猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

7月が暑さ残して行っちまった。街で見たエノコログサの鉢植え、COCOに作ってやろうかな…

2024-07-31 07:33:18 | なっからさくい生活

朝のストレッチをしていたら、COCOが猫窓から外を眺めながら猫歌を唄ってました。<エノ~🎶 コ~🎶 ログサ~🎵>てな感じなんです。

     
6時半ごろでしたからもう日は昇っていました。でも、日が昇る北寄りの東の空には雲がいて、太陽を隠していました。日差しは届いていなかったのですが、朝から暑かったです。COCOは10分ほど猫歌を唄ってました。

 

     
9時半にJAファーマーズ朝日町店へ買い物に出かけました。日の出を遮っていた雲はどっかに行っちまってました。青い赤城山の上には薄っぺらな白い雲がふわっと浮いていました。

     
川向こうのこども公園の木立の中の詩碑の前で撮影をしてました。白い服の女性にしきりと注文つけてるおっちゃんはマスクをしてました。この詩碑は、平井晩村の歌碑、二つの歌が刻まれています。

  母無くも父はありけり父死なば   誰たよるらん撫子の花

  やがて死ぬ父とも知らで日記つけて   褒められに来る兄よ弟よ

どちらの歌も若くして逝った晩村のかなしい暮らしを詠っています。COCOの猫歌とはずいぶん違います。

 

    
買い物から戻ると具の入らないプレーンな茶わん蒸しを作って冷やしました。二代目吉駒の伯母さんの好物でした。「何も入れなくていいのよ!」って注文が付いたものです。夏は冷たく、冬は温かく…。

 

     
午後1時近く、青井食堂へ昼食を食べに出かけました。暑さは月曜日と比べるとずいぶん楽な感じ、この日の最高気温は12時過ぎの36.2℃、猛暑に変わりはなかったのですが…。空には厚い雲が流れ込んできていて、日差しを遮ってくれていました。

     
広瀬川の諏訪橋のたもとにある太陽の鐘が暮らしている杜、何となく元気がなくなってきていました。ハナミズキの葉先が茶色く枯れて葉の緑も失われてきていました。水不足というより、熱気のせいだと思います。わが家の植物にも影響が出てきています。青井食堂で、マーボー定食をいただきました。

 

    
帰り道にまち中で見た面白いもの、まずは鉢植えのエノコログサです。COCOが喜びそうな鉢植えです。今度作ってあげようかな…。

     
門前を警護しているナルコユリ、人ひとり通れる通路を開けてくれています。この門の家には思い出があります。50年以上前、駆け出しの私にこの家の奥方から「すぐ来て!」って電話がありました。勤務中でしたから服務管理者の庶務係長に話すと、渋い顔で「行ってこい!」って。そいで自転車とばしてやってきたら、「台所にヘビが出たの、キョウちゃん捕まえて!」って奥方は震えていました。あまり大きくないヤマカガシ、捕えて袋詰め、利根河原に運んで放しました。お褒美に何いただいたかは記憶していませんが、若き県職員の県民サービスでした。

 

     
三河町の空き地、ヒメムカシヨモギやなんかの夏草が人の背丈ほどに伸びて茂っています。でも、一筋の踏み分け道ができていました。自転車を降りて、歩いてみました。

     
いいですね、立派な一本道、どんな人が通るのかな、「通りゃんせ」って聞こえた気がして…
  行きはよいよい 帰りはこわい こわいながらも 通りゃんせ
でも、向こうまで行かずに戻ってきました。怖いのは嫌ですから…。

 

     
家に帰ると、昼寝をしていたCOCOは穏やかな顔で目覚めてくれました。

 

     
冷たく冷やした茶碗蒸しは夕食のごちそうです。オクラとトマトとシソの芽を飾りました。7月もおしまいの日、猛暑が続いていますので冷たいごちそうが食べたかったんです。

     
海老と野菜(ピーマン・サヤインゲン)もバター醤油焼きと、ナスのシギ焼がおかずでした。シギ焼のは胡麻味噌です。そういや、「ずいずいずっころばし ごまみそずい」ってのは意味不明だいね。

