マユミの花が咲きました。いつもお世話になっているМさんのお宅にあるマユミの木です。毎年美しい実をたくさん付けますから雌木ですが、花には雄しべもついています。ただ、雌木に咲く雌花の雄しべは退化しているらしいです。不思議な花です。
マユミの花が咲く頃には中川小学校のタブノキの花も咲いているはずと、寄ってみたのです。
中川小学校の正門を入ったところで暮らしているタブノキです。もともと海に近いところの木ですから前橋の街ではとても珍しい存在です。それに、中川小学校は前橋市で二番目に古い小学校、この地に開校したのが1874年(明治7年)です。このタブノキは開校時からこの場所にいたって伝えられていますから樹齢150年をゆうに超えています。
花はもう散り始めていました。薄緑色の小さな花です。夏になると黒く熟した実がたくさんなっています。いっぱいの花、大きなタブノキは今年も元気です。嬉しいです。
木の脇にこんな解説版が建てられています。1945年8月5日の前橋大空襲で中川小学校も校舎は全焼し、校舎の脇で暮らすしていたタブノキも大やけどを負ってしまったんです。でも生き続けています。
解説版にある「焼け焦げ、炭のようになった真っ黒なようす」幹の火傷の痕です。中川小学校の大きなタブノキは前橋に残る代表的な戦争被害樹なんです。
<おい、今日はな、G7群馬デジタルサミットとかであちこちで交通規制や警戒警備が行われるらしいから、ヒゲはうろうろしちゃダメだぜ。どう見たって不審人物なんだから…>、朝、COCOから忠告を受けてしまいました。
忠告に従って午前中は家で常備菜づくりをしました。戻したすき昆布、一日水に浸して茹でた黒千石大豆、茹でた筍の姫皮、実山椒入りの牛そぼろ、厚揚げ、茹でた人参なんか用意して、まずはすき昆布と黒千石大豆の煮物です。
筍の姫皮と牛そぼろの煮物です。そして厚揚げと人参の煮物を煮て…
ウドと舞茸と牛肉の煮物も煮ちゃいました。それでも、まだ10時を過ぎたばかりです。もうちっと暇つぶししないと…
そいで、辛い物好きな人のために、コチジャンベースのタレで茹でタケノコを和えたピリ辛のナムルを作りました。ニンニクも効かせましたんでかなり効きますね。気に入ってもらえるかな…
台所の片付けを済ませた11時半ごろに、岩神町の養田鮮魚店へ魚を見に出かけました。城東町の路地でサビ猫に出会いました。<COCOの忠告忘れんじゃねえよ!>だって。
無事に街を抜けて前橋公園近くまで来ると、警備の警察官の姿がやたらと目に入ってきました。臨江閣でサミット関連のイベントがあるらしく、前橋るなぱあくも休園していました。前橋公園で遊んでいる人の姿はなかったです。
立ち止まったり、写真撮ったりしないで、急いで柳原に来るとブチ猫に出会いました。<この辺もパトロールしているから気を付けた方がいいよ…>だって。
養田鮮魚店に着くと体調4cmほどのちっこいカナガシラの幼魚が出迎えてくれました。何かに混ざって送られてきちゃったみたい、「かわいいでしょ!」、商品にならない魚を店主は自慢していました。イシダイも魅力的でしたけど、イサキとサクラマスなんかを買い込みました。
帰りは、警備・警戒の対象になっていないゾーンを通ってきました。緑濃い広瀬川沿いでは警備関係者に出会うことはありませんでした。
代わりと言っては何なんですけど、白い花や真紅の花に出会いました。
前橋ガレリアの工事現場では、ホールにシャンデリアを取り付ける作業をしているのが見えました。プレオープンまであと一週間になってるんじゃなかったけな…、大変だな…
三河町の路地でサバトラ猫に出会いました。<ご無事で…、COCOさんが心配してますよ…>だってさ。
COCOは心配なんかしていませんでした。ぐ~すか、しっかり寝ていました。
前橋の日没時刻が、昨日18時30分となりました。日が長くなって、ユキ子さんの両親へ夕食のおかずを届けに行くときもまだしっかりと明るいです。
夕食です。白エビのから揚げと筍の竜田揚げです。炙ったイサキの刺身にマグロがちょっぴりです。イサキおいしいです。
煮物は午前に煮た常備菜の盛り合わせ、汁は筍とわかめです。あと、小松菜の胡麻和えが付きました。
ユキ子さんの両親へはこんな具合、常備菜は別の保存容器に詰めてお届けです。
今日で4月が終わります。早いな、時の過ぎるのが…
北國新聞に「小松に役者絵お目見え 5月、こども歌舞伎まつり」って記事が載りました。美登利会も紹介されていて、「雨の五郎」と「手習い子」の役者絵の写真も掲載されています。こちらをご覧ください。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
4月9日に開催いたしました第79回美登利会公演と第4回三代目若柳吉駒リサイタル、たくさんの皆さまにご観覧いただくことができまして、大変にありがたく心から御礼申し上げます。また、会の開催にあたり様々なご支援をいただきました皆さまに心からの感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
5月4日と5日に石川県小松市からご招待をいただき、「第24回日本こども歌舞伎まつり」の舞台で美登利会の子どもたち6人が「雨の五郎」と「手習子」の歌舞伎舞踊二題をご披露させていただく機会をいただきました。前橋市及び前橋市文化協会のご支援もいただきまして、みんな張り切っております。元気よく行ってまいりたいと存じます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、次回の来春の公演は80回目を迎えます。会員一同精進を重ねてまいりますので、皆様のお力添えをお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい