオイヌノフグリやトキワハゼなんかもまだ咲いています。何度も刈り込まれながらしぶとくまた花を咲かせている春の花なんですね。

 そして草地を白っぽくしている主役は、どうやらスズメノカタビラみたいです。こいつも刈り取られながらしぶとくまた花穂を伸ばしているんです。てなことでどこ行くか迷いながら草地見物してました。

 


意を決して向かった先は、JAファーマーズ朝日町店から約2.5㎞の上泉町にある食の駅前橋店でした。小麦畑もしっかり色づいて収穫を待っていました。で、残念なことにこちらには、赤シソは出荷されていませんでした。

 
仕方ない、富田町の産直ゆうあい館まで行こうと、ハキダメギクの大群落ができている空き地を眺めながら決心しました。道のりは約5㎞、走りだしたら風草の穂が進路を邪魔していました。ここで挫けては「織姫」に顔向けできないと、カゼグサの穂をかき分けて進みました。

 

 
桃ノ木川の堤防上を走りました。堤防の上からは、大麦の刈り入れ風景が遠くに見えました。ワラはロールにしていました。川の中のアシ群からはオオヨシキリの声が聴こえていました。

 
東上野町に入るといろんな畑に出会います。スイカを植えたばかりの畑がありました。苗の間隔から想像すると、大玉スイカみたいですね。菊の苗が植えられた畑もありました。生花なのか、野菜の「菊花」なのかは分かりません。

 
これはズッキーニですね、黄色い大きな花が顔をのぞかせていました。小さな実も見えています。


富田町の田んぼのど真ん中からぼやけた赤城山を眺めました。麦秋の赤城山です。
産直ゆうあい館には、赤シソが10束出ていました。しめた!ってんで、8束確保しました。これで目標の10束になりました。


帰りは田んぼ道や集落道を抜けて帰ってきました。道のりは7㎞ぐらいかな、麦秋の中に苗代を見っけました。麦の収穫が終わるとすぐに田植えなんです。二毛作の初夏は大忙しです。私は暇なんでしょうか、「織姫」のために自転車を15㎞ほど走らせて、赤シソ捜し回って…。

 

 
赤シソは葉だけむしり取ります。葉柄もない方がよろしいです。よく水洗いして、塩でもみます。あくをしっかり絞って丸くまとめます。10束のシソの葉がこれだけになりました。一束単位で作業をして、塩もみは約40回、体重をかけて両手でもみます。10束ですから400回の重労働です。

 
絞ったシソの葉は解きほぐして「織姫」の桶から汲み取った梅酢でもんで発色させます。それを、桶の織姫に混ぜてあげます。均等に混ざるように梅の実を半分以上外に出して下からていねいに入れてあげます。シソの葉むしりを始めてから約3時間の作業でした。

 
シソ入れが終わった「織姫」は、毎日カビ防止の点検をしながら10日ほど静かに漬けこみます。重石は1㎏です。出来上がりが待ち遠しい時はつまみ食いします。実は、もう食べられるんですよ。シソ入れした私の掌は紫蘇色になっていました。こちらは食べられません。

 

 
昨日の夕食のおかずは前日に仕込んだカマスの一夜干しです。脱水シートを使って冷蔵庫の中で干物に加工しました。ユキ子さんの両親には自分たちで焼いて食べてもらうことにして焼かずにお届けです。副菜だけ、器に詰めました。届けて戻って来たら、玄関先のハギの花数が増えていました。

 
わが家の夕食です。カマスの一夜干しです。なんたって干物の王様みたいなもんで、おいしいですね、すばらしいですね、塩加減もうまいことできました。大満足です。副菜は、豚肉と野菜の煮物、笹かまぼこと野菜の酢の物です。

 汁はトマト、シメジ、青さ海苔です。漬物として、塩小豆と蕪の葉のもみ漬けを合わせました。満足度の高い夕食となりました。

金曜日から始まった「織姫」との遊び、昨日で一段落です。大仕事が一つ終わりました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

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3千3百粒の「織姫」と朝から夜まで遊びました。10~15日でおいしい小梅漬けができます。

2023-05-28 07:39:01 | なっからさくい生活

群馬の小梅の代表ブランド「織姫」30㎏を漬け込みました。朝の9時から作業開始して、昨日最期の仕事を済ませたのが午後7時半ごろ、写真はそん時の漬け込んだ桶のようすです。梅の粒ひたひたに梅酢が上がっています。うまくいっています、10~15日で漬けあがります。そんなわけで、「織姫」との一日をご覧いただきます。

 

 
朝食休憩をの後、9時から「織姫」と遊び始めたんです。まずはヘタ取りと洗浄です。一晩水に浸しておいた「織姫」を水から揚げて、付いている柄を竹串で取り除きます。3千個を超える「織姫」の約4割強に柄がくっついていましたんで、1200回以上竹串を使ったヘタ取りをした勘定になります。ヘタを取ったら流水で良く洗います。

 
手間のかかる作業です。半分ほど済んだところでおやつ休憩、「Gram Lunp」の焼き菓子とミルクコーヒーで一息つきました。隣の椅子で昼寝をしていたCOCOが薄目を開けて、<おおごとげだな、手伝おうか?>だって。「梅漬けるのに猫の手借りたら恥さらしだい、COCOは寝ててくれ!」です。

 
全ての「織姫」のヘタ取りと洗浄を終えたのが12時ちょいと過ぎた頃でした。この遊びが終わると、漬け込み作業の7割方が終わった感じになります。「梅はな、収穫してからできる限り早く漬け込むことが大事なんだいね」って、梅農家のおばちゃんに教さったのはもう30年以上前のことです。それなので、収穫したての梅を分けてもらってきてすぐに水に浸したんです。

 

 
昼食は冷凍保存しておいた牛筋のシチューを食べました。栄養付けて頑張んないと「織姫」が遊んでくれませんから。COCOは私に言われた通り、いい子で昼寝してくれています。猫の手なんて借りません。


いよいよ漬け込みます。梅漬けは塩以外何も使わないシンプルな塩漬けです。このため、最大の敵は乳酸菌とカビ菌です。梅漬けは醗酵を嫌います。カビの発生は最大の脅威です。そのために除菌に十分注意を払います。漬け込む前に35度のホワイトリカーに「織姫」を5分ほど浸して除菌し、ざるにあげます。


除菌した「織姫」は手桶の中で手塩にかけます。振り塩して掌でごしごしと塩を擦り込んでやります。塩摺りと呼ぶ作業です。ていねいに塩を擦り込んで、「織姫」の皮の表面の細胞膜を傷つけておくと塩のまわりが早くなって、梅酢の上りも良くなるんです。


手塩にかけた「織姫」です。塩の使用量ですが、今回は結果的に水から揚げてからの計量で約33㎏の「織姫」に、約2500gの食塩を使いました。7.6%です。目標を8%以内としていますので合格でした。

 1㎏単位で作業してきて、30回作業したところで、約3㎏が残りました。今回はだいぶおまけしてくれたみたいです。ありがとうございます。

 
ふたつの桶に全量を漬け込んで、それぞれに10㎏の重石をかけました。重石をかけたのは午後2時半を少し過ぎた頃でした。これで作業は一段落ですが、まだ終わったわけではないのです。


約33kg、約3千3百個の「織姫」と遊んだ掌です。指先はツルツル、指紋が消えています。ちょいと良くないことをしても証拠が遺らない可能性もありますが、良くないことは致しませんです。

 


3時ごろに岩神町の養田鮮魚店へ出かけました。出たついでに、ヤギカフェに寄って抹茶ミルクを飲みました。一休みです。広瀬川の川岸ではアジサイが賑やかになってきていました。


柳橋の夏です。昨日は気温の上昇がのんびりしていて、最高気温27.8℃を記録したのは午後3時43分、ちょうどその頃の広瀬川です。夏って感じになりました。

 
栗の花が咲いているのにも出会いました。強い芳香が漂っていました。養田鮮魚店で魚を買った後、青井食堂にちょこっと顔出しして、飲み処「ひろ子」で1杯だけ飲ませてもらって家に戻りました。

 

 
養田鮮魚店で買って来た、炙ったサケ、マグロ、アジで刺身の盛り合わせを作ってユキ子さんの両親へ届けました。届けに行くとき、わが家の玄関先でホタルブクロが咲いているのに気づきました。前日に梅を買って帰ってきたときにはまだつぼみだったんです。

 

 
夕食は刺身の盛り合わせと長芋とわかめ、トマトの酢のものでした。アジがとてもおいしかったです。

 ご飯でなく、そうめんをいただきました。少し疲れていたので食べやすいものってことでそうめんにしたんです。

 

 
食後に、漬け込んだ「織姫」のご機嫌をうかがいました。ちょいと桶を傾けると、もうこんなに梅酢が出てきていました。重石を長時間かけて梅酢を絞り過ぎると梅の風味と食感を損ないますので、ここでとっておきの秘策を使うことにしました。

  昨年の梅漬けで採れた梅酢3300mlを保存してきていましたので、これを加えて重石を5kgに減らすことにしました。去年の梅酢を加えたら、ちょうど「織姫」が隠れるほどにひたひたの分量になったのが冒頭の写真です。あと、就寝前にもう一度ご機嫌うかがいをさせてもらいます。「織姫」に明け暮れた一日でした。

 