     野菜は、トマト、ミョウガ、オクラ、青シソの和風サラダにしました。葉物野菜が少ない夏場、青シソやオクラはありがたい野菜です。

    
義母さんとユキ子さんの分はこんなして運んでもらいました。茶碗蒸しはガラスの器で作りましたんで、大きな保存容器にクッション材を敷いて運んでもらいました。義母さんに喜こんでもらえたようです。

7月が終わりました。今日から8月です。COCOの体重測定の日です。

今、「7月は31日までありますよ!」って知らせが届きました。申し訳ありません、訂正しませんがお詫び申し上げます。(7月31日午前8時40分)

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

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第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい

 


7月29日は野村たかあきさんの命日、すぐ裏を端気川が流れる天王寺の墓所にお参りしてきました…

2024-07-29 21:43:12 | なっからさくい生活

去年の7月29日、野村たかあきさんが逝きました。昨日は命日、文京町4丁目の天王寺の墓所へお参りしました。ものすごく暑かったのですが、しばらく墓石と向き合っていました。40年、友だちとして一緒にやってきたんです。仕事も一緒しました。酒も一緒に飲みました…

     
天王寺の墓地のすぐ西側には端気川が流れています。墓の中で、たかあきさんは川の流れの音を聴き続けてるのかなって…。

 私がたかあきさんの死を知ったのは、去年の8月6日、夏の漬物を食べてもらおうと届けに行ったときでした。一度も使うことのなかったたかあきさんが描いてくれた「かなしいヒゲおじさん」が、8月7日の記事に載りました。でもね、たかあきさんの死についての記述はありません。

 翌8月8日の記事では、「胸にしみる 空のかがやき 今日も遠くながめ 涙をながす 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない ………」と口ずさんでいるだけです。野村夫人から、「故人の遺志ですので他言しないで下さい」と強く求められたんです。だから、秋に新聞で報道されるまで悲しんでいるだけでした。

    
墓参りの帰りに、端気川沿いの小径を通りました。ただ、ただ、悲しみが蘇ってくるだけでした。

 

     
2019年2月2日に前橋文学館で開催されていた『野村たかあき展』の関連イベント『ほっこりばなし』のステージで、私は野村たかあきさんと一緒してました。有砂順子さんも一緒でした。この時、私は食道がんの治療が始まっていました。たかあきさんと一緒に人前に立ったのはこれが最後でした。

     
高崎高等養護学校の新築校舎に『風神の袋もちだし遊ぶ子ら 雷神の子らがおどけて太鼓打つ』ってモニュメントを制作してもらったのは1996年のことでした。古くは、40年前、群馬テレビで『ぐんま・雷・からっ風』って番組を制作してた時、MCの小倉智昭さんのアシスタントをしてたのが有砂順子さん、たかあきさんは大道具係でした。そのころ、たかあきさんは彫刻家として自立を目指しながら絵本も描いていました。第5回講談社絵本新人賞を受賞したのは1983年のことでした。『絵本通信』のインタビュー、「前編」「後編」をご覧ください。

 

 墓参を終えて家に戻ったのは午後2時ごろ、この日の最高気温39.2℃が記録されていました。COCOが心配げに出迎えてくれました。

     
遅い昼食に素麺を茹でました。たかあきさんが絵付けしてくれた鉢に氷水を張ってそうめんを盛りました。

     
食べ進むと、氷水の中からたかあきさんの鬼が顔を出しました。壁からは、風神の子雷神の子が見下ろしていました。

 

     
月曜日は11時からNiiSのトレーニングです。しっかり支度して自転車のペダルを踏みました。10時半に出かけるときの気温が36℃でした。痛いような日差しでした。

     
鈴木トレーナーはしっかり体調チェックをして、少し軽めなメニューにしてくれたみたいです。ジムを出て帰ってくるときもすごく気をつけて走りました。どこにも寄らずにまっすぐ帰宅、着替えをしてしばらく休息してからたかあきさんの墓参りへ出かけました。その時の気温は38℃を超えていました。

 

     
夕食は、在庫品で用意しました。冷凍保存しておいたアユの風干し、まり子さんちのゴーヤでゴーヤチャンプル、冷凍保存したいただきものの天狗印の枝豆で枝豆のすり流し汁です。

     
アユの風干しは結構なごちそうです。こうしておくとしばらく保存できますし、焼くのも容易です。おいしさも十分です。ゴーヤチャンプルを初めて食べたのはいつだったろう、学生時代であることは確かな気がするのですが、沖縄へ行ったことないし、どこで食べたのか思い出せないでいます。

     
枝豆のすり流しは、外皮と薄皮を取り除いた豆をフードブレーカーでペーストにします。カツオ出汁にタケヤの58%減塩味噌で味付けし、口当たりを滑らかにするためにゼラチンを少し溶かし込んでしっかり冷やします。枝豆ペーストと冷やした味噌汁をフードブレーカーでよく混ぜ合わせて、更によく冷やします。おいしい汁です。そして、サヤインゲンの胡麻和えもつくりました。義母さんも残さずきれいに食べてくれたようです。

今日も朝から暑いです。気をつけて暮らします…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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早めに家を出て、夏季サービスをしているグラムランプまで往復20.5kmの買い物に出かけました…

2024-07-29 07:47:01 | なっからさくい生活

日曜日の朝の9時半ごろ、気温は32℃、赤城山の上の空はまっこと見事な夏空でした。でも、少しでも体を動かせるときに動かしとこうと、早めにネオンライム号のペダルを踏みだしたんです。

     
街中は店の開店時間前、ほとんど人通りはありませんでした。暑さは厳しいのですけど、私がお世話になっている店では、お客さんに少しでも涼しい気分になってもって、熱中症予防にも一役って考えてくれています。

 呑竜仲店のヤギカフェでは、かき氷サービスをしています。シロップは自分で選べます。青井食堂では冷たい麦茶を氷いっぱいのポットでテーブルに出してくれるので、好きなだけ飲めます。竪町の山都園では、「のどが乾いたら寄ってください…」って、ご主人がおいしいお茶をごちそうしてくれます。

 高崎市足門町のグラムランプもユニークな猛暑対策サービスをしてくれています。ここんちのビスケットがお気に入りなんです。それで、ユキ子さんに頼んでいつもよか早めの朝食、そいで9時過ぎに前橋の街を抜けて西へ向かって走ったんです。ちょっと距離のある買い物、途中の風景をご覧ください。

 

     
中央大橋を渡って西へ、問屋町を過ぎて牛池川沿いの道へ入ると青い赤城山が見えました。雲に遮られて赤城山には日が当たっていませんが、私には強い日差しが容赦なしでした。

     
元総社中学校の南を流れる牛池川です。川岸のヤブに萎れたカラスウリの花を見っけました。もうカラスウリが咲いているんですね。日が暮れると咲いて、夜明けとともに萎れちまう花なんです。そのうち、夜会いに来ます。.

 

     
元総社町から高崎市の東国分町へ入りました。国指定の史跡『上毛野国分寺跡』の北側の道を抜けて、国分小学校裏から、後疋間町を通りました。

     
後疋間町の田んぼ道、見えているのは榛名山です。稲は分けつを終えて間もなく花の季節を迎えるんですね。田植えの苗のときには3~4本の茎だった株が、20本ほどの茎を持つ大きな株になっています。

     
後疋間町の緩やかな上り坂の集落道を走りました。道端のフェンスに絡んで咲くアサガオがきれいでした。

     
金古町へ入ってからだと思うのですが、よく手入れされた立派な農家建築に出会いました。このあたりでは大きな農家建築が目につきます。よく手入れされたネギ畑にも会いました。きれいに畝が立てられ、除草も行き届いて、ネギがすごくきれいに見えました。

 

     
金古運動広場まで来て一休み、水分補給をしました。誰もいないのかなと思ったら、木陰に子どもたちが集まっていました。ここは、日本絹の里のすぐお隣の市営の運動公園です。標高200メートルほど、約100mのぼってきました。

     
野球場では軟式野球の試合をしていました。子どもでなく、大人のチームの試合でした。野球場の向こうに見えているのは赤城山です。

 

     
運動広場から金古南小学校の脇を通る集落道路を足門町へ向かって下りました。クリの木に緑のイガが膨らんできているのを見っけました。

 

     
足門町の洋菓子店『グラムランプ』です。県道に面した側は、『サイクルハウス・ウイッシュ高崎足門店』というスポーツサイクルショップです。グラムランプは奥にあります。グラムランプはスコーンを主力商品にしているお菓子屋さんですが、ベイクドケーキや焼チョコレート、ビスケットなどの焼き菓子もあります。夏向きの冷たいお菓子もあります。詳しいことはホームページフェイスブックでご覧ください。