今朝、起きるとすぐに「織姫」の桶を覗きました。しっかり梅酢が上がっています。5㎏の重石を取り外して、中蓋の浮き上がりを防ぐだけの1㎏の軽い重石に替えました。今日はシソ入れができます。

 

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榛名山麓で育てられた小梅「織姫」30㎏を買ってきました。今日はこれから久しぶりの大仕事…

2023-05-27 07:36:47 | なっからさくい生活

榛名山麓で収穫された「織姫」という品種の小梅です。「織姫」は群馬の小梅の代表ブランドです。美しい梅の実です。梅漬けにするととてもおいしいです。小梅を漬けるのなら是非「織姫」を使ってみてください。

 
昨日、ユキ子さんの車でJAはぐくみ榛名支店(高崎市上里見町360-1 TEL:027-374-0039)にある梅の選果場に設けられた直売所へ行って、30㎏買いこんできました。日が当たったところが紅を差したように染まっています。「今年の小梅は出来がいいよ」って選果場の人が言っていました。


榛名支店の奥にある梅の選果場脇に直売所が設けられています。大量の梅を扱っている選果場ですから、専門業者を対象にしているので、私のような一般消費者への直売は午後になります。電話したら、「午後3時過ぎに来てください、お願いします」って言われました。

 
選果場は、梅酒用の大粒の白加賀の選果がスタートしていいました。ものすごい量の青梅がベルトコンベアーで選果ステージへと昇って行くのが見えます。選果ステージでは手作業で選果が行われています。そいで、大きさで分別された白加賀は、専門業者や市場へと出荷されて行きます。

 
小梅は別なところで選果されて、サイズ別になっていました。見せてもらって、一番大粒のを30kg分けてもらうことにしました。1kg350円、30㎏で1万5百円でした。持ち帰って検量したら、1個が10g~11gありました。

 

 
昨日の朝食後の一仕事は、舞茸と乾煎りした油揚げのきんぴらと、いただき物の庭フキと油揚げの煮物を作りました。ついでに、麺つゆも仕込みました。

 それからJAファーマーズ朝日町店へ行って、小梅漬けに必要な食塩、ホワイトリカー、除菌用アルコールを買ってきました。そして身支度をしてNiiSへトレーニングへ出かけました。

 

 
昨日は中央大橋で利根川を渡りました。橋の上から見る南町公園の木立はすっかり緑濃くなっていました。若い頃に暮らしていた上新田町からはいつもこの橋を渡って前橋の街へ行っていたんです。

 
花をたくさん付けた大きなキハギに出会いました。ジムの手前では、上越線の下りの電車に追い越されました。片道6㎞強、大渡橋経由とほぼ同じです。

 
NiiSでは、毎回Inbody270という体成分分析装置で身体の状態を計測していますが、その総合評価のInbody点数が「84」でした。知っている方だと、「えっ!」という点数なんです。帰りには、真っ白な花のタチアオイに会いました。滝川のキササゲは満開になっていました。

 で、家に戻って一休み、昼食をすませて、2時過ぎにCOCOに留守番を頼んでユキ子さんとJAはぐくみ榛名支店へ向かったんです。

 


「織姫」30㎏を買った帰りは箕郷町経由で足門町へ出ました。「Gram Lunp」の焼き菓子を買いに寄ったんです。足門の交差点のちょい渋川寄りに自転車屋と一緒している面白い焼き菓子屋さんです。

 
このお店はスコーンやマフィンは量り売り、お店のキャッチコピーは「はかりうりのおやつ」です。計量する秤はアナログの2g単位の台秤で、なんと大阪府の検定を受けています。スコーン、マフィン、ビスケット、ベイクドケーキが販売されています。個性的でとても好ましいお菓子です。

 


で、家に戻ってCOCOに買って来た小梅を見せたら驚いていました。<なんだ、こんなにいっぱい!>


買って来た小梅はすぐに水に漬け込みました。一晩あく抜きをして、今日漬け込みをします。

 
COCOは少し離れた箱の上に行儀よく坐って私の作業を眺めていました。小梅がみんな桶の水に納まったところで休憩、赤く熟れたユスラゴをいただきました。このユスラゴは、JAはぐくみ榛名支店のすぐ近くにある直売所「ふれあいの郷」で見っけました。酸っぱいです。

 

 夕食は外食にしました。「鮨いわまる」でのんびりさせてもらいました。写真は突き出しの「じゅんさい」です。国内で生産されているじゅんさいのほとんどが、秋田県三種町の産です。なんとも涼やかです。

 
いろいろ頂いたのですが、写真はマグロの中トロと車海老です。きれいな握りです。

今日は、30kgの「織姫」と遊びます。他のことする時間が残ってくれると良いのですが…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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