     
グラムランプのキャッチコピーは「はかりうりのおやつ」です。種類ごとに目方を計り単価を乗じて売価が決まります。写真はビスケットの計量をしているところですが、この秤がすごいんです。真ん中に貼ってある検定シールが「大阪府 54年」なんです。この秤は、昭和54年、45年前の1979年に大阪府で計量検定を受けている秤なんです。そんな古いのって心配は無用です、今年の7月に高崎市の検定を受けて「合格」していますから。すごく懐かしい秤です。

 

     
帰りは下り坂、楽チンして帰ってきました。道端でオミナエシの花に出会いました。まだつぼみ、もうちょっとで花開くところでした。
そうそう、忘れるところでした。グラムランプの酷暑の夏のサービスは、サマータイムの採用なんです。開店を1時間繰り上げて9時半開店、気温が高くなる前に買い物ができるようにしてくれています。私みたいな暮らしをしている人間にはありがたいサービスです。

     
染谷川に何度か出会いました。金古南小の少し下の住宅地の中で出会った染谷川は、狭い水路でした。国分寺跡近くの関越自動車道路の脇で出会った染谷川は立派な川になってました。せいぜい6~7kmほどなのですが、すっかり変わっちまうんですね。こんなして、20.5kmの買い物で軽く運動したんです。

     
グラムランプのスコーン三種です。枝豆パルチザン、ココナッツホワイトクリームチーズ、グランベリーキャラメルです。上の2個はユキ子さんのランチに、グランベリーキャラメルは私のおやつになりました。おいしかったです。

 

     
午後は自宅で自愛生活、でも、COCOのブラッシングをしてあげました。まだ換毛期が終わりません。たくさんの抜け毛がとれます。きれいになってもやることは昼寝だけなのがCOCOの生活です。

 

     
夕食は、アジの南蛮、ナスのかば焼き、野菜の酢の物、それとミョウガと青シソの卵とじの汁でした。南蛮には、玉ネギ、人参、青シソを、酢の物は長芋、トマト、オクラ、オカヒジキ、シメジのポン酢和えです。

 鰻と見まごう茄子のかば焼きです。鰻と比較することは間違っています、ナスのかば焼きは立派においしいかば焼きです。夏のわが家の定番料理の一つです。

今日の最高気温は40℃などと予報されていますが、気をつけて準備して、NiiSへトレーニングへ行ってきます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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COCOに「なんでこんなに暑いのか」と尋ねたら、<人間が悪いことしてんだいね>だって。

2024-07-28 06:59:43 | なっからさくい生活

午前9時半、気温32℃、広東橋から十六本堰の方を見たら日差しが目に痛かったです。川岸は夏草の緑に覆われて、水路壁の石垣はすっかり姿が隠れちまいました。

     
こども公園の広場には人の姿が見当たりませんでした。しばらく眺めてたら、カラスが一羽サルスベリの木の下に舞い降りてきました。そして、水色のシャツを着た女性がやってきました。カラスと待ち合わせではなくて、ただの散歩みたい、カラスにかまわず通り過ぎて行きました。

     
青空に白い夏の雲、榛名山の方角に積乱雲が沸き上がってきていました。夕立を期待してもいいのかな…

 

     
JAファーマーズ朝日町店の直販所で買って来た長ナスです。ふわっとした柔らかな食感が炒め煮にしたりするのにとても良いです。こういう長いナスを始めて見たのは、小学校3年のとき、九州の福岡の街の八百屋の店頭でした。九州では変なもん食べてるんだなってたまげたのを覚えています。

     
常備菜に長ナスと干しサクラエビの炒め煮を作りました。それと、ゴボウと牛肉の有馬煮も炊きました。前橋るなぱあくで働いていた時の握り飯の弁当のおかずはこれと決めていました。今は冷凍保存の生の実山椒を使いますが、るなぱのときは中央通り商店街の小田原屋本店の実山椒の佃煮に頼っていました。

       
2008年8月30日に朝日新聞群馬県版に掲載されたコラムです。野村たかあきさんが挿絵に描いた人は、小田原屋本店三代目主人の良一さんです。喫茶店『シープ』のマスターっていった方が覚えている人が多いかもしれません。小田原屋本店は今はありません。『シープ』はヒトが代わって新しくなっています。ゴボウ入り牛肉の有馬煮、すごく懐かしい、愛着のあるおかずです。

 

     
12時過ぎ、岩神の養田鮮魚店へ魚を買いに出かけました。気温は35℃を超えていました。少しでも涼しく安全にと、広瀬川沿いの道を行きました。「この暑さでお客さんが来ません!」、養田鮮魚店ではご主人が悲しそうにしてました。キントキダイ、ホタテ貝。マグロの中トロなんかを分けてもらいました。何とか耐えて頑張ってもらうしかないんですよね…

     
ヤブカンゾウの花が終わると、風呂川の岸から花の姿が消えます。緑の夏草が川の流れに覆いかぶさっています。

     
平和町の路地で、植物化して傾きかけている家に出会いました。人が暮らしてゆくのにふさわしくない環境になると家も街もみんな植物化してくのかなって思いながら眺めていました。

     
岩神町からの帰り道、呑竜仲店のヤギカフェで昼食を食べました。「オリンピック見てますか?」って美郷さん、「ほとんど関心ないです」って私。そうなんですね、東京オリンピックのマラソンで銅メダルだった円谷幸吉さんが「父上様、母上様、三日とろろ美味しゅうございました」って書き出しの遺書を遺して自死したことを知って以来、オリンピックへの関心がすごく薄らいだ気がしています。

     
家に帰ると、COCOが二階の家事室の階段の際で倒れるように寝ていました。COCOは冷房が効いていません。「大丈夫か~?」、<寝てるだけ~>、「あちくないか~?」、<あちいよ~>だって。来週はもっと暑い日が続くみたいです。どうしたんだろう…

 「なんでこんなに暑いのかな?」、<人間が悪いことしてんだいね、そのせいだいね>、「悪いことって、温暖化の原因になる化石燃料の使用なんかのことか?」、<違わい、もっと悪いことだい!」

 <『戦争』さ。ウクライナでも、パレスチナでも、ものすげえエネルギー消費して人殺しをしているんが人間じゃあねえか!>、「うん…」、<やめられねえのか! やめさせられねえのか! 罰当たりなんだいね…>、返す言葉が見っかりませんでした…。パリでオリンピックが開かれているさ中にも、ロシアはウクライナにミサイルを撃ち込み、イスラエルはガザを爆撃しています。

 

     
一休みしてから、スズランデパートの南にある平野屋米穀店へ買い物に行きました。それから夕食の支度、ユキ子さんが義母さんと一緒にする食事のおかずをいつものようにこしらえました。刺身の盛り合わせと酢の物と枝豆です。別に、枝豆豆腐の冷ややっこと、椎茸とミョウガの汁でした。

     
ユキ子さんが出かけた後に外へ出て見る赤城山の上には夕立を運んで来そうな雲は見当たりませんでした。

     
西の空にも夕立雲はありませんでした。沈みかけた太陽が雲を少しだけ茜色に染めていました。南東の空には大きな雲が見えていました。埼玉の方では降っているみたいでした。

 

     
私はゆっくり一人飯をしました。刺身の盛り合わせは、マグロ、キントキダイ、ホタテ貝柱です。キントキダイおいしかったです。

     
酢の物は湯引きした貝柱のひもと、キュウリ、オクラ、オカヒジキ、青シソ、シメジを甘酢で和えています。冷ややっこは豆腐が見えなくなるまで刻みミョウガと青シソの葉をかけていただきます。『薬味』ちょこっとという品の良さは無視しています。

tenki.jpの予報では、今週の前橋の最高気温は、37℃(日)、39℃(月)、37℃(火)、36℃(水)、37℃(木)、36℃(金)、36℃(土)となっています。どうやって過ごすか思案投げ首です。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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最高気温が全国第8位の猛暑ものかわNiiSでトレーニングして、天狗印の枝豆茹でて、上毛新聞社を訪ねたけど、バテ気味で…

2024-07-27 07:29:33 | なっからさくい生活

「抜けるような青空」って言葉があるけど、こう毎日、危険な暑さの青空見上げれ入ると、「年寄りの命が抜かれるような青空」に見えてくらいね。きれいってばきれいだけど、あんましこういう空の向こうには行きたくない気がしてきたいね…

     
<とんでもない暑さが続いて、ヒゲも少々バテてきてらいね。数え八十のジジイだから、バテるんが普通だと思うけど、ちっとんばいかあいそうな気もしてきたいね。でもさ、ヒゲは自転車でNiiSへトレーニングに行くのに少し早めに出て、元総社町友だちのところへしば漬けを届けに行ったんだいね、よくやるよ>

 

     
午前10時過ぎに家を出たのですが、気温はもう35℃近くなっていました。前橋駅前通の欅並木の下を走って行きました。パッと停まってデジカメを取り出して通りを見たら、歩行者は1人しか見えませんでした。それと自転車が1台、極度に人通りの少ない夏の日でした。

     
駅前通りを西へ、利根橋を渡って石倉町へ入りました。石倉町も閑散としていました。金曜日の午前10時半ごろ、『外出禁止令』でも出されててみんな屋内に逃げ込んでいるみたい…。

 友人にしば漬けと新生姜の梅酢漬けを届けてから、大友町のNiiSのジムへ向かいました。通りかかった路地の家の前で咲いていた白いキキョウがきれいでした。

 滝川沿いを走って、いつもよか15分ほど早くにジムに着いちゃいました。体成分分析装置の計測結果は良好でした。でも、鈴木トレーナーは私の体調をチェックして、いつもよりも軽めのメニューにしてくれたみたいです。でも、汗をかきました。

 

     
帰りに中央大橋の上から利根川を見たら、前夜に上流部でも雷雨があったはずなのですが、水に濁りはなく、増水もしていません。アユを追う釣り人の姿が見えていました。

     
このあたりの利根川の漁場を管理している群馬漁協のホームページのブログを見ると良型のアユが釣れています。放流アユだけでなく、天然遡上のアユも釣れているみたいです。

     
ちょうど昼休みの時間になっていたのですが、幸の池には散歩する人の姿もありませんでした。気温は36℃を超える危険な暑さになっていました。

 

     
<ヒゲが出かけている間に、ユキ子さんが裏庭からミョウガを摘んできたんです。もうこんなに、いつもの年よか早い気がすらいね。帰って来たヒゲは喜んで、そうめん茹でて、ミョウガ刻んで食べてたいね。高校野球の継続試合は前商が勝ったよって報告したら、よかったて喜んでた>

     
<そいからさ、吉駒のことを応援してくれている方から天狗印の枝豆がどっさり送られてきたんだいね。これも喜んでさ、早速茹でて、冷まして、冷凍保存してたいね。暑い暑いと言いながら、夏を楽しんでらいね。それから、ユキ子さんと一緒に出掛けて行ったんだけど…>

 

     
行った先は上毛新聞社の本社です。吉駒が、県邦楽協会に会長をしている上毛新聞社の内山会長が激励に来てくれたのでお礼に伺うというのでついてきました。内山さんに会うのも久しぶり、ちょっとお聞きしておきたいこともあったものですから。

     
上毛新聞本社ビル8階の窓からの眺めです。これは赤城山の方角です、高い建物は県庁舎です。昨日の前橋の最高気温は37.6℃、全国最高気温ランキング第8位に入賞しました。そして、伊勢崎と桐生が38.3℃で2位、舘林が37.7℃で7位、群馬の4都市がベスト8に並び赤城山の麓は全国で最も暑いゾーンとなっていたんです。山もボケきってます。

    
こちらはわが家の方角の眺めです。とはいえ、わが家は探しても見えませんでした。右の高い建物は前橋駅前の高層マンションです。中ほどの帯状の木立は利根川の岸の木々です。前橋の街を新前橋の8階から眺めるとこんな具合に見えるんです。

 

     
夕食はいつもよか少し簡単にさせてもらいました。野菜の天ぷらと、牛肉の柳川風、汁は椎茸と裏庭のミョウガです。ユキ子さんは器に詰めて義母さんと一緒に食べるんで運んでゆきました。私はひとり飯。

     
野菜の天ぷらは、いただきもののカボチャ、いただいたばかりの天狗印の枝豆のかき揚げ、裏庭のミョウガ、サヤインゲン、そしてオカヒジキです。どれもおいしかったです。

今日は土曜日、特に用事はありませんので体調を整えたいと思っています。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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